ホンダ CR-Z 「新しい時代の幕開け この車は、新しい価値観の提案ですね。 人類の歴史は、古い価値観と新しい価値観のぶつかり合い。 日本の歴史を紐解いても、信長の改革や」のユーザーレビュー

新しい時代の幕開け この車は、新しい価値観の提案ですね。 人類の歴史は、古い価値観と新しい価値観のぶつかり合い。 日本の歴史を紐解いても、信長の改革や

2010.3.25

総評

新しい時代の幕開け
この車は、新しい価値観の提案ですね。
人類の歴史は、古い価値観と新しい価値観のぶつかり合い。
日本の歴史を紐解いても、信長の改革や明治維新などなど、枚挙にいとまがありません。
我々は、結果を知っているので、敗れ去った価値観を非難する事は簡単です。
しかし、当時の人がどのような情報や考えで、どのように行動し、その結果どうなったか？
その、時には命をかけたギリギリの判断から、我々は明日への判断を学ぶ。
それが、歴史の醍醐味です。
決して、結果が分かった立場から批難したり、まして年号を覚えるのが歴史を学ぶ事じゃない！
話がそれましたが、このCR-Zも、そんな価値観の転換期にある車かもしれません。
車の楽しさって、パワーでしょうか？
確かに、サーキットランをするなら、パワーは重要でしょう。
しかし、一般道を楽しく走る上で、パワーは重要でありません。
その事を、私はビートから学びました。
非力でパワーが無く、スピード違反を取り締まっている白バイ隊員に呆れ顔をされるほど遅い車です。
しかし、楽しい。
私は、ビートと同時にアコードユーロＲも所有していました。
はっきり言って、パワーも走行性能も、断然アコードの方が上です。
しかし、FFスポーツセダンとして定評のあるCL7ユーロＲをして、ただのセダンと錯覚させる存在でした。ビートは。
CR-Zは、確かにパワーのある車じゃありません。
しかし、一般道の運転を常識的に楽しむ分には、十分なパワーです。
例えば、私のアコードＲの場合。
8,000rpmで220馬力を搾り出しますが、そんなの限定された所でしか使えません。
2速-8,000rpmで90km/h近く出ます。
赤ヘッドK20Aの醍醐味を味わえるのは、高速道路での加速帯ぐらいです。
そう言う意味で、CR-Zのパワーは十分と言えます。
趣味の車と言えども、社会とは無縁では存在し得ません。
地球温暖化に二酸化炭素が影響している事に私は疑問を持ちますが、世間一般では車は温暖化の元凶の一つに見られています。
そんな状況の中、1.8トンもある車重を約500馬力のエンジンで動かし、燃費はカタログ値で8.3km/L。
その様な車をして、「パワーがあるぜ。これがスポーツカーだぜ」と言っても、世間では白い目で見られるでしょう。
今後、車に厳しい世の中が予想される中で、それでも「運転して楽しい車を」と言う要請に対する一つの回答だと思います。

満足している点

● 過激さはないが、運転して楽しい。
● MTが、しかも３ペダルのMTがある。
(やっぱし、ヒール＆トーを使っての運転は楽しい♪)
● タコメータとスピードメーターを、同じ視線上で見る事ができる。
● 安い。
この車のアイデンティティーは、「ハイブリットである事」です。
当然、ハイブリットシステムの為に、従来の車とは、別の箇所でコストがかかる訳です。
その、特別なコストを度外視して、「高い」とか評価する人は、あまりに社会の仕組み、ビジネスの仕組みを知らない発想です。
公務員なのかな？

不満な点

道具としての車として評価すれば、色々ありますが、これは目的を絞った車です。
「運転を楽しむ車」として判断した場合、短所は「特になし」となります。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験