昔セダンばっかりだったのは何故ですか？

Answer 1

クルマの多様化と消費者ニーズの多様化でしょうね。
新車を出して注目されて一時的にバカ売れすることを新車効果といいますが、コレが最近は長続きしません。そこで、メーカーは売れそうなものを既存の設備や部品（特にプラットホーム）を使って（開発費を抑えて）次々出さなければいけません。
それと、メーカーがニッチな企画だと思っていたクルマが、実際発売して見たら売れた事例もあります。
①ミニバンブームのきっかけは･･･
平成6年、ホンダがオデッセイというホンダ初の3列シート車を発表しましたが、このクルマは、本当はアストロのような大型バンを作りたかったのに、ホンダには軽自動車用以外にスライドドアを作る生産設備がなかった。そもそも、たくさん売れるクルマだと想定していなかったので、アコードの生産ラインで作れるギリギリのサイズのクルマに、ヒンジドアをつけた6～7人乗りのステーション型ミニバンをつ作りました。今まで多人数乗車といえば、ハイエースやタウンエースなどのバンから派生した1BOXばかりでしたので、乗用車から派生したミニバンは新鮮でバカ売れ、他社も追随し、ホンダ自身もステップワゴン、ストリームなど多数のミニバンを出しました。当然セダンからミニバンへの乗り換えもあったし、そんな人達がミニバンの便利さを知り、セダンには戻らず、ミニバンに乗り続けています。この20年でバカ売れしたセダンは先代プリウスくらいです。
②ハイト軽ブームのきっかけは･･･
平成6年、スズキはワゴンRというハイト軽を発表しました。これもオデッセイ同様にたくさん売れるクルマという想定ではなかったため、アルト、セルボなどのパーツを可能な限り流用して作りました。しかし、コレが大ヒットし、ダイハツ（ムーヴ）、ホンダ（ライフ）、そしてスバル（プレオ→ステラ）までもが同様のクルマを作って追随します。

このころには、③ワゴンブームというのもありました。スバルの旗艦車種初代、2代目レガシィツーリングワゴンが大ヒットし（これはメーカーはニッチな企画だとは思っていません。レガシィがこけるとスバルは倒産しかねなかったくらいでまさに社運をかけていました）、2代目が特にバカ売れしたころには、トヨタはカルディナ、日産はアベニール、ホンダオルティア、三菱レグナム、マツダはなんとライトバンのカペラカーゴをベースにカペラワゴンを登場させました。（これ以前にカペラ”カーゴ”ワゴンという、カーゴなのかワゴンなのかわからないネーミングのクルマもありました。これも初代レガシィブームに乗っかった企画でしょう）パジェロが売れたころは④クロカン四駆もブームになり、ハイラックスサーフ、ランドクルーザープラド、テラノ、ビッグホーンなどをよく見かけましたね。四駆といえば今では、ホンダヴェゼルが⑤コンパクトSUVブーム（これらはFFが中心だが）を呼び起こし、トヨタCH-RやスバルXVなども注目されています。

クルマの販売台数（保有台数）は極端には増えませんから、（むしろバブルが弾けて減ってました）消費者の目がそれらに向けば、かつての主役だったセダンの影が薄くなります。メーカーもセダンより”売れるクルマ”（最近だとSUVや軽自動車）に追力して、セダンは余計にないがしろにされてしまっています。

昔はセダンが多かった…というより、最近はそれよりファンなモデルや維持費が安い（価格は安くないが）わりに出来のいい軽自動車にみんなが移って、セダンが少なくなった･･･というのが正解でしょうか。

Answer 2

Ｔ型フォードに代表されるように、
昔のクルマは馬車からの流れを汲んだ
スタイルだったので、トランクがなかった。

時代とともにクルマのデザインも変化し、
機能上後ろにトランクルームを付けたので
ボンネットとサロンルームとトランクの
３つに名称を分けられた。
これが昭和（平成前期）時代のデザインの特徴。

それと、高速道路が整備されてきたので
快適に高速走行を楽しめるため、
空気抵抗を考慮し、車高を低く設計した。

ハイトワゴンなんて、乗用車としては
まったく考えもしなかった時代だった。
バン（商用車）タイプのみ。

Answer 3

カローラとかサニーとかクラウンやセドリックなどセダンが売れ筋だった。

Answer 4

高級車の流れ
今のコンパクトカーの５ドアハッチバック
こんなのは無かった
コンパクトカーは３ドアハッチ
ワゴン、ワンボックスは作業車

Answer 5

セダン=高級車で、車=ステータスだったからです。
つまり、高級車に乗ることでカッコつけてたんです。
それは今でも変わらないんですが、昔はみんなお金があったんです。

Answer 6

クーラーの性能が悪くても効きやすい。

Answer 7

それが格好良いとされてきたから。
また、エンジンの場所を車の前に設置するのが、一般的だったからですね。
今では、エンジンそのものも、軽量かつコンパクトになり、様々な形の車が作られるようになりましたね。