マツダ アテンザスポーツ 「利便性の高い５ドアハッチバック車を認知で...」のユーザーレビュー

利便性の高い５ドアハッチバック車を認知で...

2007.9.17

総評

利便性の高い５ドアハッチバック車を認知できない日本の車社会はやはり欧州に比べ未成熟。
車名にスポーツと言う名称が付くためにＧＴカーと勘違いして動力性能の低さを批判する人や自らが保守的なために先入観で毛嫌いする人が多いが、スポーツ＝運動性能が良いと解釈して欲しい。
初代ＦＦファミリアを２台、カペラを２台と乗り継いでいたが、マツダ車の耐久性の低さに嫌気がさしてトヨタ車に１０年間乗った後の久々のマツダ車は大正解な車だった。
イヤーモデル制を採用した車の最終年式モデルだけあって、ユーザーレポートに見られる様なトラブルは皆無である。
新型の発表に話題が移っているが、個性に乏しい新型のスタイリングを鑑みると、未だ間に合う人には現行の最終型は間違いなく満足なお奨めです。

満足している点

流麗なスタイリングは５ドア車としては近年の日本車では傑作の部類に入る。
評判のハンドリングの良さは体験して感じたところ、回頭性が良いと言うこと。
ねらった方向へクイックな舵角で反応するのがその証拠。
２４０万円と言う価格と高い値引き率から推測すると製造原価が低そうだが、その割りには充実した装備。
内装がチープだと言う意見（評論家も含め）が多いが、限られたコストの中で車のどこにお金をかけるかがメーカーの主張であると思う。
安全性・動力性・スタイリング・利便性・快適性の順でいくと内装の豪華さなど最も後回しで正解。
正しい車作りをしているメーカーの代表車だと言う事が感じ取れる車である。

不満な点

オプションで不必要な装備と抱き合わせの高価なサンルーフを装着したが、天井のスイッチにも透過性照明位つけてくれないと、夜はスイッチの位置が判らず不便。
ハンドル右下のサングラス入れは位置が悪く、うっかりフタを開けたまま乗降するといつか脚で壊してしまう。
ヘッドレストが前後に角度を変えない（１０年前のトヨタの大衆車にでもついている）。
加速のためにアクセルを踏むと心地よい音と伸びやかに回転が上がるエンジンだが、いかんせん重い車重（１．４ｔ）が災いして加速力が乏しい。
恐らく発進加速は１５００ｃｃのアクセラスポーツ（ＭＴ車であれば）にも負けるかもしれない。
アテンザに乗り換える前の車（Ｈ９年式カリーナＧＴ／１．２ｔ、１６００ｃｃで１６５馬力）でスポーティーなセダンを経験してきただけに、アテンザは車重と馬力のバランスが取れていない。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験