MAZDAロードスターって1つのモデルで大体10年くらい販売してますよね？ 他社の車、例えばシルビアやシビックだと3〜4年ほどするとすぐモデルチェンジしますよね？

Question

これってロードスターが異常なんですか？それとも他の車が早すぎるだけなんですか？

Answer 1

年間グローバルで、年間10万台以上売れているなどの短期で開発コストが回収できるモデルは4〜6年のモデルサイクルが設定されています。

グローバルモデルが大体1モデル6年程度、日本国内専用は4年程度のモデルサイクルでその半分くらいにマイナーチェンジを実施しています。
日本国内で新車を購入する方は3年目の1回目の車検か、5年目の2回目の車検で買い替えるケースが多いです。
この買い替えのタイミングで新モデルが登場していたらディーラーも売りやすいという状態になります。
ただ日本国内の4年も近年は6年程度のモデルサイクルになっているケースが多いです。

シルビアは、S12(5年)、S13(5年)、S14(6年)、S15(3年)と最終モデルは排ガス規制で販売終了です。
シビックは、EG(5年)、EK(4年)、EU(5年)、FD(5年)、FB(4年)、FC/FK(6年)と大体4〜6年となっていて、近年は6年になっています。

グローバルモデルは、車の買い替えタイミングが長いことから、短期のモデルチェンジはユーザーが離れる可能性があり、販売好調だと短期スパンのモデルチェンジはしません。
代表としては、アルファードは先代(H20系)は6年半、現行(H30系)は既に7年経過しています。

逆に通常生産で年間の販売台数が少ないスポーツカーモデルなどの趣味車は基本的には6年以上のロングスパンでモデルライフが設計されています。
特にスポーツカーモデルは近年は年次改良を実施しているケースが多いです。
モデルチェンジ時期は法規制の改正のタイミングが多いです。

R35 GT-Rは2007年からなので既に15年間販売しているモデルになります。
先代ジムニー(JB23)は、1998年から2018年の20年間販売されました。

ロードスターは、NA(8年)、NB(7年)、NC(10年)、NDは7年経過になります。
NCは元々7年目にモデルチェンジ予定でしたが、会社の事情で開発が遅れ延命されました。NDも規制対応で昨年のモデルから車台番号がつきないように車台番号ルールを修正して延命処置が入っています。(毎年10万番加算が、年5万番加算に変更)

Answer 2

最近のスポーツカーは年々厳しくなる環境や安全の規制を回避するためにマイナーチェンジ扱いで、同じ型番を使い続けることが多いです
GTRなんて2007年からずっとR35ですよ、既に15年経ってます
フェアレディZも2008年から同じ型番使ってますし、86(BRZ)も9年間同じでした。