ホンダ クロスロード 「せっかく作ったのにもったいない 大きくなりすぎたCRVと、廃止されたHRVの後釜として、そろそろ買い替えをしそうなSMXユーザーを取り込むべく作られた」のユーザーレビュー

せっかく作ったのにもったいない 大きくなりすぎたCRVと、廃止されたHRVの後釜として、そろそろ買い替えをしそうなSMXユーザーを取り込むべく作られた

2010.8.5

総評

せっかく作ったのにもったいない
大きくなりすぎたCRVと、廃止されたHRVの後釜として、そろそろ買い替えをしそうなSMXユーザーを取り込むべく作られた車、確たるコンセプトや理念があるわけでなく、開発中にプラットフォームが変更されたりと、まだ体力的に少し余裕のあった頃のホンダがとりあえず7人乗りとして作り、結局そのコンセプトの中途半端さと、開発のツメの甘さで、中途半端な足回りと、パッケージングによりホンダユーザーからもソッポを向かれ哀れ3年で生産中止に。

満足している点

エクステリアデザインはかなり良い、購入した人は殆どこの点で購入したはず。
四隅を切り落としたデザインでかなり小回りが効く。
エンジンは1800にしてはそこそこトルクがあり使いやすいが高速は苦手、
燃費は町乗り中心で13.5キロと、お財布にも優しい。
インテリアはあっさりとして嫌味の無い造詣、道具感がにじみ出てます。
メーターの照明が絶妙で、見難いと思った事は無い。
室内幅が広く、コンパネが積めて重宝します。
売れ行きが悪く、絶版となり、乗っている人が少ない。

不満な点

なんと言っても足回りのツメの甘さ、そんなに硬いわけでもないが、段差を吸収する際に、予想出来ない方向への車体の振れが生じ、気味が悪い、初めは壊れているのかと思ったぐらい。
それでも3年、3万キロでそんな挙動も収まってきた、慣れてしまっただけかも、大人数で乗ると収まるんですが…
各部のツメが甘い。
後席のシートベルトは使用後に所定の穴に差し込まないとカタカタ当たってうるさい。
横風が強く当たると、Bピラー辺りからビュオーとかなり大きな音が進入する。
ブレーキング時、ゆっくり静かに止まろうとすると、1速への変速トルクにブレーキ容量が負けるのか、一瞬前に飛び出す挙動があり気が抜けない。
夏場は内装の樹脂部から可塑剤がにじみ出るのかべたべたする所がある。
シートは硬過ぎで腰へのサポートが少ない、材質も伸縮性が乏しい。
せっかく作った車種を売れ行きが悪いためか放置プレイ状態、なぜユーザーに受け入れられなかったかちゃんと調査してる？でないとまた同じようなことを繰り返すだけですよ…
フリードスパイクの開発リーダーも同じ人ですね、グリルのデザインがクリソツなわけだ。

デザイン

-

走行性能

-

乗り心地

-

積載性

-

燃費

-

価格

-

故障経験