2021年10月
■2021年10月
グループPSAジャパンは、DSオートモビルのコンパクトSUV「DS3クロスバック」のグレード呼称を「DS7クロスバック」と同様に変更し、あわせて価格改定を行って、2021年10月5日に発表、同年10月15日に発売した。
■2022年1月
グループPSAジャパンは、DSオートモビルのコンパクトSUV「DS3クロスバック」に特別仕様車「PERFORMANCE Line(パフォーマンスライン)」を設定して、2022年1月6日に発売した。
「パフォーマンスライン」は、155ps/240Nmのハイスペックエンジンを搭載し、フォーミュラE常勝チーム「DS TECHEETAH Formula E Team」からインスパイアされたレーシーなディテールをあしらった特別仕様車。リッターあたり129psを誇り、通常モデルに比べて25psと10Nmのゲインとなるエンジンの仕様は、単なる燃調マッピングの変更だけにとどまらず、ターボチャージャーやインジェクター、排気バルブ、コネクティングロッドのベアリングなどが専用設計で、 1.2リッターPureTech(EB2型)エンジンとしては、もっとも高出力な仕様となっているという。
エクステリアは、フロントグリルのDSウイングのクロームとリアランプ下端はマットブラック仕上げとし、リアガーニッシュはグロスブラック、またオニキスブラックにカルマンのセンターキャップがアクセントとなる18インチの“MONZA”ホイールなどを装備してスポーティかつシックな仕上がりとした。
インテリアは、ダッシュボードやドアトリムにアルカンタラをあしらった。シートは座面中央をカルマン(カーマインレッド)をアクセントカラーとした立体的なファブリックに、サイドサポート内側をアルカンタラとしている。ステアリングホイールやダッシュボード、ドアトリムなどのステッチは「パフォーマンスライン」のイメージカラーであるカルマンとゴールドに統一し、特別感を演出している。
同年4月1日には価格改定を実施した。
■2022年5月
ステランティスジャパンは、「DS3クロスバック」にディーゼルエンジンを搭載した「Blue HDi」を2022年5月25日に追加、同日より販売を開始した。
今回導入されたのは最高出力96kW(130ps)/3750rpm、最大トルク300Nm/1750rpmを発生する1.5リッター直4ディーゼルターボ。8速ATとの組み合わせで燃費は21.0km/L(WLTCモード)を実現。駆動方式はFFのみ。
グレード構成は最上級仕様となる「オペラ」のみ。装備はガソリンモデルのオペラと同様で、エクステリアではクロームアクセント入りフロントグリル、インテリアでは上質なナッパレザーのシート、ダッシュ&ドアトリムを採用している。
■2022年9月
ステランティスジャパンは、「DS3クロスバック」に特別仕様車「TOIT DE PARIS(トワ・ド・パリ) BlueHDi」を設定して、2022年9月7日に発売した。
「トワ・ド・パリ」は、最高出力130PS、最大トルク300N・mの1.5リッターディーゼルターボエンジンを搭載する「オペラ」をベースに、専用のルーフカラーであるキャラットグレーを採用。また、専用の18インチホイールやフロントノーズとフロントドアの左右には専用のバッジをあしらっている。これらはエッフェル塔やエコール・ミリテール、サクレ・クール寺院、モンパルナスタワーといったパリのランドマークをモチーフにデザインされたものだという。ボディカラーは、クリスタルパールとブランパールナクレの2色を設定した。
なお車名の「トワ・ド・パリ」は、フランス語で“パリの屋根”を意味し、今回の特別仕様車は、パリの景色に溶け込んでいるアパルトマンの屋根に着想を得て開発されたとのこと。
同年10月1日には価格改定を実施した。