2017年6月
■2017年6月
エルシーアイは、「LESS MASS MEANS MORE LOTUS ~より軽く、よりロータスらしく~」のテーマに基づいて、「ロータス・エリーゼ」の価格やラインナップを刷新し、2017年6月23日に発売した。
軽量コンパクトなスポーツカー作りに徹するロータスのエントリーモデルであるエリーゼを、発表した当時のルーツに立ち返り、エアコンやオーディオ、フロアマットを外すなどして、徹底的な軽量化を実施し、約15kgの軽量化を実現した。またすべてのラインアップを「ライトウェイト」、「スポーツ」、「ロータスらしさ」を軸に見直し、中でもラグジュアリーな装備を削ぎ落とした「エリーゼ」は、500万円を切る戦略的な価格設定とした。
「エリーゼ スポーツ II/エリーゼ スポーツ 220 II」は、既存の「エリーゼ スポーツ I/エリーゼ スポーツ 220 I]に、数々の新コンポーネントを採用することで、「より軽く、よりロータスらしく」のコンセプトに近づけるエリーゼにアップグレード。新デザインの軽量フロントクラムシェルの採用や、リア・トランサム・パネルのデザイン変更により、さらに洗練された、アグレッシブなフォルムになっている。
今回ラインナップに加わった「エリーゼ スプリント/エリーゼ スプリント 220」は、エランなどの歴代モデルが冠したエンブレムを復活。またカーボンファイバー・バケットシートや新型軽量鍛造アロイホイールなどを標準装備したのをはじめ、カーボンファイバーの採用、ポリカーボネート・リアウィンドウを合わせて、「エリーゼ スポーツ I/エリーゼ スポーツ 220 I」との比で36kgもの軽量化を実現した。徹底した軽量化の追及によって、加速性能はより一層高められ、比類なき抜群のコーナリング性能を発揮するという。
■2018年10月
エルシーアイは、「ロータス・エリーゼ カップ 250 GPエディション」を2018年10月18日に発売した。全世界(日本を含む)で40 台の限定生産となり、日本には20台が導入される。
「ロータス・エリーゼ カップ 250 GPエディション」は、1.8 リッタースーパーチャージャーエンジンを搭載し、最高出力248.4PS、トルク244Nm を実現する「エリーゼ カップ 250」をベースに、「チームロータス」が1972 年から1986 年まで戦ったF1 をコンセプトに開発。軽量素材のリアウィングやフロントスプリッター、リアディフューザーを⼀新するなど、数々の改良によりエアロダイナミクスを向上させ、224km/h の速度で125kgのダウンフォースを発生。「カップ」の名を冠する最新のモデルとして、公道走行とサーキット走行の垣根を取り払い、日常に使用できるレースカー機能を備えている。
■2019年7月
エルシーアイは、「ロータス・エリーゼ」に特別仕様車「エリーゼ ヘリテージエディション」を設定して、2019年7月19日に発表、同日に30台限定で受注を開始した。
「エリーゼ ヘリテージエディション」は「エリーゼ スポーツ 220II」をベースに、ヘリテージをコンセプトに生産された日本特別限定車。ボディーカラーは、通常は設定のないホワイトの「オールドオインクリッシュホワイト」に、ヘリテージレッド/ヘリテージグリーン/ヘリテージブルーのストライプペイントを組み合わせた。足元はブラックホイールで引き締め、通常はオプション設定ののデタッチャブルハードトップを標準装備した。
インテリアは、ボディカラー同様に通常は選択できないボディ同色オールドイングリッシュホワイトのインテリアカラーパック、3色のストライプペイントにマッチした特別なインテリアレザー(ベノムレッド/アロエグリーン/ノットブルー)を採用。またフロアマットとオーディオを標準装備した。