マツダ アテンザスポーツ 「美しいエクステリア，安定した走行性，シー...」のユーザーレビュー

美しいエクステリア，安定した走行性，シー...

2009.2.28

総評

美しいエクステリア，安定した走行性，シートの造りの良さなどの居住性。ロングドライブでの疲労の少なさ。Ｄセグメントにおいて，トータルバランスの高さは世界を見てもかなりのレベルです。もはやクルマのレベルで選ぶのではなく，好みで選ぶ時代になりました。
アンチマツダの先入観さえ捨てれば，ドイツで認められている理由がよく分かるはずです。実際，私も元アンチマツダでした。アテンザは偏見を溶かす良いきっかけとなりました。
日本メーカーでありながら，極めてドイツ車的で，しかしベンツにもＢＭＷにもアウディにもＶＷにも似ていない味付け。可能なら，机上の議論でなく，乗り比べてください。個性的なマツダ６だから，人によって賛否がはっきりするのでしょう。
走行性能は，ユーロＲやタイプＲと比較して不満に思っても，当たり前です。量産型と特注型の比較は見当違いです。むしろ旧型のＭＳと比較してください。

満足している点

エクステリアは現在のセダン・ハッチバックの中でも最高位の洗練されたデザインでしょう。現Ａ４，Ｃクラスと並べてみても，それぞれの個性が際だって面白い光景になります。
シンプルなインテリアは好きずきでしょうか。
静粛性もスポーティ志向の強いモデルにしては優れています。
シートのできはかなりのものです。
安定性・旋回性能は，日常域で扱うレベルでも爽快なできばえです。量産型モデル比較では，現行アコードやギャランフォルティスなど，後塵に帰す完成度。速度をあげずとも楽しいクルマです。

不満な点

ただし，ワインディングなどをハイスピードで走るには，ボディの重さとＦＦの臭みが鼻につくようになり，不満です。
また，間違ってもレガシィＢ４ＧＴシリーズや３３５iのようなレベルを期待してはいけません。
インテリアもスイッチが少なく，無機質に並んでいるので，欧州モデルに比べれば拍子抜けします。
静粛性やボディ剛性は高いのですが，18インチとのセッティングがいまいちで，乗り心地が良いとは言えません。タイヤをレグノやプロクセスＣＴＳなどに変えれば少しはマシになるか。それとも、17インチにダウンするか。ゆったり乗りたい人には不向きです。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験