ダッジ キャリバー のみんなの質問

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どなたか分かる方また、自分もやってると言う方お願い致します。プリウス 30 Sツーリングに乗ってます。この前現行の86のホイールを買い付けた所リヤは、20mmのワイトレ入れて大丈夫ですがフロントは、ノーマルのま

までは、キャリバーに当たってつきません。他の人のを読むとスペーサー3mmを入れれば大丈夫との事ですが、ハブボルトが短くていくらもナットが回りません。そこで10mmのワイトレ入れてボディーからはみ出ないでしょうか。リヤは、20mm入ってますが、まだまだ余裕が有ります。はみ出るか教えて下さい。宜しくお願い致します。

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ベストアンサーに選ばれた回答

プリウスと86もホイールの共通スペックは・・・
7J・17インチ・PCD100 × 5穴

異なる部分は・・・
・インセット(mm) プリウス:86=50:48
・センターハブ径(mm) プリウス:86=54:56

◆ リア
プリウス30系にはリア用の専用ワイドトレッドスペーサー(ワイトレ)が出ていて厚みが17mmとなっています。リアサスはトーションビームなので車高によって左右の出っ張り方が変わってしまうのですが、純正ホイールのボルト逃げと車検をクリアするためのハミ出しとの加減をバランスさせた寸法が17mmがベストなのだそうです。実際に20mmスペーサーでも大丈夫という事例ありますが、25mmのスペーサーになると純正17インチではハミ出します。 86のホイールはインセットの違いでプリウスよりも2mm出っ張ります。これに20mmスペーサーを入れるとギリギリか車高によって片側がハミ出る恐れあります。ハミ出るというのは、フェンダーアーチの中心からではなく、日本の保安基準(車検)を通るための、フェンダーの前30度~後50度の範囲のことをいっています。言葉では説明難しいので添付の図をご覧になってみてください。

◆ フロント
フロントもフェンダーのハミ出し基準は同様です。86のホイールはプリウス純正17インチよりもツラが2mm出っ張りますが、それでも十分ではないかと思います。もしも3mmスペーサーなしでもブレーキキャリパーが当たらないのならば何も挟まないほうがよいです。特にフロントは稼動部位が多くインセットをあまりいじるべきではないからです。

◆ センターハブの噛み合い
86のホイールを履くにはセンターハブの噛み合いに注意が必要です。プリウスのセンターハブ径は54mmの凸。純正ホイールの裏面中心には、これに噛み合う内径54.1mmセンターハブ穴の凹が空いています。理由があって自動車メーカーは設計段階から噛み合うようにしています。ハブとホイールの中心を一致させるのは当然のこと、路面からの強い衝撃を受けたり、段差や路面の悪い道を繰り返し走ったりすると、噛み合っているセンターハブがしっかりと受け止めてボルトの折損を防ぐようになっています。センターハブが噛み合っていないと全てハブボルトが受け止めます。厳密に言うと、ボルト折損の限界値を超える手前のストッパーになるということです。実際に結構折れている車両がありますので注意が必要です。 プリウスのセンターハブ径は54mmの凸。86のホイールは56.1mmの凹のスバル用のもの。その差は約2mmですので、車体のセンターハブの周りは約1mmもの大きな隙間が空いた状態です。これはハブボルトの破損につながる恐れがありますので要注意です。なのでその隙間を埋めるために『ハブリング』(正確にはハブセントリング)というものが必須となります。サイズは「56/54」というものなのですが、このように薄いハブリングはなかなか売っていません。あってはならないのですが、ハブリングなしでスバルのホイールを履いてしまっているオーナーさんも多いのではないかと察します。種類は少ないですが、56/54サイズのハブリングは販売されていますので、もしも86のホイールを履かせるならば以下のような商品を必ず取り付けてください。
http://www.amazon.co.jp/%EF%BC%AC%EF%BC%AA-%EF%BC%AC%EF%BC%AA%E3%83%8F%E3%83%96%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0%EF%BC%88%E3%83%8F%E3%83%96%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0%EF%BC%8956%E3%83%9F%E3%83%AA%E2%86%9254%E3%83%9F%E3%83%AA/dp/B005GC5EUS

ハブリング不要という意見がありますが、一切信じる必要はありません。86のホイールは60度テーパーナットを利用していて、これは市販の汎用ホイールと同じ仕様になっています(プリウスは平面座ナット)。このテーパーナットは大変な優れもので、締め込んでいくとホイールセンターがぴったりと合うようにできています。なので、ハブリングなしで装着してもブレることもなく、そのまま何万キロ走行しても何事も起こらなったという経験者を沢山作り出しています。これがハブリング不要論が出る所以です。しかし、実際には強い衝撃などでいつハブボルトが折損してもおかしくない状況というわけです。

◆ 10mmの挟み込みスペーサーについて
質問者様より10mmスペーサーを挟み込むことについての質問がございましたが、実はこれがかなり難しいスペーサーです。というのはセンターハブの高さが10mm強しかないため、10mmスペーサーを入れるとセンターハブが噛み合わなくなるためです。ハブボルトの 長さも足りません。なので 86用ホイールの場合では以下のような方法をとります。

1. 車体のハブボルトを『ロングボルト』に打ちかえます(M12×1.5の10mm延長ハブボルト)

2.スバル用の10mm挟み込みスペーサー+ハブリング
スバル用ハブ付スペーサー(PCD100×5穴、センターハブ穴内径 56.1mmの凹、センターハブ径 56mmの凸)を用意します。これに必ず車体ハブとワイトレの間に54/56のハブリングを挟み込みこんでください。
よりきちんとやるには、56/54のハブ付スペーサー(10mm)を特注します。市販汎用ホイールであればセンターハブ穴が73.1mmの規格なので、73/54の汎用のハブ付スペーサーが売られているのですが、質問者様の場合は、56/54と特殊なサイズなので、これに合うものとなると特注でハブ付スペーサーを製作することになります。ホイール接合面のセンターハブ径56mmの凸、車体接合面のセンターハブ穴の内径54.1mmのものを製作します。(業者は検索すると沢山出てきます)。

◆ インセットはあまりいじるべきではない
上記の挟み込みスペーサーもワイトレもそうなのですが、インセットが大きく減ってしまう方法です。
多くの場合、ワイトレを取り付けたり、ホイールのツラ出しのためだけにインセットを小さくすると、車体に良い影響を与えません。サスペンションは純正のインセットを基準にきちんと機能するように設計されているためです。例えば、フロントサスペンションは、ブレーキングでトーイン(内股)になるように設計されていても、例えばインセットを20mmも減らしてしまうと、同じブレーキング時にトーアウト(外股)になったりします。タイロッドなどこれまでブレーキングでは引っ張られていたものが、逆に曲げ圧力が加わるように真逆の力を受けるようになります。この例は分かりやすくタイロッドだけのお話しでしたが、サスペンションの各方々に影響があるということです。
なので、きちんとしたツラ出し方法はリム幅を広げて インセットは6mm以内の変更、多くても10mm以内とする方法をとります。

上記の内容はタイヤショップの店員さんでも説明できない内容が含まれます。もちろん、みんカラ等でクルマいじりをしている方々でも、謝った方法をとっている方が多いのでご注意ください。この知恵袋でも同様です。上記のようなリスク等を把握した上で、車両をいじってくださればと思います。まだ、説明不足もあるのですが、長々と失礼いたしました。お役に立てましたら幸いです。

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質問者からのお礼コメント

2015.1.14 08:52

ご丁寧な回答有り難う御座いました。勉強になりました。

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