ホンダ CR-Z 「妻子が其々車を持ってるので私も「自分の車」を選ぶことができた。 でなければ「ほぼ２シーターでMT」などという車は選べなかった。 この車は「まだ」のユーザーレビュー

妻子が其々車を持ってるので私も「自分の車」を選ぶことができた。 でなければ「ほぼ２シーターでMT」などという車は選べなかった。 この車は「まだ

2010.9.21

総評

妻子が其々車を持ってるので私も「自分の車」を選ぶことができた。
でなければ「ほぼ２シーターでMT」などという車は選べなかった。

この車は「まだ家族を考えなくて良い」か、さもなくば
「もう家族を考えなくて良い」か、どちらかの人が対象と思います。
おすすめ度の評価が低いのはそのためで決して万人向きではありません。

私の使い勝手として一人で動き回ることが多いので大きな車で
空気を運ぶ必要はなく、小振りで燃費が良く、かっこよく走りがいい
CR-Zはまさに願ったりかなったりでした。


またホンダの営業氏の取り計らいでCVTとMTの車に複数回数
試乗させてもらって両車をよく見極めることできました。
そこで思ったのは意外なほど大きな味付けの差でした。

万人向けの性格でマイルドなフィールのCVTに対し
MTは「MTを選んだ、という事は判ってるよね」という主張がハッキリ感じました。

実際にはモード変更時など滑らかに「元気良くなったな」と感じる
CVTのフィーリング。
一方「ガクン」と加速ショックを感じるほどのMTのあからさまなセッティングと
モード切替だけでも違いを体感できるほどでした。
アクセルに対してのダイレクト感もMTのほうがストレートでした。

またアイドリングストップもCVTは１０キロ以下でかかりますが
MTは３０キロとかなり早い段階でかかります。
これを利用し信号などは遥か手前からエンジンを切り空走
燃費の向上を図ることができます。

満足している点にも書きましたが状況によってがらりと
性格を変更できる２面性がこの車のポイントと思っています。
もっと速いスポーツカーなら他にたくさんあります。
もっと燃費の良いエコカーなら他にたくさんあります。
でも場合によって一車で状況を使い別けられる車は現時点で
これぐらいしか思い浮かびません。
それを「多面性」というか「中途半端」というかは評者の方の
立ち位置の問題だろうと思います。
ですがそれは異口同音で同じことを言ってるだけだと思います。


私にとってこの車のキャッチフレーズはやはり「ジキル＆ハイド」ですね。

満足している点

若者が乗っても中年（老人）が乗ってもサマになるルックス。

小さい、駐車が本当に楽です♪

エコモードで急がない時は前に「軽のおばちゃん」が
制限速度で走っていてもイラつかない（それ以上に遅いから）
一旦前が空けばスポーツモードで後続を簡単に振り切る。

クルーズ・コントロールは手抜き（足抜き？）に便利。
北関東居住のため高速道では結構利用頻度が高い。
解説書では時速１００キロまでだが１１２キロで使用可能だった。

街中走りでもリッター１７キロ行く燃費
高速だけでは試したことはないけど２０は超えてるはず。

６速目で時速５０キロが実用域という懐の深さ。
スタートからはせわしいけど６速目に入った後はズボラできる。

充電状態を気にしながら走る面白さ、いや、こんな楽しみがあるとは。

MTなので周囲が「運転させてくれ」と言わない。
皆、乗りたそうにはしているが（笑）

スイッチ１つでまったく性格の違う走りを演じる。
二重人格者（車）まるで「ジキル博士とハイド氏」
こんな車は今まで知らなかった。

不満な点

年寄りには判り辛いナビシステム＋オーディオ。
同じものがついたインサイトを買った倅は使いこなしていた・・。
でも高速を走る際に近辺の地図が小さくなってしまうのは
本当に大きなお世話、倅も使いづらいと言っていた。

仕方ないが左後方の視界。
Y字路の合流では大変気を使う。

デザイン

-

走行性能

-

乗り心地

-

積載性

-

燃費

-

価格

-

故障経験