カローラレビン AE111との比較で・・・。
試乗レベルでの感想です。なので80km以上の高速域の比較は、わかりません。
現在、排気量1587ccで
2010.3.5
- 総評
- カローラレビン AE111との比較で・・・。
試乗レベルでの感想です。なので80km以上の高速域の比較は、わかりません。
現在、排気量1587ccで車両重量1080kgでカテゴリーが、同じくライトウェイトスポーツカーの部類で、似ているので今回のデビューは、非常に楽しみでした。
ホンダの顧客獲得層が、50歳代の夫婦層、30代の独身男性層ですが、乗ってまさにそのように感じます。
価格が高いという人がいますが、ハイブリットシステムでここまでスポーツ感溢れる仕様にした作り、研究費・開発費を考えると高いとそうは感じないです。
(ディーラーの方もCR-Zの利益率は、低いと言ってました。)
価格を中心に考える人は、似たようなカテゴリーのフィットRSや、中古のスポーツカーにしたほうが良いかもしれません。
この車、まだまだ研究・開発して出来のいい車を作って欲しいと期待させてくれる車です。
また、現在、スポーツカー市場は、ハイスペック志向でGT-R、LF-A、IS-Fのように一般庶民が少し頑張って貯めれば手に入るような価格にはない車ばかりです。
そう考えると200~300万台のハイブリットで、スポーツカーを開発した考えると評価は、5つ星を与えたいと思います。
- 満足している点
- この車をAE111と比較しての長所をあげるとすると、
・デザインの斬新さ(これは、特筆ものです。パワーや加速性能ではなく、デザイン重視するとAE111の頃、ちょうど1990年代の車は、見劣りします。)
・レギュラー仕様で、燃費が15km以上といった燃費の良さ。(AE111は、ハイオクで12km/L)
・静粛性(ハイブリッドシステムの良さ。高級車と同じ静かさです。加速しても不快感はゼロです。)
・足回りは、AE111と並ぶ程のしっかりとした作り。かなり研究されてます。
ただし、タイプRのような小石を拾うほどの硬さではないのでサーキットレベルではダメです。
・始動からの加速までのトルク感の良さ。(AE111は、トルクが細いのでCR-Zと同じように加速するには、1速で最低2500~3000回転は、回していく必要はあります。CR-Zは、2000回転以下でもIS250のような加速感があります。)
・シートの出来の良さ。(純正でかなりいいです。レカロSRシリーズのシート表皮の素材を若干悪くした感じです。疲労感を感じさせない作りです。)
・内装のイルミネーションの良さ。(メーターの作りが斬新。但しデジタルとタコメーターの融合なので、見にくいと感じる人は、辛いとおもいます。)
・車体の軽さ(車体が軽いのでハンドリングもキビキビしてます。カタログによると1160kg。1t前半は、運動性能を伸ばしてくれます。)
といった感じです。
- 不満な点
- この車は、サーキットも走れて、街乗りも出来るスポーツカーを求める人には、不向きです。
AE111をスポーツカー、または、スポーティーカーと呼ぶ人がいますが、このCR-Zは、街乗りメインのスポーティーカーと呼ぶほうがいいかもしれません。
インテグラタイプRのようなサーキットをガンガンに攻める人がスポーツカーと呼ぶと、このCR-Zは、それにはほど遠いです。
短所を挙げると・・・
・視界が悪い。(AE111の方が断然見やすいです。空洞実験の為でしょうか、前方の視野角が狭い、後方はもっと見えにくいです。)
・後方座席のスペースの狭さ。(子供1人乗れますの表現は厳しいです。子供1人我慢して乗れたらいいほうです。ちなみにAE111の方が、空間率が高いです。)
・内装の素材のチープさ。(これは、ひとぞれかとおもいます。リサイクル素材の多用の為でしょうか。ある程度年数をたつと、古さをすごく感じるとおもいます。5年に一回くらいのサイクルで車を買い替える人には、感じないとおもいます。)
最終的に、AE111と比較すると、運動性能重視のわたしの観点でAE111がいいと思いました。
- デザイン
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