gn125hのエンジンオイルについてなのですが、オイル交換動画を見ると10w40を使ってるのですが、ホンダのウルトラG3の10w30でも問題はないでしょうか？

Answer 1

現実的(一般のライダーが飽きて乗り換えるまでの平均的ライフタイムと普通の乗り方)には問題は起きないでしょう。

実際に街中から通勤、週末のツーリングなどの
使用を考えるならば、
10W－４０を強く勧めますし、

日本よりも４輪・２輪が逆転している、バイク大国台湾やタイなどでは、
125ccクラスのスクーターであっても、
10W-50や20W-50などのオイルを多くのライダーが当たり前に入れており、
中には20W-60などのオイルも売られていて、売れています。

これは、日本と同等か、それよりも気温が数度暑い夏であるという事もありますが、
それは同時に、直結の問題として、

エンジンオイルがより高温になりやすく、冷めにくい、
つまり高温状態が続く状態になりやすいというのが、
最大の原因です。

オイルの10W-40の10Wの様に、Wの付く数字は、オイルが冷たくなっている、つまり冷間時、寒い冬など気温が低くそれに引っ張られてオイルの温度が低い状態の時に、
トロトロの状態を保てる温度の数字です。
ぶっちゃけ、小学生でも理解できますが、日本の夏には全く関係ない数字です。

大事なのは、後方の40などのWが付かない数字です。

これは、オイルが高温になった時に、どのくらいの高温時まで、オイルがビシャビシャの水やCRCスプレーみたいにならなくて、
トロトロ具合を保てるかという数字です。

・・・もう気づきましたね？
はい、バイクのエンジンは、始動→走行すれば、すぐに熱くなります。
同時に内部のオイルも吸熱し、どんどん温度は上がります。
特に小排気量車(原付１種や２種)はエンジンオイル量も少なく、
また、高回転寄りのエンジンであるので、
オイルの温度上昇力が高く、なおかつ冷めるための時間も少なくなり、
高温状態が維持さえ安くなります。
また、最近の地球温暖化は、90年代ころまでの、真夏でも28度程度で、
皆が熱すぎる！と言っていた時代とは打って変わり、
現在では、真夏日に36度とか平気で記録更新する日が続き、
気温でそれ、つまり、日光を浴びた人やバイクなどはより高温になる事は常識です。
オイルの温度も余計に上がりやすい・冷めにくい状態になるのは、
人間の血液や体温と変わりません。


先のバイク天国台湾や、タイなどの例もそうですが、
1982年の日本製GN125E発売当時と、現在とでは、
道路状況や気温気候、そして走り方や小排気量バイクの使い方なども
ガラッと変わっています。

日本でも、原付一種でツーリングとか楽しんでいるライダーの中には、
好んで10W-40を入れる人はかなり多いです。
街中のチョイノリや通勤メインなら10W-30でGoですけどね。

原付２種は水冷エンジンなど搭載機種もあり、それらは多少はエンジンやオイルの冷却も上がりますが、
ガス(エアコンの様に)で冷却しているわけではなく、自然風冷却型の水冷ですので、
その効果は、絶対的なものではありません。

特にGN125Hは、コピー元がGN125Eであり、設計が1980年代初期です。
先に書いたように、その当時と現在では取り巻く環境やオイルへの負担全てが違います。

空冷・ロングストロークな125cc単気筒、それのエンジンオイルです。
オイル量も1Lぽっち。
さてさて、先の回答者さんの様に、10W-30で構わない・・・、
なんならG2入れちゃえ・・・。

私なら、
「街中チョイノリ程度や、数年で乗り換える(長く付き合わない)ならそれでもいいんじゃね。 他人事だし。」
と評します。

友達や仲間なら、
「エンジンへの負担・負荷が倍増するので、長距離移動やツーリングなどするなら、10W-40など、高温対応はシビアになれ。」

と、アドバイスしますね。


10W-50など、上が50のオイルは大げさですが、
台湾などでスクーターにすら入れられている現実と、その意味や実績を理解できれば、
日本でも例えば、暑い夏の期間は、
カストロールなどの20W-50などのオイルを入れるのも、
全く「アリ」だと私は思いますよ。

というわけで、
オイルやバイクに関する実情なども鑑みてからも、
GN125Hに入れるオイルは、
10W-40などの上の数字は40などにした方が良いと、お勧めします。



人それぞれ、知識も経験も違いますので、
一つのアドバイスとして、
ご参考までにどうぞ。

Answer 2

全然問題ない。

でも、もったいない。G1でも十分。

余ってるなら良いけど、G3はG1の倍の値段。