ロータス エリーゼ 「ロータスが送る割り切り必死のライトウェイトスポーツ」のユーザーレビュー

ロータスが送る割り切り必死のライトウェイトスポーツ

2017.7.12

総評

悪口ばかり書いてるようにも見えますが、たぶん
それは私がメインカーしか持てない庶民だから
かと思います。
実際割り切りは必要な車です。1000万しますしね。
ですが、それらを超えた先に到達された方には
とてもお勧めの完全趣味クルマです。
走ることへの拘りと妥協の無さはその装備と材質
そして一度試乗されれば解ると思います。
そういう意味ではS660の最上位互換種と言えなくも
ないのかも。そんなただ車と走っていたいという方
にはお勧めします。
実用性を求めるならば別の選択肢をお勧めします。
そういう車です。

満足している点

走ることに徹底的にこだわった装備、設計、素材
乗ったらわかる楽しさ。

不満な点

ディーラーが認める電装系の弱さ
ＦＲＰゆえの外装の歪やすさ。
価格と割り切り感。
家族持ちには以下略

デザイン

-

走行性能

-

トヨタ製エンジンをベースとする1.8リッターエンジンは
スーパーチャージャー装備で220馬力、トルク25.4kgm
を発揮する。とここまでなら86とどっこいな感じだが
最大の武器はFRPをも駆使した徹底的な軽量化。
防音材すらケチった結果得られた950ｋｇの車体は
とても軽快にかつ楽しく運転できる車に仕上がって
おり。実際乗っていてとても楽しい。操作性や
扱いやすさも問題ないが、１ＤＩＮしかないオーディオ
スペースや位置調整できないステアリングなど
かなり走るために割り切っているのがわかる。
シートも前後調整しかできないがその割に
バッチリシートポジションが決まるのはロータスの
経験からくるものだろうか、ちょっとすごいと感じた。
後ルーフはＳ660同様手動で丸めてトランクに
しまう仕様。

乗り心地

-

アイバッハ＆ビルシュタインから成るサスペンションは
不快さを全く感じさせず、かつしっかりとした
路面情報を伝達する。快適とは言えないが
スポーツカーとしては理想かもしれない。
遮音材が最小限のためエンジン音は室内のよく響き
（屋根付きでも同様）ＭＴの変則時の機械音も
よく聞こえる。

積載性

-

リアミッドシップエンジンさらに先に収納スペースが
ありここにルーフをしまう事ができる。
Ｓ６６０との差はただのプラスチックのケースでは
なく、ちゃんとした多目的収納スペースとして
作られている事。ただお世辞にも収納がいいとは
言えない。
因みに路肩に片輪を上げるとＦＲＰの外装が
歪むのでトランクの開け閉めに支障がある場合が
あるらしい。
後サイドシルの高さがとても高いため乗り降りは
一度シートを下げてからでないとできない。

燃費

-

気にする人の買う乗り物ではありません。

価格

-

故障経験

経年で窓ガラスが落ちることがあるらしい・・・・
電装系が弱いとのこと。