ホンダ CR-Z 「見た目全振り」のユーザーレビュー

見た目全振り

2023.7.17

総評

今振り返って見るとホンダお得意の企画の迷走に満ち溢れている車。
発売当時もエコエコうるさかったし、リーマン後でCR-X直系みたいな車の企画は通らなかったんだろうなと思う。
今の1500ターボをこの車に乗っけてたら今もCR-Zに乗ってた可能性はあったかも。

満足している点

やっぱりデザイン。
EGシビック、CR-Xが子供の頃好きだった車なので。
この見た目でなかなかの燃費（ハイブリッドだしね）

不満な点

デザイン、燃費以外の全て（）
こういう趣味性の車なので殺人的な後方視界の悪さや、拷問のような後部座席に文句をいう人は少ないと思います。
それを抜きにしても一番の問題はローパワー。
ちょうど扱いやすいとか街乗りなら十分という言い訳をしがちですが、基本同時期のフィットRSにデザイン以外全て負けてるのはかなり問題。モーターのアシストがあってちょっと元気なフィット、アシストがないとドンガメレベルの動力性能はさすがに辛かった。
コーナリング性能も特に良いわけでもないし、そのへんを求めるなら実用性がおなじレベルのロードスターのほうが間違いなくいいです。

デザイン

5

なんだかんだいってカッコいい、これが全て。
スタンドに給油しに行ったとき「ハイオクですか？」と聞かれる程度にはスポーツカーしてる。

走行性能

1

ローパワー。
どれだけ言い訳してもこれだけは覆せない。
この車の前にEU型シビック（1700㏄、130馬力、1200㎏）に乗っていたけどそれと比べても排気量差の非力は感じたし、フィットRSやロードスターと比べると車重差の違いからくるもっさり感はちょっと擁護できない。

乗り心地

3

特になし。ノーマルだと腰高、ロール感はあるし車高調を入れて固めればそれなりに硬くなる。
車高調を入れればFK8と大して乗り心地が変わらない（パワー差はもちろん歴然）

積載性

3

後部座席は拷問用なので基本フラットにしていたのでそれなりに物は積めます、人は積めません。

燃費

3

ハイブリッドに期待する燃費はでません。（もともとそういう燃費仕様じゃないし）
スポーツカー（）として考えればなかなかの燃費（それでもすごくいいわけではない）

価格

3

当時のエコポイント制度のおかげでナビがタダみたいなものだったのはうれしかったかな。

故障経験

当時社外ナビ（ゴリラ）を付けていたけど、相性が悪いのか謎の放電を繰り返してバッテリー上がりが多発してました。
それ以外には大きな問題はなし。