ホンダ ジェイド 「欠点を補って余りある走りの良さ、楽しさ」のユーザーレビュー

BB.Sky BB.Skyさん

ホンダ ジェイド

グレード:RS(CVT_1.5) 2015年式

乗車形式:マイカー

評価

5

走行性能
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乗り心地
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燃費
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デザイン
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積載性
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価格
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欠点を補って余りある走りの良さ、楽しさ

2016.7.22

総評
      
 子育てを終えて、3列目をほとんど使わず、カッコいい車を、気持ち良く楽しく乗りたいと思う人にはオススメの車。また、3列目はたたんでワゴン車のように使い、4人以内でゆったりと走りたい人にもよい。スタイルがスポーティーなので、若い人にも向いてるかもしれない。今のホンダ車で走りが楽しい車は、S660とジェイドRSが双璧。
 残念なのは、ホンダの社員でもジェイドRSの良さを知らないこと。試乗車も置かないし、自分で乗ってもいないし、(売る気もないように見える。)シャトルの方がいいと思っている。シャトルとジェイドRSの乗り味は、まるでレベルが違う。
 価格は装備や内装を考えるとやや高めだが、走りにお金をかけた感が強い。また静かな走行のためにガラスを厚くしたり遮音材を追加したりしている。実際賑やかな所で窓を閉めると、隔絶感が高い。ハイブリッドXと同様の外装で、アジャイルハンドリングアシストを付け、サスを専用チューニングしたRSは、ハイブリッドに比べると買い得感が高いといえる。
 3列目が使えない、収納がない、装備がショボイ、値段が高いとマイナス面も多いが、それを補って余りある走りの良さ、楽しさを感じながら、毎日乗っている。クルマ好きには、たまらない車だ。
満足している点
     
 満足している点の1つ目は、上述の走行性能の高さ。カーブを曲がるのが楽しくて、高速道より一般道、できれば連続したカーブが続くワインディングロードを選んで走るようになった。
2つ目は、エクステリアのカッコよさ。純正のフィット似のグリルがカッコ悪くて、ホンダアクセスのグリルを装着。まるで前のアコードワゴンのような感じになり(RB1にも似ている)、大いに気に入った。もともと美しいフォルムをもっているので、カッコいいグリルとサイドの流れるようなシルエットは目を引く。このグリルを付けるとホンダセンシングが付けられないが、運転に変に干渉されたり、運転技能が低下するのもいやなので、割り切った。アルミホイールのデザインはスポーティーで、この車に合っている。
 3つ目は、1,2列目で静かにゆったりと座れる居住性。2列目はいつも一番後ろにスライドして使用。RB1よりゆったりとくつろげ、深くリクライニングもできる。室内高も十分。視界はとても良い。インパネの位置は思ったより見やすい。
エンジンの回転数を高めなければ十分静かなので、ハイグレードスピーカーシステムで音楽を楽しんでいる。
 4つ目は、燃費の良さ。ハイブリッドでなくてもこのくらい走れば十分。経済的。
不満な点
 不満な点の1つ目は、マフラー。RB1はデュアルマフラーだったのに、ジェイドRSはシングルで外から見えない(下向き)。RSなのに・・・エクステリアではそこが不満。無限のデュアルマフラーに替えようかとも思ったが、走行性能や燃費、音量等この車の絶妙なバランスが壊れるのが怖くて保留。      
 2つ目は、装備や収納、内装等。装備は、RB1に比べてトリプルゾーンエアコン、パワーシート、オートワイパー、3列目電動格納等無くて、著しく劣る。収納も、今の車には信じられないくらい少ない。2列目にカップホルダーが無いのにはびっくりした。ドアのスイッチ部分に加飾がなくプラスチックがチープな印象。それから、シートのリクライニングがスムーズでない。(レバーの操作性、シートの戻り)また、シートのサポート性がイマイチ。2列目のシートの座面が短い。
 3つ目は、3列目の安全性。思ったよりは座れたが、やむなく3列目を使うときが不安。ボディは相当補強してあるようだが、トランク部分の奥行きがRB1の半分もなく、リアガラスが寝ているので、3列目の安全性は疑問。2列目は3人掛けも選べるようにしてほしかった。
 
デザイン

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走行性能

-

      
 オデッセイRB1 Lタイプからの乗り替え。正直言うとRB1のような満足いく車が今のホンダ車にはなく、他社の車を含め次々に試乗して、あまり期待せず乗ったジェイドRSの乗り味の良さが気に入り、購入に至った。
エンジン性能は、RB1の静かさ、上質さには遠く及ばないが、1500CCのターボ車らしい元気さはある。1600回転から最大トルクを発揮するので乗りやすく、パドルシフトを使って4000~6000回転まで回すと、いい感じに加速する。ただ音は結構大きくなる。CVTは回転数を低く保つので、おとなしく乗れば静かなサルーン的。音質は、高回転域では結構良いが、低回転域ではイマイチ。3000回転くらいでコモリ音が少し出る。速さは、数値(出力、最大トルク)以上に速く感じる。モアパワーを望むが、使い切れる楽しさもある。
  走行性能の高さは、この車の最大のウリ。アジャイルハンドリングアシスト、低重心、ダブルウィッシュボーン(後輪だけだけど)のおかげで、面白いほど気持ち良く曲がる。ジェイドのハイブリッドを試乗しただけでは購入する気は起きなかったが、RSに乗って別物だと感じた。マニュアルモードの3、4速で連続するカーブを駆け抜ける楽しさは、RB1以上。パドルシフトの応答性は良いが、ステアリングと一緒にパドルシフトも回るのが自分的には嫌。直進安定性は、抜群に良い。ブレーキの効きも良い。デュアルピニオン電動パワステの出来も良く、思い通りのラインで走ることができる。ステアリングは小径で、太さもちょうど良い。
乗り心地

-

        
 RB1を初めて試乗し乗り出したときの静かさ、上質さ、スムーズさは今でも覚えている。ジェイドRSの乗り心地は、RB1には劣るが近いものがある。サスは基本硬めだが、予想外に乗り心地は良い。ハイブリッドよりも良い。車両感覚もほぼ同等で(全長は違うが)RB1の後継として違和感はない。215/50,17インチのタイヤは、グリップ力と乗り心地を両立させている。でも、ロードノイズをもう少し押さえられるとよかった。
積載性

-

 通常3列目はたたまず、荷物置き場としている。3列目をたたむと、フラットで結構広いスペースができる。通常の使用では十分かと。
 2列目と3列目をたたんで使用すると、デコボコができてしまいイマイチ。RB1の方が上。
燃費

-

       
 これは、RB1よりかなり良い。通常で13~15kmは走る。高速で遠出すれば、17~19kmぐらいはいく。エンジン出力があと20~30PS、トルクがあと6~7kgあると、さらに面白い車になったんだろうけど、燃費とのバランスを考えると、このくらいでいいのかも。ECONボタンは、RB1のときからほとんど使わず。その方が気持ち良く走れるし、燃費も良い。画像は、高速道路でエコランに挑戦したときのもの。3人乗り、ECONオフで距離85km走って、燃費は22.2km/lだった。ハイブリッドと同等の結果が出た。でも、この走り方は全然つまらないので、帰りはいつものようにメリハリをつけて運転した。
価格

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故障経験
なし。

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