車のブレーキフルードが汚れすぎるとブレーキがきかなくなることもありますか？

Answer 1

ブレーキフルードは親水性か高いので、空気中の水分を吸収します。
長期間ブレーキフルードを交換しないことでブレーキフルード中の水分が増加すると、沸点が下がります。
水分を含まないDOT4規格のフルードの沸点は230℃ですが、3.5%の水分を含むと155℃まで低下してしまうそうです。
普通に使用していると2年間で5%ほどの水分を吸収すると言われていますので、長期間交換していないフルードの沸点はかなり低下して水と同じ100℃に近づいていきます。
ブレーキをかけた時、ディスクパッドやドラムブレーキのライニングはかなり高熱になり、その熱はフルードに伝わります。
フルードの温度が沸点を超えると、フルードが沸騰しブレーキパイプの中に気泡が発生しますので、ブレーキペダルがスカスカになってブレーキが効かなくなります。
これがヴェイパーロック現象です。
他にも、ブレーキフルードの水分が増えると、ホイールシリンダーやキャリバーが錆びてしまうことで、ブレーキの効きが悪くなったり、引きずりを起こしたりします。

質問者からのお礼コメント

回答ありがとうございました。詳しく説明していただき、ありがとうございました。早めの交換が必要ですね。

Answer 2

吸湿性があるので水を含むと効かなくなります。
試しにやってみると本当に効かないですね。