ホンダ オデッセイ 「RA6へ改めて乗って気づくこと」のユーザーレビュー

kaz-pon. kaz-pon.さん

ホンダ オデッセイ

グレード:M(AT_2.3_7人乗) 2001年式

乗車形式:レンタカー

評価

4

走行性能
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乗り心地
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燃費
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デザイン
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積載性
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価格
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RA6へ改めて乗って気づくこと

2015.12.3

総評
このRA6~9オデッセイは個人的には「本来のオデッセイの姿」だと思っています。
もちろん、現代のミニバンの基礎を創ったのは間違いないですしメーカー的にもそれがあり、RBで採用した「低床シャシー」も新たなこれからのミニバンでは必要との提案だと思っています。現代のオデッセイもスライドドアになり、ずっと言われて続けていた形状となりました。時代時代を彩ってきたオデッセイですが、初代RA1シリーズがアコードワゴンの生産ラインを使って生産されなければこれだけの車になりえなかったのも事実です。その中で磨かれたRA6~9というのは本当にホンダにとっても各メーカーにとっても功績やベンチマークとされた車でありますし、今改めて乗っても総合レベルとして十分に高いところにいると思います。

写真は僕が所有していたRA6オデッセイです。
満足している点
箇条書きでいきます。

・ハンドルの切れ角が大きい為に狭い場所でも駐車が容易

・車の大きさが非常に掴み易い

・小物入れが充実している。特にグローブボックスは2箇所あるので、普段使うものと使わないものと別々に収納できるところが◎

・座席間に装備されている折り畳みテーブルはドリンクホルダーも装備されているし、スマホやタブレットも十分に置いておける大きさがある。邪魔なら折りたたみ出来るので、セカンドシートへのアクセスにも支障が無い。

・シートも現代の車と引けをとらない造りや生地。形状もしっかりと体を包んでくれるのでかけ心地が非常にいいし、ドアの内張り半分ほどもシートと同じ生地を使っているので統一感が高い。
グローブボックス等の中には起毛生地が使われていて見えない場所までの質感が非常に高い。
不満な点
・とにかくパワーの無い直4。高速クルージングが多い人はV6をお勧めします。

・燃費はブンまわす人は期待しないでください。普通に走っても現代のレベルで見ても標準以下かと・・・
デザイン

-

走行性能

-

先日、仕事からの帰宅中に後ろから追突され、修理するアクセラの変わりにと一時的ですがRA6オデッセイがやってきました。
この車は僕がまだ20代そこそこにして無理して(爆)購入したRA6アブソルート(6人乗り)とは違い売れ筋グレードの「M 7人乗り」というグレードです。
RA6に乗るのはかれこれ11年ぶりです(笑)しかし、エンジンは同じ「F23A」を積んでいましたので、過去の思い出を含めながら書こうと思います。


RA6に搭載されているF23Aは初代オデッセイ(後期)から使われているエンジンとまったく同じで、同時に設定されていたV6(プレステージ)であるJ30Aも初代から引き継いでいます。
F23Aは2300CC直4のOHC。150ps/24kgmとなっていますので、当時としても現在としても平凡な数値のエンジンです。搭載されていたグレードはL、M、MQ、S、アブソルートです。F23Aには「ホンダマルチマチック」というMTモード付4ATが組み合わされます。
このエンジン、OHCの恩恵で低速~中速トルクが太く街中ではアクセルを軽く踏むだけで重い車体をグングン走らせてくれます。その半面、高速粋や高回転は苦手であり高速での登坂斜線やちょっと速いペースの車の追い抜きで100キロからの加速は後ろから蹴飛ばしたくなるくらいにダルいものです。やはり高回転域はDOHCには敵いませんね・・・
ただ、このエンジンはチューニング素材としてはいいエンジンのようでターボ化されたりスーチャーパーチャー(爆)が搭載されるなど、まるで4AGのような感じでした。

ミッションは当時としては珍しくMTモード付でした。ロックアップ領域は現代のミッションと比べると全然出来てませんが、パワーの無いF23Aを元気に走らせるには必需品です。当然現代のように「ブリッピング機構」なんてないですが(爆)エンジンとの相性もよく変速ショックもほぼなくて快適です。



乗り心地

-

乗り心地は4輪ダブルウイッシュボーンなので、とっても快適ですしオデッセイを意図も簡単に峠マシンにしてくれます。特にアブソルートは専用セッティングされたサスやブッシュを使っていましたので、フロントの軽さを活かした軽快なハンドリングを楽しむことが出来ました。今借りているMタイプでもそれに通じるものがあり、フロントの軽さを感じることはもちろん、自分の狙ったラインにスッと乗せることが出来ます。パワステの重さも絶妙で路面からの情報を常にうまく伝えてくれます。なのでタイヤが今どう動いているのかが手短に判断できアクションが起こせます。そして峠道でもロールスピードが比較的遅いのでキュっと切りこんでも、グイッという感覚で旋回が始まります。そしてボディも開口部が大きく、多いとはいえしっかりしたもので、重心の高さを感じにくくまるでセダンに乗っているような感覚で切り込んでいくことが出来ます。

ブレーキもよく効きますし、リアもうまく使っているので止まるブレーキだけではなく旋回する為のブレーキとしてもかなりな効果を持ち合わせています。意図的にリアを流すという芸当は難しいですが、リアブレーキをひっかけて旋回する力に変えるということは得意なようですし、サスもアライメント変化が少なく高速域での回避でも、しっかりリアが追従してくれますので現代の車と比較しても安心感は非常にレベルの高いところにあると思われます。
積載性

-

フル乗車しても、荷室がくぼんでいる為にまずまずな積載性です。
サードシートを降りた畳んでこのくぼみに入れると広大な荷室が出来るので5人乗車まででしたら、この使い方が一番いいかもしれません。

小物入れも非常に多く、フロントに設置されている座席間の折りたたみ式テーブルはカップホルダーも装備されているので非常に重宝します。
燃費

-

やはり車重さがそれなりに重いのと古い制御のATということで、極端に燃費がいいわけではありませんが、僕が乗っている時点で8km/l走ってくれているので、現代のミニバンより少し悪い程度か運転の仕方によってはどっこいなような感じです。
価格

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故障経験
僕がアブソルートに乗っていたときはミッション交換が1度だけありました。

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