ターボではない軽自動車660ccの中でも微妙に車種によってパワーに違いがあるのでしょうか？ また差があるとしたら、どのくらいの差が車種によってあるのか教えていただけないでしょうか？

Question

よろしくお願いいたします！

Answer 1

ターボ無しの軽自動車同士でも、出力に違いがあります。
また、その最高出力が発生するまでにかかる時間が、車種によりかなり差があるため、パワーは数字だでは判断できません。

例えば次の２車種を例に挙げます。
情報源はユーチューブ動画です。

◆タント（LA650S）ターボ無し、ＦＦ、Ｄレンジ
カタログ値で、最高出力は 6900 回転で 38 kW を発生。
実際にアクセルべた踏みを 40 秒続けても、エンジン回転数はコンピューター制御により 6000 回転で頭打ちになり、実際の最高出力の予想は 33 kW 程度。
どんな条件ならカタログ値に達するのか不明。
【参考】停車状態から時速 100 km に達するまで 16.5 秒。

◆Ｎ-ＢＯＸ（JF5）ターボ無し、ＦＦ、Ｄレンジ
カタログ値で、最高出力は 7300 回転で 43 kW を発生。
実際にアクセルべた踏みを約 20 秒続けた時点で、エンジン回転数が最高出力を発生する 7300 回転に達して 43 kW を発生。
【参考】停車状態から時速 100 km に達するまで 15.2 秒。

分かりやすいように、極端な２つの例を挙げました。
タント（LA650S）はカタログ値に達することなく、推定最高出力 33 kW 程度、Ｎ-ＢＯＸ（JF5）はカタログ値に達して 43 kW の結果です。
軽自動車で最高出力に 10 kW 差があると、時速 100 km を超えてからの加速に大きな差が出ます。
しかし時速 100 km までの加速なら、大差がないことになります。

エンジン回転数がカタログ値に達しても、カタログ値の最高出力に達成している証拠にはなりませんが、ある程度の参考にはなります。

上記は一例ですので、Ｎ-ＢＯＸは速いと言っているわけではありません。
型式や条件が変われば、結果も変わります。

以上の結果から分かるように、カタログ（諸元表）を見るだけでは分からない違いがあります。
条件によりコンピューターが介入するため、表面的には結果が分かりづらいです。

注目していただきたいことは、上記の例で良い結果を出したＮ-ＢＯＸ（JF5）でも、最高出力を発生するまでに、アクセルべた踏みで 20 秒もかかることです。
おそらくほとんどの人は、人生に一度もアクセルべた踏み 20 秒以上も続けることはないでしょう。
要するに、ＣＶＴを採用した現代の軽自動車では、カタログ値の最高出力を実際に発生する機会は、ほとんどないことになります。

軽自動車に限らず普通車でも、変速機にＣＶＴを採用している以上、カタログ値の最高出力を発生する機会は、ほとんどないと思います。
高速道路でも、アクセルべた踏み 20 秒以上続ける場所は滅多にないからです。
そのため、日常的な走行でパワーを感じるのは、2000 ～ 5000 回転あたりの出力になり、カタログ値の最高出力を参考にすると、実際のパワー感との違いが出てしまいます。

質問者からのお礼コメント

皆様、ありがとうございました！
丁寧な回答ありがとうございました。

こちらの回答をベストアンサーとさせていただきます！

Answer 2

エンジンの特性によって微妙に違いはあります。
低速トルク重視は馬力が低くトルク面積が広いです。
馬力重視は低速トルクが低く中～高回転のトルクがあります。

最近流行りはロングストロークエンジンで低中速重視の万能型エンジンです。

実はランエボも低中速重視の特性なのでこの特性が悪いわけではありません。

Answer 3

アルトの46馬力〜N-BOXの58馬力まであります。

スズキや日産に三菱の軽自動車にはマイルドハイブリッドによるモーターアシストのあるモデルもありますし、ホンダのN-BOXみたいなiVTEC技術による高回転でパワーを出しているモデルもあります。

走りには車重や発生回転数にトルク特性も関与するので一概に言えないです。

軽自動車だとバワーよりも車重とトルクの方が加速に影響かあると思います。

Answer 4

車の重さです。
何も装備が付いていない安価なミラやアルトがめちゃめちゃ速かったりします。

Answer 5

ギア比、車体形状、軽さなどが体感のパワー感に違いがでると思います。

Answer 6

目くそ鼻くその差です
マイナス30度も28度も寒いのにかわりはありません

Answer 7

・パワーウェイトレシオ
▶車のエンジンに対し、車体自体の重さの関係

・ターボチャージャーの有無

なので、当然車種やグレードによって変わりますね。