クロスバイクの購入を検討しています 低価格帯が「ルック車」と呼ばれていることを知りました

Question

ルック車とそうでないクロスバイクで性能に差があるとのことですが、その「性能」とは具体的に何がどう違うのでしょうか

Answer 1

大きな差違はメーカーの“スポーツ仕様自転車”造りに対するコンセプト。

フレームの素材や造り、リアスプロケットがボスフリーかカセットか。

どちらにせよ比較なさる程度のモデルであれば、本格的と称されるモデルでもブレーキの仕様はVブレーキがメインかとは思われますが、無名メーカーのブレーキ(最上級でもPROMAX程度)か、有名メーカーのブレーキ(SHIMANOやTEKTRO等←極々一部にPROMAX)か…といった差違がメインかと。

その差違を、“性能”として見た場合、端的には、スピードを出されて…、「怖い…」とお感じになられる程、フレーム(もう自転車全体)が華奢(未経験の方には、この表現の方が解り易いかと)で、ボスフリーだとトップ14T(ギアの歯数)なので、ギア比構成がスポーツ仕様車として貧弱、大袈裟に言うと最も命に関わるブレーキが脆弱…となろうかと。


ただ、街乗りメインで、ママチャリの代用的なご利用用途なら、多くのルック車と称されるモデルでも、余程でなければ然したる不足はなく、寧ろ、その様なモデルは、本格的なモデルには付いていないディレイラーガードが装備されているので、駐輪時の悪意のないドミノ倒し的な被害にも強い…という、ママチャリ代用用途としての優位性があるとは思われます。



ご納得の相棒を選定なさり、楽しく快適で、安全なサイクルライフを送られますこと、祈念申し上げております。

Answer 2

ルック車を含めるとクロスバイクは幅が広くて、ロードバイクに近いものから見た目はクロスバイク風でパーツはママチャリ程度のもの間でいろいろです。要するにママチャリプラスからほとんどロードバイク、みたいな違いがあるんてすよ。
納得しましたか？

Answer 3

低価格な物がルックでないよ。
ついでにいうと、クロスバイクにルックはない。

ルックってのは、ロードないしMTBで、本格的に作ってない
ロードっぽい乗り物、MTBっぽい乗り物ってこと。

クロスバイクはもはや全部ルックだから。

有名メーカーのを買っておけばいいよ。
まぁ、コロナの影響でかなり品薄らしいけど。

Answer 4

耐久性が全然違います。安物は一年と使えませんよ。
あとルックだと保証なんてほぼないと同じ、どこか壊れたら自力で治すしかないです。

Answer 5

「ルック車」と言うのは本来オフロード用の自転車であるはずのMTBなのに、低価格帯の「オフロード走行禁止」と注意書きされるような自転車を「MTBに"見える"」と言うところからそう呼んだものです。
最近は意味が拡張され「ロードバイク/MTBなどのスポーツ自転車に見える」モノもルック車と呼ばれます。ドロップハンドルだけど(ママチャリと同じ)後ろが6段変速の自転車などがそれ。

で、クロスバイクと言うのは「ロードバイクとMTBの中間」「スポーツ自転車とシティサイクルの中間」などが由来とされてますが要するに様々な要素を混ぜた(=「クロス」)自転車、と言う事です。

シティサイクル(ママチャリ)では6段変速が一般的ですから、「スポーツ自転車×シティサイクル」である限りはクロスバイクと言って良いわけで、クロスバイクのルック車と言うのはその定義では存在しません。

他方、「ロードバイク×MTB」的な解釈であればスポーツ自転車としての要素でのみ構成されていると言う事なので、シティサイクルのような安価なパーツを採用したモノは「ルック車」に含めた解釈が出来ることになります。


で。
>ルック車とそうでないクロスバイクで性能に差があるとのことですが

これなんですが、特に説明を受けずにちょっと試乗した程度では実感できないと思います。最安の価格帯だと(後ろ)6段変速で、上で述べたようなママチャリのパーツをそのまま使っています。これが価格が上がってくると後ろが７段８段になったり、前ギアが２段３段になります。前３段って正直無くて良いと思いますが。
「段数が多い=速い」と思っている人が時々見受けられますが、関係ありません。ペダルを回した時の後輪の回転数(ギア比)は段数が違っても大きな違いが無いからです。段数が増えると「重いギアと軽いギアの中間」が増えます。これによって路面状況や体調・疲労に合わせたギアの選択が出来る、と言う事なんです。

高級なパーツが特に駆動系に使われている場合、例えば軽かったり加工精度が違ってきます。精度が高い方が回転時の抵抗が少ないので、長距離走行をしてもロスが少ない、疲労が少ない走りに繋がるのです。もっともそれが影響するのは100km単位での距離の話で、例えば惰性で走れる距離が伸びたりはしますが日常生活で使う範囲で実感することは少ないと思います。

ルック車と呼ばれるのが嫌なら、後輪の段数を確認してください。
6段なら(そう言うのを気にする人からは)言われる可能性が高いです。
ちょっと予算を積み増しすれば7段8段が視野に入ってくると思います。


クロスバイクって良くも悪くもごちゃ混ぜだから、「何にでもなれる」けど「どれもトップレベルじゃない」ので、どこを見て納得して選択するかじゃないでしょうか。

Answer 6

「『スポーツ車用』のパーツだけで組まれたのではなく、『ママチャリ用』も混ぜて使われている」というのが大きな違いだと思います。また、単純に車重が重いものが多いです。

でも、「じゃあ壊れやすいのか」「速く走れないのか」と言えば、そうでもないです。少なくともママチャリよりは軽く、速く走れます。４０～５０ｋｍ/ｈくらいの高速で走り続けるならともかく、２５ｋｍ/ｈ前後なら、ブレーキも充分効きます。


あとは貴方がどうしたいのかという話です。

街乗り用なら充分使えるし、日帰り１００ｋｍ程度のサイクリングでも、充分走れます。
実際に、私の入ってるサイクリングクラブは、中高年になってからルック車を買ってサイクリングを始めた人が多いですが、皆さんわいわいと楽しく走っています。たぶん、皆さん「自分の自転車がルック車と呼ばれるものである」なんて考えてないと思われます。

でも、ここで質問する若い人は、既に買ってしまった自転車の写真を上げて「これはルック車ですか？」みたいな質問をしています。「ルック車＝恥ずかしい」と思うなら、それなりのお金を出して、堂々と乗れるクラスの自転車を買った方が、精神的にいいと思います。