なぜホンダはＦＲのセダンを作らないのですか

Question

やっぱし６気筒以上のクラスはＦＲでないと貧乏臭くてどうかと思うのですが。

Answer 1

FFで十分な性能が得られる以上、FFで十分でしょう。しかも、ホンダ（アキュラ）からFRの高級車を出しても売れるかどうか…。ホンダは、大型高級セダンも出してはいますが、小型車が中心のメーカーですので、わざわざFRを作っても売れる見込みがないのでは？これからはどうなるかは別ですが。

しかもホンダは、今まで他社と真っ向から勝負できる車をあまり作ってきてませんからね。他社が出していない、いわば「隙間」をついて新しい市場の開拓が中心でした（それをホンダ好きは「チャレンジ」とか「時代をリードしてきた」というが）。FRの高級セダンとなると、ネームバリューも実力もある強豪が多いですから、今までのホンダではなかなか厳しかったのではないでしょうか。

ただ、これからは中国韓国やインドのメーカーが出てきて、安価なコンパクトカーはどんどん厳しくなっていくでしょう。そうなると、ホンダも高級路線が必要になってきますから、FRの開発も進むと思います。

ちなみに、現行レジェンドはFFベースだったと思います。エンジンも横置きですし。

Answer 2

室内空間を考えるとFFが有利

わざわざFRのプラットフォームを作るのが面倒臭いし金掛かる

ホンダのドル箱であるアメリカではFFのビッグセダンの方が多い。

Answer 3

謎の一つ。ただ次のレジェンドはFRになる噂があります。(噂)FFでもFRでも良いクルマは出来そうですがFF大型車はサイズと重量がFRより不利になります。
①ハンドリング
FF車のグリップとトラクションはFRより余裕がありません。クルマが重いとタイヤに懸かる負担も増大。またいくら凝ったリアサスペンションを組んでもトラクションが与えられないため足が仕事をしません。
②タイヤの切れ角
FF横置きエンジンはタイヤハウススペースを奪い切れ角を大きくとれません。それを補う補正構造もあるようですがFRだったら必要がなかったもの。技術哲学としては冴えません。
③フロントサスペンションがしっかり組めない
フロントサスペンションのFFとFRのダブルウィッシュボーンやマルチリンクを比べて見たことはありますか？エンジン横置きはサスペンションアームの取り付け位置も奪います。FF車の操安性はフロントサスペンションが要ですがダブルウィッシュボーンといってもアーム長がとれず支持剛性が劣ったものしか組めません。
これらの要点はクルマのエンジニアなら誰でも知っています。それを踏まえて尚ホンダがFRを作らないのは様々な意味で凄いこと。次のレジェンドはホンダの技術哲学を見る上での試金石となります。FRレジェンドの場合、いままでのクルマ作りの否定であり、それは技術哲学、思想の敗北を意味します。FFレジェンドの場合、面子は守ってもレクサスやBMWと互して戦えるクルマにはならずこれまた技術哲学、思想の敗北となります。どちらの選択をするかはわかりませんが口が上手く派手な演出が得意なメーカーのこと、FRレジェンドをホンダイズムの新しい主張として売り込む可能性が最も高いと私は見ています。歴史的、継続的に技術哲学や思想を見るクルマ好きは(プロである評論家も！)稀。FRレジェンドこそホンダらしさ、これこそホンダだと好意的に受け取られるでしょう。これで万事、問題解決しそうです。しかしながらFRレジェンドには重大な問題があります。それはFRにしたことで他社と言い訳なく比較されるこ
と。技術蓄積がない(僅かにS2000があるものの)ホンダFRは惨敗を喫するかもしれません。同じFRで他社と比較して評価される。～これが今までホンダがFRレジェンドを作らなかった最大の理由ではないでしょうか。

Answer 4

6気筒以上のクラスのセダンということで、
ホンダには現在インスパイアとレジェンドというセダンがありますが、
インスパイアはFWD（FF）、レジェンドはAWD（4WD）ですね。
ちなみにレジェンドのAWDはFFベースです。（公式サイトにも書いてあります）

FRを採用しない最大の理由はコストです。
FFよりFRのほうがその構造からしてもコストが掛かるのです。
ホンダ以外のメーカーでもミニバンや小型セダンなどではFF車が多いですが、
生産コストが安く、車内を広く取れるというメリットがあるからです。
昔はFRだった車種も今ではFFになっているのも同じです。

Answer 5

FRは流行らないですからね。
ホンダのレジェンドはAWDですよ。
AWDの走行性能を一度味わってみてください。
最高です。これからはAWDです。

Answer 6

セダンそのものが売れないからね。

今年の1月の登録台数ですが
1位プリウス
2位フィット
3位ヴィッツ
4位カローラ
5位パッソ
6位セレナ
7位ステップワゴン
8位フリード
9位ヴェルファイア
10位デミオ
11位ヴォクシー
12位ノート
13位ウィッシュ
14位キューブ
15位エスティマ
16位ティーダ
17位マークＸ
18位エクストレイル
19位ＳＡＩ
20位ノア

セダンもあるカローラが4位には入っていますが、
実際に売れているのは非セダンでしょう。
そうなると17位のマークXが一番売れているセダンということになります。
企業はボランティアではありませんから売れないとわかっているジャンルに
多額の開発資金を投入することはありません。

また、一部のオタクを除いて今時の消費者の多くは駆動方式にこだわりは
ありません。そうなればFFの方が効率のよい車を作ることができます。

Answer 7

ホンダには「MM(マンマキシマム・メカミニマム）思想」があります。
メカのためのスペースは最小限に、人のためのスペースは最大限にという思想。
よって、特別な事情が無い限りはFFです。

Answer 8

FRを作るとなると専用のシャーシや部品を開発しないといけないので、継続的にかなり多く売れる見込みが無いと参入するメリットがありません。ホンダの高級車となるとまずFRでもそれほど売れないのは目に見えているのでやりません。

Answer 9

＞６気筒以上のクラスはＦＲでないと貧乏臭くてどうかと思うのですが。
考え方が古いですね（笑）