ダイハツ ウェイク 「街乗りからアウトドアまで幅広く使える相棒」のユーザーレビュー

街乗りからアウトドアまで幅広く使える相棒

2021.11.3

総評

街乗りからアウトドアまで幅広いシーンで活躍する、軽の中では貴重な存在だと思います。これに運転支援系の装備が加わればかなり商品力がアップすると思います。細かい不満点も挙げましたが、結構気に入っています(笑)

満足している点

【デザイン】
数ある軽ハイトワゴンの中でもトップクラスの全高の高さに角張ったボディ形状で、軽とは思えないほど大きく見え、ちょっと厳つめなフロントマスクやGターボリミテッド標準の15インチアルミの質感も相まって、下手な普通車より所有感を満たしてくれる。

【走り】
背高のっぽで見るからにバランスが悪そうな見た目に反して、意外と走りはいい。勿論流れに沿ったペース内での話だが、足は固めでコーナーでは意外なほどロール感は少ない。予想してたより重心が低い感じがする。
NBOXカスタムターボを借りた時にウェイクと同じ道を走ったが、NBOXのほうがロールが多く感じた。1トン超えの軽としては重量級な車重の影響か乗り味には重厚感がある。直進安定性が高く、ターボエンジンの出力もあって高速巡航もクルコン無しの軽の中では割りと楽ちん(クルコンは欲しいw)。エンジン音も意外と静か。路面の荒れたとこではロードノイズが目立ち始めるが、比較的舗装の綺麗な道路では静粛性は悪くない。ステアリング右側にあるパワーボタンを押すとスロットルが早開きになり、追い越し加速時に便利。

【積載性】
居住空間が広いのは昨今の軽ハイトワゴンでは当たり前。他車と違う点が荷物の積載能力の高さ。荷室の床を上げると90Lの床下収納が出現。小ぶりなクーラーボックスなら余裕で入り、洗車用品や工具など目につかない場所にしまっておきたい物を入れておくのにも最適。オプションのオーバーネットを装着すれば背の高さを生かした頭上収納を設けることも可能。

不満な点

【乗り心地】
固めの足は運転するにはロールが少なく感じていいのだが、乗り心地の面ではマイナス要素に。。前席はそこまで悪いとは感じないが、後席は揺れや突き上げは大きめに感じ、お世辞にもいい乗り心地とは言えない。乗り心地の好みは個人差が大きいので、一概に断言はできないが、当方の家族では私含め一応許容範囲内ではある。NBOXの後席にも乗ったことがあるが、ウェイクより少し乗り心地がいいかな？位の差ではあった為、軽ハイトワゴンの後席の乗り心地は似たり寄ったりなのかもしれない。その他の点では、完全に停止する前から作動するアイドリングストップはかなり不快。普通車のように完全停止してから作動する制御にしてほしい。
ブレーキペダルは奥のほうで制動が立ち上がる仕様で、割りと浅めのストロークで制動が立ち上がるハイブリッドカーに乗り慣れていると一瞬効かないと焦る(笑) 踏み足せばちゃんと止まります。
駐車する際にギアを入れ替えた直後異様にパワステが重くなる。NBOXは終始軽かった。

【内装面】
センターメーターを採用し、前方視界はとても開けているのだが、ターボ車はタコメーターがつきスピードメーターが助手席寄りに配置される。その為、運転席からスピードメーターが遠くなり細かい速度が確認しづらい。
フロントシートはセンターアームレストがついているが長さが短く、もう少し長さが欲しい。

【機能面】
デビューから年月が経過しており、モデル自体が古くなってきていることもあるが、今時クルーズコントロールがないのは悲しいところ。自動ブレーキも何もないとこで警告音が鳴ったり精度は低そう。このあたりは最新のライバル車に劣る。

【燃費】
使用状況によりかなり変動はするが、おおむね街乗りで12～14km、遠出で16～18kmといったところ。車重がライバル車より重い1トン超えで空力の悪いボディにターボ車ということを考えれば悪くないかもしれないが、ハイブリッド車等と比べると遠く及ばない。参考程度にウェイクで16kmを記録したルートを当方所有のRAV4ハイブリッドで走ると19kmを記録した。同ルートをNBOXカスタムターボで走ると17kmを記録。いずれも満タン法で計測。NBOXのほうが燃費は多少いいが燃料タンクが27Lと小さいのが難点。ウェイクは36Lと軽の中では大きめなのはいいところ。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験