「乗り心地の快適さ」において、セグメント感の下克上は起こりえますか？

Question

例えばですが、Bセグ：フィット、Cセグ：シビック、Dセグ：アコードの3車種を乗った場合にですが、下のセグメントの車が上のセグメントの車を超えることはありえますか？
「電装系」「快適装備」は新しく出たものの方が優れている事が多々あるため、乗り心地に限らせていただきます。

乗り心地の良さはホイールベースとトレッド幅に大きく左右されると聞きます。やはり大きい車は圧倒的なメリットを持っているのでしょうか？

実際にお乗りいただいた経験を元に、下克上が起こっていると感じられた車種がありましたらご教示願います。

また乗り心地は置いておいて、静粛性でなら下克上が起きていると思う車種もあれば教えてください。


ご回答よろしくお願いします。

Answer 1

乗り心地は数値化できるものではなく、各自の好みで評価が変わります。
そのため、大きな車や高級車が良いとは限りません。
例えば、フワフワした乗り心地が嫌いな人は、高級セダンなどにありがちな乗り心地を嫌いますので、良い評価になりません。
足回りが硬くて路面の状態が体に伝わる、引き締まった乗り心地を好む人もいます。

私の乗り心地の好みは、硬く引き締まった乗り心地が好きですので、おおむね高級車ほど好みに合わず評価は低くなります。
特に車体が大きい（ホイールベース、トレッドが大きい）ほど揺れの早さも遅くなり、フワフワ感じやすい傾向がありますので、好みに合わず乗り心地が良いとは思えません。
そのため下克上だらけになります。

静粛性は周波数ごとにｄＢで表せますので、数値化できるため機械的な評価ができます。
運転席、助手席、後席、それぞれで測定できます。
しかし人により、周波数によって耳障りな音、あまり気にならない音など、ある程度は好みで分かれますので、数字だけでは評価できないこともあります。
また、舗装状態が変われば音も変わりますので、車と舗装状態と好みの３つが混ざると評価にバラツキが出ます。
条件によって評価が不安定になれば、下克上になることも考えられます。
好みや舗装状態を無視して、単純にｄＢの小ささだけで評価するなら、大型セダン（高級車）が有利です。
コンパクトカーが大型セダンより静粛性（ｄＢの小ささ）に優れていることは、まずありません。
また、車内容積が大きいミニバンなどは、静粛性ではセダンより不利になる傾向があります。

質問者からのお礼コメント

乗り心地の良さもメリットデメリットあり、ですね。ありがとうございました。

Answer 2

>下克上が起こっていると感じられた
そもそもの話ですがセグメントやクラスって、そのメーカーの中の法則に従った『味付け』でしかないですから、下克上も何もサジ加減一つです。カローラにクラウン級の金とコストを掛けてよいのなら、小さな高級車がすぐに完成します。ちなみに駆動方式は関係ありません※。クルマの大きさやホイールベース等ももちろん影響しますが、小さすぎても良くないですが、たぶん大きすぎも良くないでしょう。ベンツ等でも『Cクラスいちばんバランスがとれている』とか言われます。トヨタの場合は、しっかりクラス分けがされていて、クラスによっては出来る事ですらやりませんし、上級クラスはやらなくていいことまでやります。全てコストです。また同じように見える車種でもクラスが違えば部品が違ったり、見えない部分でのコストダウンが確実に乗り心地や走行性能に影響を与えています。しかしまれに、『コストダウン』している下位クラスの走りの方が軽快で人気が出る場合もあり、それは下克上かもしれないです。スバルの現行インプレッサと先代レヴォーグがその関係にあるかもしれません。先にフルモデルチェンジしてプラットフォームが新世代になったインプレッサは、旧プラットフォームのレヴォーグの乗り心地や静粛性を遥かに超えましたが、それでもインプレッサには随所に安っぽい部分が見られ、クラスの違いはきちんと分かります。（もちろん分からない人にはわからないので、メーカー的にはどちらでも良いのでしょう）

※『走り』を重視するなら、駆動方式はどの種類でも一長一短あります。