ホンダ レジェンド のみんなの質問

解決済み
回答数:
7
7
閲覧数:
360
0

クルマの基本はFRなんだ・・・って、本当なんですか?

(おそらくバランスの事かと・・・)

某メーカーの人がかつて言ってましたが、、

『むこうのはレジェンドのFFを後ろに移して

たーだリヤリヤって・・・』

たしかにRX-7もロードスターもFRですよね・・・・

「みんなの質問」はYahoo!知恵袋の「自動車」カテゴリとデータを共有しています。

ベストアンサーに選ばれた回答

自動車の歴史
http://gazoo.com/car/history/Pages/chronological_table.aspx
黎明期の「走ルンです」レベルの単気筒車はRR(ないしはMR)レイアウトを採用していましたが、1890年代の4気筒エンジン採用の本格的な自動車以降は基本的にFRレイアウトを採用します。
http://www.toyota.co.jp/Museum/collections/list/data/0169_PanhardetLevassorB2.html
一方で乗用車では1980年代以降に急速にFFレイアウトの採用が進みましたが、トラックでは未だにFRレイアウトが主流です。
つまり、FRレイアウトは自動車史上最も長く支持・採用されている(130年中90~120年)レイアウトであり、そういう意味では基本となるレイアウトです。

FRレイアウトが支持される理由は、
1.重量物が車両の前後に適度に分散されるため重量バランスがよい。
2.操舵輪と駆動輪が分かれており、タイヤの負担が適度に分散されるため加減速や旋回のバランスがよい。
3.操舵輪を駆動しないので高い技術の必要な等速ジョイントが必要ない(耐久性の十分な等速ジョイントが実用化されたのは1970年代)
4.乗員や貨物のスペース確保やその配置に大きな支障がない。
といったところです。

黎明期の自動車や1930~1960年代の小型車にRRレイアウトが多かったのは、エンジンが軽量なのでわざわざ前に持ってこなくても重量配分に問題はなかった、ということでしょう。

同様に今日の小型車でFFが主流なのも、エンジンが軽量でタイヤ等の性能でも補えるため重量配分上の問題は実用域で問題にならず、コスト面やスペースユーティリティの面からはむしろメリットが大きい、ということでしょう。

空積差の大きいトラックがFRなのは、
1.最も荷重のかかる車輪を駆動するため(トラクションの確保)
2.荷台の邪魔にならない場所にエンジンを配置するため(積載量の確保)
といったところでしょう。

一方でレーシングカーでは重心近くに重量物を配置するのが最も優れていることは早くからわかっており、MRレイアウト登場以前はFRレイアウトでもフロントアクスル位置よりエンジンを後方に配置しているものが殆どでした。
もっとも、MRレイアウトは人も荷物も乗らず実用性に乏しいため、オーナードリブンのエキゾチックカーというジャンルの登場以前にはレーシングカー専用のレイアウトでした。

ちなみにFFのコンポーネント流用による安価なMR車の魁はこいつになります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A3%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%BBX1/9

その先祖としてはRRのコンポーネント流用の安価なMR車がありました。
フォルクスワーゲンビートルのユニットを前後逆に搭載:ポルシェ914
ルノー4CVやルノー8のユニットを前後逆に搭載:アルピーヌ A106~A110

質問者からのお礼コメント

2014.11.13 21:55

みなさん、ありがとうございました!

とても勉強になりました!!

その他の回答 (6件)

  • 基本じゃなくて・・・・・

    自転車にエンジンくっつけたのがオートバイの基。
    だが、イメージも湧くだろうが前輪が巨大で後輪が
    極小の自転車。あれは前輪駆動ですよね。
    便利さを追求していくうちに現在の自転車のような
    形が形成された。

    車もその延長線上。
    真ん中は人が乗るので、エンジンは前か後ろしか
    置き場が無かった。
    駆動は大昔から前輪も後輪も存在する。
    むしろ、前輪駆動のほうが有利な点が多い。

    しかし、エンジンの発展はパワーの増加を意味する。
    パワーが上がれば上がるほど前輪駆動では難が出てくる。
    これは現在でも同じだが、ハイパワー車(400馬力超)
    にFFは無い。
    FFを人のコントロール下におくには限界がある。
    その限界が、今と昔では差があるだけで、小さな
    小馬力車にはFFが適しているのは歴史上の車を
    みても分かること。
    戦後のヨーロッパ車には、実に多くの小型FF車輌が
    存在した。(今はそのほとんどのメーカーは存在しないが)

    故に、基本がFRということはない。
    そういう車が多く生き残ってきたからイメージが
    そうなったというだけである。

  • 確かに車の基本はFRですが、単純に、構造が簡単だからです。
    FRだからイイ、とか、基本だからイイ、ってわけでは無くて、単純な構造はFRになるし、車が生まれてから長い間、FRばかりでした。

    トラックもいまだにFRですよね(MRとも言えますけど)
    シンプルな構造なのでそれだけ頑丈にしやすいし。

    まあ、原始的な車ってことです。

  • 駆動輪と操舵輪の分割、前後の重量バランスとメリットは多いのですけど、(おそらく)後付の理屈です。

    大昔の車をどこまで対象にして考えるかと言う問題はあるのですけど、安定したFF車を作れるようになったのは1970年頃でしょうね。
    他の方が書かれている日産チェリーが登場したのもこの年ですけど、日本初ではなく日産初の間違いでしょう。
    スバル1000(ff-1)はもっと前から販売していますし、日本初のFF乗用車は「スズライト」と聞いております。
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%BA%E3%82%AD%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%82%BA%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%88


    FFが普及しなかったのは、等速ジョイントが無かったことが大きな理由と考えています。
    FFが登場するまえは、FRかRRという選択でした。
    どちらも後輪駆動という事で、駆動輪と操舵輪は別々でした。
    重量配分に関しては、そこまで積極的な運転をできる車も少なかったために、スペース効率や整備性などでFRが普及して言ったと思われます。
    MTばかりでしたので、RRの長いリンクはソフトの操作性の悪さという宿命もありましたしね。

    結果的に、自動車の運転技術は後輪駆動車をベースに進化してきました。

    現在のFF車は、FFの悪癖を消すことによって普及してきたといってもいいでしょうね。
    極論すれば、パワステとATが無ければ乗れないような車も多いでしょう。

    そういったことで、FRが基本という認識になったのでしょうね。

  • クルマの基本はFRといいます。重量バランスが良いです。
    また、フロントが舵取り、リアが駆動と役割分担ができるからです。

    昔の車はFRが多かったのは、
    サスペンションとタイヤのグリップが良くなかったため、
    FF車ではフロントタイヤの荷重が稼げず、
    トラクションがかからなかったのです。
    今は十分にトラクションが稼げるようになったことから、
    比較的大きなクルマでもFF車が増えてきていますが、
    大トルク車はいまだにFRです。

    FF…プロペラシャフトがなくなる分、車内が広くなるが、
    フロントタイヤの負担が大きい、
    MR…後部座席位置にエンジンが載るため、2シーターとなる。
    プロペラシャフトがない分、軽く、重量バランスも良い。
    (フォーミュラカーはMR)
    RR…リアオーバーハングにエンジンを載せるため、オーバーステアが
    出やすい。エンジンの冷却が難しい。

  • 車の加減速ではタイヤの前後に対して力が加わります、これに対してカーブを曲がるにはタイヤの横方向へ力が働きます。

    かかる力が縦と横で別であることから、それぞれ後輪と前輪に役割を分担するのが理にかなっている、ということです。

    技術の発達により、その役割を前輪一つにまとめることができるようになり、FFはキャビン空間を大きく取れることから発展したものです。頑なにFRの車造りにこだわっていたBMWも、最近FFを出してきています。

    これが大型の高級車になると、エンジンが大きくなり横向きに置くと前輪の舵角が充分に取れなかったり(小回りができなくなる)、複雑な構造のサスペンションが使えなかったりすることから乗り心地に影響、このために高級車になるほどにFRが残っているわけです。

    それでもアウディなどはエンジンを縦置きでクリアしてきていますし、大型のアメ車も今ではほとんどがFFですので、FRは一部の趣味のスポーツカーに残るだけになるでしょうね。

  • 自動車がこの世に作り出された頃は全て後輪駆動(チェーンで駆動力を伝えるミッドシップ)でした。☞http://carlife8.com/h01/h001.html
    日本で前輪駆動車が登場したのは1970年に現・日産自動車が発売したチェリーというハッチバック式の小型車が最初です。その車がこれです。☞http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E7%94%A3%E3%83%BB%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%AA%E3%83%BC

「みんなの質問」はYahoo!知恵袋の
「自動車」カテゴリとデータを共有しています。

あわせて知りたい

ホンダ レジェンド 新型・現行モデル

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

※ 掲載しているすべての情報について保証をいたしかねます。新車価格は発売時の価格のため、掲載価格と実際の価格が異なる場合があります。詳細は、メーカーまたは取扱販売店にてお問い合わせください。

ログイン

中古車探しをもっと便利に

  • 中古車お気に入り管理
  • おすすめ中古車の表示

ホンダ レジェンドのみんなの質問ランキング

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離