古代ギリシャ･ローマの技術力で自動車って作れると思いますか？もちろん蒸気機関の自動車も含みます

Answer 1

無理です。高圧ボイラーを作るには、熱交換部品としての煙管となる鋼管(鉄パイプ)を作る技術と、それを缶板を貫通して固定する溶接技術が必要です。精密な電気溶接をギリシャ・ローマの時代に実現することは不可能でしょう。
熱交換ボイラーではなくて、圧力鍋形式にしても、ピストンまで高圧蒸気を送るパイプを作れないのでは。圧力鍋の中に給水するインジェクターのような精密部品を作るのも困難かと。
ピストン部品は、鋳造技術があれば作れそうです。

Answer 2

アンティキティラ島の機械が本物であれば可能性はあったと思います。
ただ、自動車という概念がなく作らなかったのかも。

Answer 3

たぶん無理です。

ランドセーリング（帆を使って走る車両）でも、とても実用に耐えないです。

そもそも機関（外燃・内燃）以前に、材料や熱処理の技術が非常に拙いので、強靭な軸や軸受けが作れません。
つまり非常に強い力を受けながら、同時に高速回転する車輪を支える事ができません。
馬車でも産業革命までは、この軸や軸受けの問題は解決できませんでした。

Answer 4

他の方の回答の通り、軟弱な鉄しか作れないので、蒸気機関の自動車は作れません。
蒸気機関車の「発明者」は１８世紀のジェームズ・ワットで彼は設計図を描いて特許を取得しましたが、試作品すら作りませんでした。彼は当時の鉄の品質では動力車用の小型強力なボイラーが作れないと見切っていたからです。ましてギリシャ・ローマの時代の鉄では無理です。
蒸気機関車の実物ができたのはその数十年後、高張力の鉄材が作れるようになってからです。

内燃機関のエンジンには電装部品が必要です。ギリシャローマの時代には電気に関する技術はありませんでした。彼らはスパークプラグの高強度絶縁材すら作れませんでした。

Answer 5

多分無理です。

古代ローマ時代にヘロンの蒸気機関(またはアイオロスの球)が発明され、これが世界最古の蒸気機関と言われてます。

下はおもちゃメーカーが作ったレプリカの記事です。お湯を沸かして水蒸気を噴出させると回転する見せ物です。
https://wired.jp/2012/06/22/aeolipile/

古代ローマ時代の技術で見せ物までは作れたけど、自動車の動力として使えるような技術の発展はなかったです。

世界最古の自動車はルイ15世の時代の「キュニョーの砲車(1769年)」です。馬の代わりに蒸気機関で大砲を運ぶ車で、人も乗せた記録があります。

古代ギリシャやローマで多分作れないと思います。

Answer 6

自動車って作れるかというのは、内燃機関を作れるかというのとほぼ同義になる。古代ギリシャ･ローマは現代人が驚くような高度な技術をもっていたけど鋼を作る技術だけはなかった。
内燃機関を作るには鉄ではなく鋼が必要で、当時は鋼は隕石から取り出すか製鉄の過程で偶然できたものを取り出すしかなく、少量しか作れなかった。
鋼を作れるようになるのは2000年後の話で、それによって産業革命が起きている。

Answer 7

古代ギリシャ･ローマの技術力で自動車って作れると思いますか？
鉄の技術・加工・精錬・などが
製造に大きく関与
スターリングエンジンなら