ホンダ ライフ のみんなの質問

解決済み
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日本の自動車文化や業界全般について、その雰囲気や傾向といったものに対するいくつかの質問があります。
全部でなくても構いませんので教えて下さい。

こうである、と断定出来ないものもあると思いますので、個人のお考えをお聞かせ頂ければと思います。


1.たとえ発売当時に人気の車種であっても、型落ちになれば蔑まされる対象となるような風潮がありますか?
もしくはモデルチェンジによって、それ以前の価値観が全面否定されますか?(良いとされていた物が、ダメとされる)

2.普及価格帯の車は、より価格の高い車よりも格下という扱いを受けますか?

3.小さな車は、大きな車より格下という扱いを受けますか?

4.価格や車格とは関係なく、エンジンのスペックや車のキャラクター(スポーツ寄りか、ファミリーユースか等)による格付けがありますか?

5.2~4のような格付けがなされる場合、そのドライバーも車と同様の格付けがなされますか?
またその場合、自動車関連のお店などでより丁寧に対応される、優先してもらえるといったような具体的な差が生じますか?

6.車はお金持ちのステータスシンボルであり、腕時計や宝飾品同様、自慢の為の道具という一面がありますか?

7.メーカーや販売店は内心ではお金持ちの顧客を優先したいと考えている、というのが暗黙の了解あるいは常識ですか?

8.メーカーや販売店は貧乏人にも配慮した広告展開をするものですか?
例えば、生活だけで精一杯の人たちに”車を所有する喜び”を過度にアピールすることは惨いことである、といったような配慮をしていますか?

9.普及価格帯の車は、より価格の高い車を製造販売する為の、手段あるいは妥協の産物という一面がありますか?

10.より価格が高くてより新しい車を所有すれば、車好きのコミュニティー内で一目置かれるものですか?

「みんなの質問」はYahoo!知恵袋の「自動車」カテゴリとデータを共有しています。

ベストアンサーに選ばれた回答

日本の自動車市場を念頭に置いて回答します。

1.単にフルモデルチェンジのみを理由として、蔑まれるような風潮はないと思います。車種の新発売またはフルモデルチェンジによって、「それ以前の価値観が全面否定」されたというレベルの場合には、経済動向などにより世の中の価値観の方が変わったから、という理由の方がしっくりきます(9.に事例あり)。

2.利益最優先のディーラー目線では確実にそうなりますが、消費者目線では必ずしもそうとはいえないと思います。そもそもクルマの車格を把握せずに買う人もいます。また価格は安いがオシャレに見える外国車と、価格は高いが大人しく見える日本車の間ならどうでしょうか。見た目がオシャレに見える外国車の方が格上と評価されるかもしれません。

3.一般的にはそうなると思います。価格や車格の違いよりも車体の大きさの違いの方が、誰にでも一見でわかるためです。

4.マーケティング上は、ジャンルが異なるクルマの間での格付けは意味がありません。例えば、SUVとスポーツカーの比較は意味なしとされるでしょう。対象とする消費者像が異なるためです。

5.新車の正規ディーラーの場合には、クルマの格付けのみを理由とした客扱いの違いは、ほぼ無いと思います。例えば、格上のクルマを残価設定クレジットで入手した並の収入の人と、格下のクルマを現金で買った地元で有名な富裕層の人なら、後者の方が客扱いが良くなるのでは。
一方で、カスタムカーなど趣味性の高いクルマの販売店では、あるかもしれません。

6.富裕層のごく一部の方は、クルマをステイタスシンボルと思っているかもしれません。

7.例えばトヨタでは、ディーラー系列を分けて対応しています(トヨタのレクサス店とそれ以外)。同一店舗では富裕層に丁寧に対応すればするほど、店舗全体の総売り上げや生産性が落ちるためと思われます。

8.配慮どころか、今や正規ディーラーでさえ「クルマを所有しない喜び」をアピールし始めています。具体的には残価設定クレジット、定額カーリース、サブスクリプションサービス、カーシェアリングなどの事業展開を進めています。これらのサービスは低所得層だけでなく、例えば大都市都心部の一等地に住む超富裕層にもヒットする可能性があると思います。無駄に高額な駐車場の賃借が不要になったり、TPOやライフステージに合わせてクルマを気軽に取り替えたりすることができるからです。

9.1990年代までは、安いクルマは高いクルマへとステップアップさせるためのエントリー手段でした。「エントリーカー」なる業界用語もありました。

ところが、2001年に新登場した初代ホンダフィットがそれまでの価値観を打ち破り、「クルマはコレ1台で十分」という満足感を多数の消費者に与えました。広くて便利で安くて、日常の道具としてノーブランド商品のように使い倒せるクルマ、というフィットのコンセプトは、長期デフレ傾向の日本経済にも合っていたのです。これは今でもN-BOXや新型フィットのマーケティングに引き継がれており、他社も対抗せざるを得なくなって、軽自動車やコンパクトカーの充実につながりました。その結果、今やどのメーカーのラインナップもステップアップ型ではなくなりました。

10.コミュニティーの性格によると思います。例えば、ポンコツな旧車であればあるほど一目置かれるコミュニティーも存在するのでは。

質問者からのお礼コメント

2021.12.28 14:25

事情があってだいぶ経ってしまいましたが、丁寧な解説ありがとうございました。

その他の回答 (2件)

  • 型落ちでもデザインや走りが良ければファンがつきます。

    むしろガラッと一新すると新車が総スカン食うことすらあります。

    セダンやミニバンはその傾向があります。

    が、昨今はクロスオーバー、ハイブリッド、ハイトール軽など価格の枠に囚われなかったり低ランクなのに高価格すぎる車が登場しています。

    利便性、機能、先進性、デザイン性などによりその枠に囚われず人気車種がありますね。

    そもそも格というのは、煽り運転されにくくなる防御面で必要でした。その分車上荒らしに遭いやすくやりますが。

    格自体の存在意義が今問われていると思います。

    日本では過剰な走行性能は必要なく、アクティブセーフティや技術の向上、そして事故の減少によりコンパクトや軽などのローコストカーの安全性は格段に向上しました。

    今のトレンドは必要最低限の道具。断捨離でありダウンサイジングです。

    満足度や安全性をキープしつつ、ダウンサイジングされる車が評価されています。

    現在の高価格の車は、海外向けなのと会社のイメージやコンセプトを伝える為の車という意味合いが強いかと。

    日本の去年の売れ筋というのは、タントエヌボックススペーシア、そしてプリウスノートアクア。ミニバンもシエンタセレナボクシーフリード。あとルーミーとかです。

    どれもコスパの良い車ばかりです。

    プリウスもたくさん走ると元取れます。コスパ車になるでしょう。
    コンパクトカー、ハイブリッド、安めのミニバンと軽ばかりです。

    それらを売る為のイメージとして例えばシビックやら86やろヴェルファイアやらが存在します。

    そしてそれらは象徴的な存在であるので購入者はとても注目されるでしょうね

  • 1、無い 2、受ける 3、受ける 4、ある 5、店によっては有る
    6、今は昔よりステータス価値は落ちた 7、一人の顧客より数
    8、そんな配慮はしない 9、ない 10、置かれる場合と逆になる場合がある。

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