いすゞ ミュー のみんなの質問

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FF、FR、4WDでドリフトをやりやすい順番を教えてください

補足

サイドブレーキターンの場合も教えてください!

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ベストアンサーに選ばれた回答

■ドリフト

一番ドリフトしやすいのはFRです。FFと4WDは車種や路面によって順位が入れ替わります。なぜ、FRが一番なのか、ドリフトの方法から説明するとその理由が理解しやすいと思います。ドリフトに持ち込む方法は大きく分けて3通りあります。

(1)サイドブレーキ
サイドブレーキは後輪のみにブレーキを掛けます。これを利用してコーナーで横Gが掛かるタイミングでサイドブレーキを引くと後輪のみ流れ、オーバーステア状態を作り出せます。スピンターンもこの方法なのですが、ドリフトはスピンしないようにステアリングとアクセルでクルマのスライドを維維持します。この時、後輪駆動車(それも機械式LSD付)であれば、後輪にパワーをかけてスライド状態を維持することができます。一方、FFは普通の状態ではアクセル踏めばテールの流れは止まってしまいます。4WDは雪道やグラベル等の路面が滑りやすい状態、または物凄いハイパワーで、かつ前後トルク配分50:50~後輪偏重トルクの車両(国産ではGT-R やインプやランエボの電子デバイスカット状態=以下「スポーツ四駆」とします)でないとドリフトの維持は難しいです。当然ながら、一般的なFFベースのスタンバイ式4WD(以下「生活四駆」とします)では、通常はほぼFFで走りますので、FFとほとんど変わらない挙動にしかなりません。

<Fドリについて>
FFでドリフト走行するのを「Fドリ」といいます。Fドリするには、このサイドブレーキの方法を利用します。フェイントを強めにかけてサイドブレーキでテールを流した状態のまま惰性である程度の距離を進むようにします。そのためには、かなりハイスピードで、かつ後輪にグリップの低いタイヤを履いて摩擦を減らします。ある程度急なカーブはやりやすいですが、長く緩いカーブのドリフトは難しくなります。「Fドリ神」と呼ばれた畠山氏の映像がありますので、ご参考にYoutubeのURLを添付をしておきます。

https://www.youtube.com/watch?v=5XfppeIzfIY


(2)シフトロック
これは、サイドブレーキの代わりにシフトダウンで後輪にのみエンジンブレーキをきかせてテールスライドを誘発する方法です。低いギアにガツンとクラッチを繋ぐのでミッションを傷めます。しかし、駆動の負圧で滑らせたところからアクセルオンすればスライドを持続できるので簡単にドリフトできます。この説明の通り、この方法は後輪駆動車にしか通用しません。FFでは逆にアンダーステアになりますし、4WDではスポーツ四駆であり、かつ高速度で強めのフェイントをかけないと流れません。生活四駆はFFとほぼ同様の挙動です。

(3)クラッチキック
後輪駆動車で、横Gが掛かっているときに、一瞬クラッチを切ってエンジン回転を上げてガツンとクラッチを繋ぐと、タイヤが速く回転してスライドさせられます。そのままアクセルとステアリング操作でドリフト状態を維持します。これはパワードリフトの一種ですが、後輪が速く回転するからできるのであって、同じことをFFでやってもテールは流れません。スポーツ四駆でも雪道などのミューが低い道でないと滑りません。当然ながら生活四駆ではFFとほぼ変わりません。

まとめると、テールスライドを作り出せるのは、旋回時に後輪だけにブレーキをかけて滑らせるか、後輪にパワーをかけて滑らせるかどちらかです。FFや生活四駆では後輪にブレーキをかけるサイドブレーキしか方法はなく、その後にパワードリフトでスライド状態を持続させることはできません。一方、後輪駆動車は、後輪のみ回転を速めてテールスライドを持続させることができます。もっというと、MRやRRよりもFRはドリフトしやすいです。後輪荷重が軽いため後輪にグリップが掛かりにくいからです。

■スピンターン

ドリフトのところで触れましたが、スピンターンで代表的なのは、サイドブレーキを使って後輪のみロックさせてスピンさせる方法です。これはブレーキングで前輪に荷重をかけ、後輪の荷重を抜き、ハンドブレーキで後輪をロックさせながらステアリングを切ることで実現します。

これに関していえば、元々前輪荷重の重たいクルマの方が簡単にスピンターンしやすいです。FFは構造上前輪への荷重が大きいので比較的ラクにスピンターンしやすいです。さらにいえば、後輪に駆動系がないFFは、クラッチを切るタイミングがいい加減でも、後輪にガツンとサイドブレーキがかかります。この点、FFは誰でもスピンターンをやりやすく入門向けともいえます。これが後輪駆動になると、完全にクラッチが切れていないと、駆動力が邪魔してガツンとサイドブレーキが掛からず気持ちよくテールが流れないことがあります。その点で、後輪駆動車はややテクニックを要します。しかし、後輪駆動はスピンターン中に1速に入れて後輪を高回転で回してあげれば、回転角度をアクセルでコントロールできます。実際にジムカーナ等ではこれで出口に頭を向けます。なのでスピンターンのしやすさは、手軽さではFF、コントロール性では後輪駆動となります。
四駆のスピンターンに関しては車種を選びます。例えば、前後輪が直結している場合には、サイドブレーキをかけると後輪だけでなく前輪にもブレーキが掛かってしまいますのでスピンターンになりません。このため、スポーツ四駆のランエボやインプレッサではサイドブレーキをかけると後輪駆動をカットしてFF状態にしてくれます。この手の四駆では、ほぼFFと同様に手軽にスピンターンができます。

スピンターンにはもうひとつ方法かあって、停止状態からアクセルオンでクルンとクルマを回転させるやり方です。これは後輪駆動でないと厳しいですね。停止して高回転でクラッチをつないで後輪を空転させながらステアリングを切ればその場で180度ターンができます。360度ターンも720度ターンも可能です。これはFFにはできません。スポーツ四駆の場合は、雪道等ではFRと同様にクルマは回転させられます。いや、FR よりもっと小さく回れてしまうことも多いです。これも生活四駆では難しい場合が多いです。

従って、なんだかんだ言ってもやはりFRというのはスピンターンにおいてもコントロール幅が広いということですね。よくFRが楽しいと言われますが、それはこうしたコントロールのバリエーションが広いからなのでしょうね。

長くなり失礼いたしました。ご不明な点があれば、追加でご質問ください。

その他の回答 (6件)

  • FRしかありえません。
    LSDだけつけたらあとは無改造でOK。
    交差点で右折する時さえドリフトするようになります。

  • ドリフト用35GTRはFRにしてる

  • FRだと思います。
    サイドターンは全車できますがターンからの加速は4WDですね!

  • ドリフトですよね?サイドブレーキターンでは無いですよね?

    だったら、FR>>>FF≧4WDだと思います。

  • FFが基本です。っっっj

  • FFが一位〜そして他は2位

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