マツダ アテンザスポーツ 「日本車の中で今や稀有な存在。マツダを見直...」のユーザーレビュー

日本車の中で今や稀有な存在。マツダを見直...

2006.8.19

総評

日本車の中で今や稀有な存在。マツダを見直したというのが、本音。不満点を飲み込みつつも、愛着が持て、何より運転が楽しいと思わせてくれる車である。
ミニバンの市場シェアが高い昨今、どうしても国産スポーツタイプの車は少数派になりがちであるが、運転が楽しいという何物にも変えがたい気持ちを今一度熱くしてくれる車を、販売台数当の事情を加味した上でも国内メーカーからたくさん出してもらいたい。
マツダはアテンザ以降「ｚｏｏｍ　ｚｏｏｍ」を合言葉にその根幹を今一度広めることをどこよりも先駆けているメーカーであり、アテンザはそのことを何よりも感じさせてくれる車。

満足している点

エクステリア・ハンドリング・実用速度域での加速感・コストパフォーマンス。特に国産車でこの価格帯でこのクオリティの車は珍しいと思う。
今や少ないミドルクラススポーツタイプであり、尚且つＭＴがあることが嬉しい。あまり売れてないようだが、もっと注目されるべき。ＭＣ後はＭＣ前の課題であった内装・静粛性も随分改善されたらしいので、この車の注目度が少ないのは残念。
グレード名にスポーツと謳いつつスポーツカーでは無いが、3000回転からのトルクフルな加速感とＭＺＲエンジンの奏でるスポーツサウンドは単にスペックでは比べられないマツダの職人気質を感じる。
ディーラーの対応も◎。

不満な点

再三述べられているが、前期は特に内装の質感がひどい。インパネ・内張りを構成している素材に、コストダウンをオーナーに感じさせ過ぎてしまうものがある。
また、細かい点だがトランク内ジャッキを収納してある部分の鉄フレーム部がカッティング後研磨してないのではないかと思うほど、手を切りそうなぐらい鋭利になっていて非常に危ない。
細かい点で心配りが無く、Ｔ社とその細かい点でどうしても比べられてしまう。全体的に非常に惜しい点が目立つ。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験