自動運転って白線がかなり掠れて消えてる田舎道も正しく走れるんですか？

Question

大雨で泥水が道路を覆ってる時や積雪や落葉が多い所でも問題ないでしょうか？
あと土砂降りの雷雨でも問題なく走れる技術でしょうか？

Answer 1

外資系の半導体企業で自動運転の開発に携わっていますが、自動運転って一括りに話しを進めていますが、自動運転にはレベルが有ってホンダが出したレジェンドはレベル3で、高速道路、自動車専用道路でアクセル、ハンドル操作を全て車が行います。

で、ホンダのレベル3のレジェンドで回答するなら、先ず田舎道は高速道路じゃ無いので、最初から使えません。
高速道路が大雨で泥水が道路を覆っている時、積雪時も使えません。
でも、高速道路の落ち葉程度は問題有りませんし、土砂降りの雷雨でも問題有りません。

最終的なレベル5の自動運転では、誤差が2cmのリアルタイムキネマティックGPS(要はナビの位置制度が2cm)とLidar(360度をレーダー探知して物の形と距離を探る)で自車の位置を割り出し、そして、これら得られて情報を5G通信で他車と共有しあいます。

既に実験レベルですがガードレールも埋もれる積雪50cmの狭い道を事故無く、総合計100.000Km走行してます。大雨で泥水が道路を覆っていても問題無いです。

Answer 2

現状で白線等が必要なのは、運転手が道路の区画を目視で確認する必要があるからです。
その一方で、完全自動運転なら白線は不要です。道路地図情報（車線などの綿密な情報）とGPSによる位置情報があれば、白線などなくても現地の確認は可能だからです。同様に、標識類も不要になります。

路面コンディションの悪化に対応できるかどうかは、また別問題です。

Answer 3

現状では、人間の方が、優れています。
しかし技術が進歩すると、人間よりはるかに安全確実に操作が、可能です。

人間は、自動車で毎日９人程度殺していますが、自動運動なら０すら可能です。
不完全な人間にいつまでも運転させるのは間違いです。

Answer 4

白線の無い道路だって多くあるのだから、自動運転車は白線に関係無く走行します。
人間には難しい路面の凍結なども判断するようになるでしょう。

Answer 5

豪雨の場合などでタイヤがグリップを失うのは、車側の制御の問題ではなくタイヤの性能の問題です。
車でどんな操作を行っても、タイヤがグリップを失ってしまっては、操作で車を制御することは不可能なのです。

白線を認識する問題は車側の問題ですが、タイヤがグリップするかしないかはタイヤの問題です。
タイヤの能力を数値化し、車に装着タイヤの能力をインプットできるようにならなければ異常環境下でタイヤのグリップを車がコントロールすることは不可能です。
また、車側にできることはタイヤのグリップ内で走行するようにコントロールすることです。

Answer 6

自動運転の言葉に勘違いされがちですが、世界で一番進んだシステムをホンダが発表しましたが、高速道路の一部で、様々な条件に合った場合によそ見運転が出来る程度で詳しい価格は分かりませんが車１台あたり100万円近くするかも知れません。

従って全てアウトですし、僅か数万円ではセンサーで感知して警告音が出る程度の物まで自動運転などとCMをしている場合もあります。