2021年11月
■2021年11月
マセラティジャパンは、「レヴァンテ」の2022年モデルを2021年11月2日に発売した。
2022年モデルは、エンブレムのロゴを刷新。従来まではフロントボンネットフードに赤青緑白の四色のロゴを使用していたが、2022年モデルから白とマセラティブルーの2色使いとして、よりスタイリッシュにした。またCピラーのロゴも旧ロゴから新しいトライデントロゴに変更され、これに伴いリアのレタリングも更新した。
また「GT」、「モデナ」、「トロフェオ」の新しい3つのトリムを導入。「GT」はブラント初となるSUVのハイブリッドモデルとなる。こちらは同年12月に導入予定。
■2021年12月
マセラティジャパンは、「レヴァンテ」にハイブリッドモデルを設定して、2021年12月6日に発売した。
ハイブリッドモデルは、4気筒2リッターエンジンと48Vのハイブリッドシステムを組み合わせ、減速および制動時にエネルギーを回収する。このハイブリッドモデルは従来の6気筒エンジン搭載車(ディーゼル車、ガソリン車)と比較して、車重が軽く、バッテリーをリアに配置したことで、車両の前後重量バランスを最適化。最高出力330ps、最大トルク450Nmを2,250rpmで発揮し、最高速度は240km/h以上、0-100km/h加速は6秒という。
内外装のディテールには、ハイブリッドモデルを象徴するブルーのアクセントを採用。3連のサイドエアダクトやブレーキキャリパー、Cピラーのロゴがブルーで表現され、インテリアは、同じブルーの色調がシートの刺繍に選択できる。
■2022年2月
マセラティは、「レヴァンテ」に特別仕様車「MCエディション」を設定して、2022年2月2日に発表した。
「MCエディション」は、96年前にアルフィエーリ・マセラティがタルガ・フローリオの1500ccクラスをティーポ26にて制覇したマセラティのレーシングヒストリーの起源を体現したモデル。ボディカラーは「Giallo Corse(ジャッロ・コルセ)」と「Blu Vittoria(ブルー・ヴィットーリア)」の2色を設定した。
「ジャッロ・コルセ」は、3層の黄色に光の加減でかすかに表れるブルーマイカを加え、スポーティで先進的な外観を実現。もう一方の「ブルー・ヴィットーリア」は、3層のマットブルーで極めて深い青色でインパクトをだしながらも、鮮明な印象を残すという。黄色と青色は、スーパーカーの聖地として有名なイタリアのモーターバレーを象徴するとともに、マセラティの本拠地でもあるモデナのオフィシャルカラーでもある。
ピアノブラック色の特徴的なディテール、リアフェンダーとBピラーに専用バッジを装備しているのが特徴。また22インチホイールが装着され、ホイールリムのグロスブラック仕上げとブルーのブレーキキャリパーを採用した。
インテリアは、ブルーカーボンファイバーのコンポーネントや、ナチュラルな「ネロ・ピエノフィオーレ・ブラック・レザー(Nero Pienofiore black leather)」と呼ばれる高級皮革の全面に黄色と青色のステッチが施され、デニムをアクセントとして採用。ヘッドレストには「MCエディション」のロゴがエンボス加工され、専用エンブレムをコンソール中央に配置した。
■2022年3月
マセラティジャパンは、「レヴァンテ」に特別仕様車「GT ネロ インフィニート」を設定して、2022年3月30日に24台限定で発売した。
「GT ネロ インフィニート」は、「黒」の魅力を追求した日本限定の特別仕様車で、イタリア語の「ネロ インフィニート(Nero Infinito)」の意味は「どこまでも黒い」、「漆黒」。新世代マイルドハイブリッドを搭載した「GTハイブリッド」をベースに、Cピラーのエンブレムをモデナ仕様の「黒」に変更した。また通常はシルバーのサイドGTバッジや、リアゲートに刻まれたmaserati とLevante/Ghibliの文字も、特別な「黒」のコーディネートを施している。Bピラーは、アクセントとして「Made in Italy」を象徴する国旗のトリコローレをあしらった。