ホンダ オデッセイ 「所謂、高級車的要件や現代的な操安性を追求...」のユーザーレビュー

所謂、高級車的要件や現代的な操安性を追求...

2003.10.31

総評

所謂、高級車的要件や現代的な操安性を追求するのでなければ、今尚あらゆる点で高い満足感が得られる車ではないでしょうか。　
街中で今でも綺麗に乗られている初代オデを見かけると、なぜか“やっぱりいい車だな”と感じてしまいます。
３代目がデビューして旧々型となり、後継車達に比べると古さは否めませんが（普段の仕事の足＝ＲＡ８／９で痛感）、初代は初代也に“肩の荷の降りた往年の先駆者の味”とでも云うか、何所かしら、見ても乗ってもホッとさせてくれる何かが有る様に感じます。

蛇足ながら、時々出張へ出掛ける海外出先に初代オデ 直４－２．２Ｌの４０万ｋｍ超（毎日酷使）が有りますが、“一寸、シフトショックが大きいかなー”と感じる意外は、　とても元気ですね。　こまめな点検整備と消耗品・油脂類交換で随分長持ちするものだと感心しました。

満足している点

■平坦路での加速・巡航性能。　アクセルを「踏む」と言うより「足先を軽ーく乗せる」だけでスッと身軽に発進、交通の流れに乗った順法運転ではサッサと４速までシフトアップしてアイドリング＋αで余裕のクルージング（加速中でも2500rpmを超える事はほとんど無い）：此処にV6 3000ccのトルクの余裕を堪能出来、精神的にもリラックスして運転できます。
又、このJ30型V6-3000、フリクションを感じさせないシルキータッチな回転フィールは、他社製６発に比肩する者殆ど無しと思える異色の出来。スロットル操作にリニアで素直な反応も◎
■燃費：排気量・1610kgの車重を鑑みれば以外に少食：”急”の付く操作を自重すれば都内渋滞６～７ｋｍ／Ｌ、高速１０～１２ｋｍ／Ｌ、（最高１３．５ｋｍ／Ｌ：空いた一般道を法定速度前後で淡々とクルージング
■一見邪魔そうな分厚いドアモールは、隣接駐車のドアアタックの防衛効果大
■言うまでも無く広大なキャビン・ラゲッジスペース。（普段サードシートは使わないので）

不満な点

■車体・インパネ周りから時折“ミシミシ・ギシギシ”（初代オデとしては相応でしょうね）
■優れた直進安定性をもたらす前軸荷重も、たまに「追い込んで」みると、フロントを支点にして裏返ってしまうんではないかという感覚をもたらし、この車が「超」Ｆｒ．ヘビーである事を実感する。
■覚悟していたが、化石の様な純正ＮＡＶＩ（因みに先日ＬＣＤが逝きました。・・・空調設定表示を兼ねているので社外品を諦め止む無く修理）。操作・設定方法が悪いのか、脱輪必至な田んぼのあぜ道だろうが構わず誘導してくれます（笑）
■グローブＢＯＸの容量が小さい：取説・記録簿・車検証入れは、テンパータイヤ格納袋行き・・・そうされている方多いのでは？
■もう少しブレーキ・キャパが大きいと尚良い。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験