ジープ レネゲード 「まもなく1年」のユーザーレビュー

まもなく1年

2020.10.8

総評

　このサイズのSUVが少ない時期の購入だったので、今ならT-CROSSやロッキー・ライズ、キックスなども有力候補になっただろう。
　前車は輸入車なのに5年間大きな不具合は発生しなかった。前々車のスバルは結構色々出た。今度は独車と比べ信頼性は劣るだろうと推測している。マルチエア1.3リッターFIREFLYは新しいエンジンであり、経年の信頼性も不透明。
検討時間をかけて決めた車で満足している。何もなければ7～8年は乗りたいが。金もないし。
　詳しくはブログに記す予定です。

満足している点

　黒色ボディをやめたことで汚れが気にならなくなり洗車回数激減。全幅は1800超なので小さい車とは言えないが、スーパーの駐車場とかで意外と小回りが利く印象。イタリアのエンジン、イタリア組み立てだが、アメリカブランドの合理主義が感じられる。操作等が分かりやすいし洗車も楽。

不満な点

　走り去る際に聴こえてくるエンジン音がショボい。坂道での後退。足元ヒーターからの温風がほとんど感じられない。ルームミラーは厚みで市販のワイドミラーをかますと振動で外れてしまう。後退時の助手席ドアミラーの自動降下機能がない。ハブ縁の錆びが目立ってみっともない。洗車後色々な隙間からタラタラ残水が垂れてくる構造の車である。ソニーウォークマンはUSB接続では認識しないので、PCに取り込んであるファイル形式をわざわざ変換してから、USBメモリにブチ込んで接続しなければならない。

デザイン

5

　全長短く、小ぶり感が好き。

走行性能

3

　もっとキビキビ感があってもいいのでは…。まあ、そういうキャラの車ではないが。高速はコロナ禍もあって半年間で1回しか利用していない。
　平地でも低速時のギクシャク感は強く、昭和50年代にマニュアル車をノッキングさせてガクガクいわせて走っていた昔を思い出す。

乗り心地

3

　車高のあるわりにフワフワ感はあまり感じられない。17インチのBS スペイン製TURANZAはウェットに弱い感じがあるが、乗り心地に何の問題もない。
　事前に承知していたが、坂道発進でビックリするほど後ろへ下がるケースがある。これが傾斜度やアイドリングストップの有無に関係ないからややこしい。想定していてもムチャクチャ焦る。

積載性

3

　ゴルフバックはシートを倒さないと積めない。

燃費

3

　市街地チョロチョロで9.2～9.3ℓ/㎞くらい、時々8.0近くに落ち込むこともあり。この車のオンボードの数値は割と信用できる。

価格

4

　輸入車としては安価の部類に入る。MINICROSSOVERは諸費用入れ500万円超にもなる。エクリプスクロスを含めディーゼルに乗りたかったのだが…。国産車の価格もジリジリ上がっているという印象があり、国産車より割高とまでは言えない。

故障経験

　USBメモリの音楽ファイルを認識しない旨のエラーが出て、全く音楽を聴けない状態が数回発生。ディーラーは、来店時にその状態が発生していないので原因不明とのこと。
　洗車するとリアゲートがギコギコ言い出し、ディーラーがストラットを交換してくれた。
　高速走行時、突然インパネに「ACC/FCW機能制限フロントガラス清掃」との表示が出てしまい、せっかくの機能が役立たずに。ディーラーは様子見してくれとのこと。