ホンダ アコード のみんなの質問

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運転の技術で、カウンターを当てると言うのはどういう技術ですか?

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ベストアンサーに選ばれた回答

用語の解説と同時に、車の構造、そして、その対応についての説明が必要ですので、他の回答者の方々の補足だと思ってください。

まず、用語の解説から始めます。

「カウンターを当てる」というのは、"counter steering"と言って、「カウンター」と言うのは、ラテン語の"contra-"で、「~に反する」という副詞からきており、「~に反対の舵を切る」と言う意味です。要するに、「車体の後方が流れたのと同じ方向にステアリングを切る技術」のことです。「本来左へ行きたいのに、それとは逆の右へハンドルを切る」ことから、こう呼ばれています。通常は自動車教習所で理論だけは学ぶはずです。実際に、これを教習所で行うには、路面が滑りやすい状況を確保する必要があるので、実技訓練はなかなかできません。大抵の場合は、ぶっつけ本番になります。

次に、なぜ、車体の流れた方向と反対方向にハンドルを切るのかと言うと、前輪駆動車を除いて、後輪駆動車は、エンジンから駆動輪の後輪に動力を伝えるドライブシャフトがあります。これを左右の後輪に伝えるために、「デファレンシャルギア」という「動力の方向を変える」部品があります。直進の場合は左右のバランスは均等でないと、まっすぐ走れませんが、「カーブの場合に、左右のトルク(ひねる力)が均等だと、外側に膨らんでしまいます。」運動会の時、入退場の行進で、内側はゆっくりと、外側は速く歩くように、と指導された記憶はありませんか。これと同じなのです。なので、ハンドルを切った方向の後輪をデファレンシャルギアが空回りさせ、外側に膨らまないようにしています。いまでは、デファレンシャルギアの代わりに、「ビスカスカップリング」といって、「油圧でトルクを伝える部品」になっています。ここでお気づきのことと思いますが、この特徴を生かし、車が流れたのと同じ方向にハンドルを切ると、後輪のトルクが崩れた車体をまっすぐになるように戻してくれるということです。

最後に対応策です。これを使う場面は、概して「緊急事態」です。最も有効な場面は、「雪道」や「アイスバーン」などの滑りやすい路面です。一旦滑り出し、スピンが起き始める時にこのステアリング技術を使います、例えば、左へハンドルを切ったとき、後輪が右方向へ流れたとしましょう。この時、勇気をもって、進行方向とは逆の「右」へハンドルを切ることで、デファレンシャルギアが「右側がゆっくりと回転し、左側が速く回ることで、バランスを取り戻すことができる」ということです。

長くなりましたが、この技術を使わなくても済むような運転が好ましいと思います。今ではアンチロックブレーキシステムやタイヤの性能がよくなり、後輪が滑るということが少なくなっていますが、「万一に備えて練習は必要」でしょう。ちなみに私は、雪道で練習しました。おかげで、下りの坂道で、バランスを崩した時にこれを用いて車体を立て直すことに成功しました。ある回答者の方が、「前輪駆動車ではできないことはないが難しい」とありますが、完全に機能しますので、安心してください。因みに私は、34年間アコードを乗り継いでいます。

参考になれば幸いです。

その他の回答 (10件)

  • 他の回答者の皆さんが的確な回答をしてくれていますので、補足として。

    カウンターは、その辺の初心者のオネエチャンでも当てれます。
    お尻が流れたら反射的に誰でも最初に一回無意識にハンドルを切ることはできます。

    が、その後が出来ない。
    一度カウンター当てて、それで「あ~~~~~~」となってしまう。

    カウンターを当てた後の「戻し」が何より重要。
    この戻しが「適正な速さで適正量だけ」戻せないと、カウンターを当てた方向に吹っ飛んでゆく(オツリをもらう、と言います)か、お尻の流れが止まらずくるっと回るか、蛇行し続けます。
    また、その時のブレーキやアクセルとの連携も非常に重要です。

    いずれの操作も常日頃から「滑らかに微妙に」できない人=アクセルもブレーキもハンドルもON-OFFで操作するようなひと=は、カウンターを当てても、戻すことが出来ても、スピンするかオツリをもらって突っ込むか、になります。

  • カーブを走行中にリアが滑り出した時にハンドルもその流れる方向に向ける事で
    スピンを防止する技術です。

  • クルマってのはハンドルを切ると前輪が切った方向に向きを変え、その結果曲がるわけですが、その時にスピードが速いと、かなりの遠心力が発生します。
    その遠心力に耐えられず、特にリアタイヤが外側に流れることがあります。
    すると、ハンドルを切った量よりクルマの向きが変わる量の方が大きくなります。

    カウンターというのは、こういう状況に陥った時に、ハンドルを反対側に切ることです。
    ドライバーの意図より大きく向きを変えようとするクルマを、フロントタイヤを外側に切ることで、適切な向きに維持するテクニックです。

  • 左カーブなどで後輪が流れたら、ハンドルを少し右に切って立て直す事です。

    雪国の婆さんなんかも、軽トラに乗ってカウンターを当てながら走ってますね。

  • 例えば左カーブでリアがグリップを失い外側へ流れ出した時
    ハンドルそのまましてると
    クルッと回ってスピンしちゃいます

    コーナーのRに合わせたハンドル操作を行っているのに
    オーバースピードや路面のミューが思ってたよりも低かった等で滑り出すと
    操舵輪は思ってるよりもコーナーの内側へと深く切り込んでしまう

    これをオーバーステアと呼んでます
    (逆にハンドル切っても回頭してくれないのをアンダーステア)

    オーバーステアの時に
    左コーナーなのに右にハンドルを切って体制を立て直す事をカウンターステアと呼びます
    回頭し過ぎてコーナーの内側に向き過ぎたフロントを
    コーナーの外側に向け様とする事で
    コーナーでのスピンを防ぎクリアする技術です。

    “カウンターを当てる”とも言います

    当て過ぎると外側へコースアウトしてしまいますね
    お釣が来ると表現します。

  • 逆ハンドルを切る事です。
    ただ、その切り込み量はそんなに多くなくてもいい。
    多すぎると、車がスピンモードに突入する。

    現実的に言えば、車が遠心力に対抗出来るだけの切り込み量でいいが、そういう運転技能は実施されないので、現実に知る人はほとんどいない。

    今はABSや横滑り防止機能も多くの車に装備されているので、緊急時にはブレーキペダルをドッカン踏みしてハンドル操作をし、損害を最小限に留めれば良いと思う。

    雪国なら、カウンターは理屈よりも体で覚えている人が多いと思う。

  • ケツが流れるので
    カウンター当てて止める
    時にソーイングという操作にもなる
    夏にスタッドレス履くと再現し易い

  • 例えば右カーブで後輪を左へスライドさせて、スピンしないように左へ少しハンドルを切る。
    これをカウンターステアと言う。
    このとき左へ切りすぎると車が左を向いちゃうので、切りすぎないように後輪は左へスライドさせて前輪は左へ向けて横へスライドするような曲がり方をドリフトと言う。

  • 煽られた時に急ブレーキをかけ、後続車をお釈迦にする事。

  • カウンターというのは、反対側という意味です。

    カウンターステアは、ハンドル(ステアリング)を進行方向とは逆に回すことです。

    カーブを曲がろうとして、タイヤが滑り出し反対方向に動きだしたら車が制御できなくなるので、滑り出した方向へハンドルを切ると、タイヤがグリップするようになり、制御可能になります。
    これの事です。

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