俗に言うスーパーカーと 同等のスペック・質のクルマを製造・販売するとなると、やはり数千万クラスになってしまうものなのでしょうか？

Question

？

例えばフェラーリのフラッグシップモデルであるF12ベルリネッタは、6.2L/V12で3700万~です。
同じイタリアメーカーランボルギーニのフラッグシップモデルであるアヴェンタドールは、6.5L/V12で5000万前後です。
また、イギリスメーカーのマクラーレンのフラッグシップモデルであるP1に関しては、約1億円というケタ違いの価格です。

無論、数千万という大金でエンジンを買うのではなく『クルマを買う』ワケですから、エンジンスペックだけを見るというのが愚行である事は承知しております。

しかし国産メーカーの技術で、本気を出せば かなり安く質の高いスーパーカーを作れるのではないかと思っております。

やはりこのようなクルマを作るには このくらいの価格が妥当なのでしょうか？
それとも、ブランドバリューによる影響が大きいものでしょうか？

補足

日産のGTRは、他社スーパーカーとはケタ違いの 3桁万円。。。 スペックは若干劣るとは言え、コレが日本の技術…と言ったところでしょうか。

Answer 1

公道最速マシンのラリーカーなんて、上位を日本車が占めてるでしょう？
エンジンだって各レースカテゴリーでは日本製エンジンは活躍してるし。
技術的には作れるがコストは別問題ですよ。
同じ部品、同じ構造で車を作るとなると、価格は似たような価格になるのは至極当然。
だって国によって同じ部品の値段が変わる事無いからね。
じゃあ価格の違いはどこから来るものなのか？というと、開発費や需要に大きく左右されます。
車の価格を決めるにあたり、車を作るまでに掛かったコストと、予想販売台数の見切りが大事です。
フェラーリやランボルギーニ等は世界的にスーパースポーツのネームバリューが大きいので売れる見込みが高いが、日本車にスーパースポーツのイメージは少なく、イタリアンスポーツカーに比べ販売台数は見込めない。
販売台数が少なければコスト面から車両価格を上げないと利益は出ない。
だが価格を上げるとますます売れない。
だから日本車メーカーはスーパースポーツのカテゴリーには殆ど手を出さない。
その中でGT-RやNSXなんて、あの価格で売ってもメーカーは赤字なはずなのに販売してる事は日本車メーカーの意地で出して、採算度外視の凄い事なんですよ。
それにあのカテゴリーの車は性能や速さだけでなく、メーカーの歴史やイメージが大事なのです。
例えばトヨタがF12と性能もスタイリングもそっくりな車をフェラーリよりちょっと安く販売しても、大半のユーザーはフェラーリを選ぶと思いますよ。
あのカテゴリークラスの車は歴史有るメーカーに任せておいて、そっとしておけば良いと私は思います。

世界の車と比べても日本車の販売数は桁違いですから価格を抑えて販売出来るのであり、外車と同じ販売台数なら昔の日本車価格のように、安くはならないですよ。
ただ海外とは違い日本人は、限られた中で高い品質の物を作るのは、昔から特化してますからね。

質問者からのお礼コメント

皆さん回答ありがとうございました。
面白い回答ばかりで、参考になります。

Answer 2

そう云う車って天才が造る工芸品。
国産車はパンピーが造る工業製品です。
我が国には天才は居ません。
Ｆ１で全く勝てませんよね？
あれは天才が集ってレースをやっているからです。
我が国には天才は居ません。
当然勝てません。
イタリアなんてパンピーのレベルが低いので、工業製品では我が国に全く及びませんが、その国の天才が造る工芸品には天才の居ない我が国は、全くかないません。

自動車。と云うだけで同じにしてはいけません。

Answer 3

日本車では無理でしょう。できる、できないの話ではないと思います。
東京タラレバ娘と同じではないでしょうか？

日本の技術とか言うなら、日本って良いものが安いという事でしょ？それは昔の考え方です。残業とかブラックといわれる状況から、作り出した遺物のようなものです。日本で同じものを作ったら、もっと高くないといけないし、それで売れないなら、作る事などしてはいけません。
日本を愛するなら、その高くなったクルマをみんなが買って、応援するのでしょうか？フェラーリの方が安ければ、そちらを買うでしょうし、日本車の方が安くても、さすが日本製だと安いと言って買うのでしょうか？おそらく、そのメーカーはブラック企業と言われますよ。

誰もが安くスーパーカーに乗りたいでしょうけど、そういうのが可能になるには、ブラックと言われるような、犠牲になる人があって、できることなんです。
だから、ブラック企業とか言い始めた頃から、もう日本の誇りは死んでいるんです。