来年の春に高校を卒業予定で、就職をする為に準中型免許をとらないといけないので取ろうと思うのですが、中型免許との具体的な差はどんな所にあるのですか？ 小型のシャトルバスなどの運転はで

Question

きるのでしょうか？できないとすれば何人ぐらいまでなら乗れる車なら運転できますか？


少しでも詳しく教えて頂ければ幸いです。

Answer 1

「就職をする為に準中型免許をとらないといけないので取ろうと思うのですが、中型免許との具体的な差はどんな所にあるのですか？」

最大の違いは、中型自動車免許は普通・準中型・大特のいずれかを取得してから2年経過しないと受験できないが、準中型自動車免許は満18歳になれば誰でも受験できる、と言う点ですね。
2007年の道交法改正で中型自動車免許が創設された際、この2年縛りのせいで、高校を出たばかりの人間が運送業に就くことが難しくなり、人手不足になった、と言う運送業界の要望から生まれたのが、準中型自動車免許です。

運転可能車両の範囲は、中型が総重量11t未満、積載量6.5t未満、乗車定員29人以下であるのに対し、準中型は総重量7.5t未満、積載量4.5t未満、乗車定員10人以下です。
具体的には、俗に4tトラックと呼ばれる車両が総重量が7.5tを若干上回るため、4tトラックを運転するなら中型が要る、と言う事になります。もっとも、準中型の制度が出来たことで、それで運転可能な、総重量7.5tを若干下回るようなモデルが今後沢山出てくるようになるかも知れません。

「小型のシャトルバスなどの運転はできるのでしょうか？」

定員10人以下なら準中型でOkですが、それを超える場合は中型が要ります。

いずれにしても、高校を出たばかりの人には中型自動車免許は受験できません。まずは普通なり準中型なりを取得することが先決です。