2024年2月
■2024年2月
レクサスは、プラグインハイブリッド(PHEV)モデル「NX 450h+」を一部改良するとともに“OVERTRAIL(オーバートレイル)”をラインナップに追加して、2024年2月29日に発売した。
今回の一部改良では、リアボディにブレースなどを追加して、ボディ剛性を強化するとともに、走り込みを通じてサスペンションのチューニングを熟成し、操縦安定性と乗り心地の向上を図っている。また走行制御の改良や走り始めの前後トルク配分の見直しを実施した。さらにボ室内の静粛性も高めている。
インテリアでは、インストルメントパネルセンター部ボックス内に充電用USB Type-Cを2個追加したほか、リアアウトサイドハンドルの照明を採用したり、盗難・不正売買防止策としてフロントガラス下の助手席側にVINナンバーを追加した。また“バージョン L”のフェンダーアーチモール(カラード)をディーラーオプションから標準設定へ変更。さらに、オプション設定のおくだけ充電のQi機能を向上(充電検知範囲拡大及び対応機種増)したほか、要望の多かったパノラマルーフをオプションで設定している。
ボディカラーはソニックカッパーを新たに採用。インテリアカラーは“バージョン L”にソリスホワイトを追加し、“オーバートレイル”を除く全車にヘーゼルを設定している。
今回追加設定された“オーバートレイル”は、アウトドアライフスタイルをイメージしたモデルだ。エクステリアデザインは、グリルやウィンドゥフレーム、ドアハンドル、アウターミラー、ルーフレールをブラック系統のアイテムでコーディネート。オフロードに適した18インチオールテレインタイヤを採用したのに加えて、標準仕様より地上高を15mm高めることで、悪路走破性を向上したという。
走行性能面では、「Trailモード」を改良して、走破性をアップ。また専用チューニングが施されたAVSをTrailモードと連動させることで、凸凹路走行時の乗員の頭の揺れを抑制してオフロード走行時の安定性や快適性を高めたという。
ボディカラーは新色のムーンデザートをはじめ計7色をラインナップ。インテリアカラーには専用の“モノリス”を採用した。ブラックを基調に低彩度のモノリスを組み合わせた新しいコーディネートにナチュラルカラーのオーナメントパネルを装備している。