新型コンパクト比較評価:FITとデミオ
現在使っているキューブのリース上がりの時期が近くなってきた為、本日新型FITを見にホンダディーラーにいってきま
2007.10.27
- 総評
- 新型コンパクト比較評価:FITとデミオ
現在使っているキューブのリース上がりの時期が近くなってきた為、本日新型FITを見にホンダディーラーにいってきました。
実はデミオも候補の一台なので悩んでいるのですが、この2台、1300ccと1500ccの排気量ランク毎で、選定グレードは個人的に買い得と感じたほうをテーマUPしたつもりです。
両車とも、各グレード・排気量で比較して、価格帯も大きさもほぼ同じ、新発売のコンパクトクラスで人気を二分するであろう2車種の比較評価です。
今回この比較に関してはどれが勝ち!的な決め付けは、正直出来ません。
個々、デザインの好みや、ごらんになる方の各メーカー、車種への偏見等も有るかもしれません。
実際今回の2車比較はどれが買いとは、言い切れ無いほど個々の個性があります。
この評価ご覧になったうえで、お気に召された車が、きっと買いなクルマなのだと思います。
<当方は今回は本当に甲乙つけがたくどちらを選ぶか結論がでるのに時間が掛かりそうです>
- 満足している点
- FITは、過去に、あのカローラを抜いて日本一の販売記録を更新した記録を持つ凄い車です。
先入観はさておき、シートレイアウトの多彩さ、運転席からの死角のすくなさ、旧型から改良されたV-TECエンジンなど、コンパクトカーを実用系重視で選択する場合はFITは文句ない一台だと思います。
当方、以前に旧型と現行型ベンツのAクラス、Bクラスの購入も検討したことがあり、改めてFITのカタログと並べてみるとショートボンネットでワイドキャビンのFITの外観のイメージはBクラス、サイズ面、動力性能は旧型のA160に近く、パワーウエイトレシオは、ベンツ旧A160と、1300ccのFITがほぼ互角、10モードのデーターは1300ccのFITが、A160のおよそ倍、新車の車両価格はおよそ半額であることがわかりました。
余談ですが、FITのこのベースグレードの鍵はまるで80年代のベンツのような3枚合わせのギザギザキーで欧州系でした。
FITは全幅が旧型Aクラスより細いので室内巾は3cm程狭いですが、シート巾がおよそ1cmほど違うので、実際にFITに乗ってみたところ、体感的には余りかわらないと感じるレベルでした。
本題に戻し、ほぼ同価格帯のデミオ1.3 13Cと比較した場合でもFITが動力性能<パワーウエイトレシオでは1kg/PSの優勢>や4速ATのデミオに対して、CVT標準装備のV-TECエンジンで馬力がおよそ1割違い。
その他ポイントで、FITが優勢に思えます。
他にも、昔の・サイバーsports・CR-Xのグラストップのような大きなグラストップが選択できることもFITの特徴です。
LOOKSよりも実用重視で、また1300ccのベースグレード同志で比較した場合は、圧倒的にFIT優勢と評価して違いありません。
- 不満な点
- 実用系の全体スペックの割には内装デザインは、革新的で好き嫌いが分かれそうです。BODYカラーバリエーションも排気量での制約があるFITのほうが9種類と選択肢が少なめです。
この辺りは、あくまで実用系のクルマ用の内装は冒険しない欧州のベンツなどとは発想が違うようですね。
金属部品の使い方や樹脂部品の質感も主観的には今一歩と感じました。
FITが1300ccでの対デミオでの優位に対して、1500ccではデミオ1.5 スポルト158.0万円とほぼ同価格のフィット1.5 RSの157.5万円の装備の違いで比較した場合、デミオはエアコンがマニュアルになるものの、装備面で、UVカットガラス・フロントフォグランプ・ディスチャージヘッドライト・アルミホイール・CD・195/45R16扁平タイヤ、等が標準装備されている分差を感じます。
1500ccの最高出力はデミオは113ps(83kw)/6000rpmでFITより7ps低いですが、60kg軽い車重のためパワーウエイトレシオは同じ9kg/psとなっています。
燃料消費率(10/15モード走行)や最大トルクも大差ありませんし、最小回転半径(4.9m)とトランスミッション がCVT は同じです。
1300cc同志のベースグレード比較のような圧倒的な性能格差は感じられません。
主観的な部分もあるので、最終判断は購入者の好みに左右される部分が大きいのも又、こういったコンパクトカーの特徴でもありますが。
***比較評価ですので、デミオ1.5 スポルト編も書いています。宜しければこちらもご覧ください。
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