レクサス IS 「New IS 200t 高速試乗」のユーザーレビュー

New IS 200t 高速試乗

2016.11.6

総評

マイチェンした200tターボのブラッシュアップに少し期待していましたが、期待外れ。

燃費のいい300hや、V6 3.5Lの350よりも、コストパフォーマンスでリードしていますが、ターボエンジン搭載のスポーティ・セダンとして捉えるなら評価は、★★ですね。

満足している点

レクサスブランドの乗用車としては、事業主からのオーダーは少なく、圧倒的に個人が多いそうです。
エクステリアは好みが別れますが、シートを含めたインテリアは好感がもてました。
ナビは大きくなって、見やすくなりました。

不満な点

2.0Lダウンサイジングターボは、スポーティ・セダンとしては、レスポンス、加速フィールともイマイチ。
スペック小の、300hと変わらない体感加速。
さらなるリファインを希望。

デザイン

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走行性能

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10月20日発売されたマイチェン直後のIS 200ｔ “F Sport”に試乗しました。
短距離ながら高速試乗（東関道）をしてきた、動力性能中心のインプレです。







ドライブモードセレクトをSPORTS+に設定。ETCゲートをくぐり、加速してみました。
流れを上回るスピードで加速、パドルシフトを使い、245PS/350Ｎｍの走りを体験してきました。


8AR-FTS
L4　2.0L
245PS/5,800rpm
350Ｎｍ/1,650～4,400rpm




私が普段の足としているマークX G's（V6 3.5L　318PS/380Nm）と比較すると、アクセルレスポンス、瞬発力、加速力とも明らかにアンダーですが、乗用車として乗るならこれで十分といった性能を感じました。

ただ気になった点がひとつ、今春試乗したクラウンアスリートS-Tと同型式エンジンながら、随分その印象が違っていました。
クラウンのほうが圧倒的にスムーズな吹け上がり。正直、このクラウンに試乗したとき、V6 3.5Lもアドバンテージがなくなってしまった、と感じましたが、IS 200ｔのエンジンはスムーズさ、加速の気持ちよさは感じなかったことです。

マイチェン前にも試乗しましたが、やはり印象はそれほど変わりません。
クラウンはあの1台しか乗っていませんが、その差は歴然としています。

同日、300hハイブリッドのバージョンＬにも試乗してみましたが、200tとの差はほとんど感じませんでした。

乗り心地

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適度な硬さ、“F Sport”、“Version L”とも決してソフトな乗り心地ではありませんが、この適度な硬さが、このクラスのスポーティ・セダンのスタンダードでしょうね。

試乗車は、TＲＤのオプション装着車でした。
ショックアブソーバーは標準仕様。

積載性

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分割シートと平均的なトランク容量。ただ、ゴルフバック4個は無理でしょう。
エクステリアを優先したデザインのため、後席に出入りするのに、Cピラーが大きく邪魔をします。
天井も低く、長身の大人にはきついリアシート空間。。

燃費

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200ｔJC08モード13.2㎞/l。試乗車は7.9㎞/l。
よくもなく悪くもなく、こんなところでしょう。

価格

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故障経験