2013年10月
■2013年10月
ダイハツは、モアスペース系軽自動車タントカスタムをフルモデルチェンジし、これまで特徴としてきた室内の広さや使い勝手の良さをさらに進化させるとともに、走りを進化させて2013年10月3日発売した。
背の高いボディをベースに広い室内空間を確保するという基本パッケージングは変わらない。今回のモデルでは左側のミラクルオープンドアに加え、右側のリヤドアもヒンジ式からスライド式に変更して乗降性や使い勝手を高めたのが注目点。
スライドドアはフレームをしっかり作る必要があることから、重量増につながる要素だが、今回のタントカスタムではボディパネルに樹脂を採用したほか、高張力鋼板を適正に配置することなどによって軽量化を図り、従来車と同等の車両重量にとどめている。
外観デザインはファーストカーとして使うユーザーを意識したもので、大型グリルや大型ルーフエンドスポイラー、LEDヘッドランプやLEDリヤコンビランプなどによって先進感と存在感を表現した。最上級グレードのRSでは、イルミネーショングリルと15インチの切削アルミホイールによって特徴付けをしている。
インテリアはインパネの中央部にピアノブラックを採用し、随所にシルバー加飾を採用することで質感を表現した。センターの見やすい位置に配置されたメーターパネルにはタコメーターも採用されている。水平線を描くかのようにフラットなラインを描くインパネ上面が左右方向の広がりを表現する。このほかシート表皮やステアリングホイールなども専用のものが用意されている。
搭載エンジンはKF型の自然吸気仕様とターボ仕様の2機種でCVTと組み合わされる。動力性能は自然吸気が38kW(52ps)/60N・m、ターボ仕様が47kW(64ps)/92N・mで従来と変わらないが、ターボ仕様の最大トルクは格段に低い回転数で発生するようになった。
エンジンやトランスミッションには進化したイーステクノロジーが適用され、さらに空力特性の徹底追求などと合わせてFFの2WD車で28.0km/L、ターボ仕様車でも26.0km/Lの低燃費を実現し、全車がエコカー減税で免税レベルを達成した。
足回りはボディ剛性の見直しと合わせて改良が進められ、全車にフロントスタビライザーを採用し、2WD車はリヤスタビライザーも採用したほか、リバウンドスプリングの設定など、さまざまな改良を加えることで、ロール剛性を向上させて操縦安定性を高めた。
安全性に関しては、開けた視界による運転のしやすさや適正な運転姿勢の確保しやすさを基本に、最新の安全装備である衝突回避・軽減ブレーキのスマートアシストを全グレードに設定した。スマートアシストには横滑り防止装置のVSC&TRCも含まれる。緊急時のストップシグナルを全車に標準装備した。SRSサイドエアバッグ系はオプション設定となる。
快適装備はエアコンやパワーステアリング、集中ドアロック、キーフリーシステム、プッシュボタンスタートなどは主要モデルに標準で、電動パワースライドドアはグレードによって左側または両側に装備される。
オーディオはオプションで、操作系にもスマートフォン感覚を取り入れたスマホ連携の8インチメモリーナビがディーラーオプションで用意されている。
グレードは自然吸気仕様エンジンの搭載車がXで、ターボ仕様エンジンの搭載車がRS。この2グレードを基本に、それぞれにスマートアシスト付きの“SA”が設定され、さらに2WDと4WDがあるため全8グレードのバリエーションとなる。
■2014年5月
ダイハツは、モアスペース系軽自動車タントカスタムをフルモデルチェンジし、これまで特徴としてきた室内の広さや使い勝手の良さをさらに進化させるとともに、走りを進化させて2013年10月3日発売した。
背の高いボディをベースに広い室内空間を確保するという基本パッケージングは変わらない。今回のモデルでは左側のミラクルオープンドアに加え、右側のリヤドアもヒンジ式からスライド式に変更して乗降性や使い勝手を高めたのが注目点。
スライドドアはフレームをしっかり作る必要があることから、重量増につながる要素だが、今回のタントカスタムではボディパネルに樹脂を採用したほか、高張力鋼板を適正に配置することなどによって軽量化を図り、従来車と同等の車両重量にとどめている。
外観デザインはファーストカーとして使うユーザーを意識したもので、大型グリルや大型ルーフエンドスポイラー、LEDヘッドランプやLEDリヤコンビランプなどによって先進感と存在感を表現した。最上級グレードのRSでは、イルミネーショングリルと15インチの切削アルミホイールによって特徴付けをしている。
インテリアはインパネの中央部にピアノブラックを採用し、随所にシルバー加飾を採用することで質感を表現した。センターの見やすい位置に配置されたメーターパネルにはタコメーターも採用されている。水平線を描くかのようにフラットなラインを描くインパネ上面が左右方向の広がりを表現する。このほかシート表皮やステアリングホイールなども専用のものが用意されている。
搭載エンジンはKF型の自然吸気仕様とターボ仕様の2機種でCVTと組み合わされる。動力性能は自然吸気が38kW(52ps)/60N・m、ターボ仕様が47kW(64ps)/92N・mで従来と変わらないが、ターボ仕様の最大トルクは格段に低い回転数で発生するようになった。
エンジンやトランスミッションには進化したイーステクノロジーが適用され、さらに空力特性の徹底追求などと合わせてFFの2WD車で28.0km/L、ターボ仕様車でも26.0km/Lの低燃費を実現し、全車がエコカー減税で免税レベルを達成した。
足回りはボディ剛性の見直しと合わせて改良が進められ、全車にフロントスタビライザーを採用し、2WD車はリヤスタビライザーも採用したほか、リバウンドスプリングの設定など、さまざまな改良を加えることで、ロール剛性を向上させて操縦安定性を高めた。
安全性に関しては、開けた視界による運転のしやすさや適正な運転姿勢の確保しやすさを基本に、最新の安全装備である衝突回避・軽減ブレーキのスマートアシストを全グレードに設定した。スマートアシストには横滑り防止装置のVSC&TRCも含まれる。緊急時のストップシグナルを全車に標準装備した。SRSサイドエアバッグ系はオプション設定となる。
快適装備はエアコンやパワーステアリング、集中ドアロック、キーフリーシステム、プッシュボタンスタートなどは主要モデルに標準で、電動パワースライドドアはグレードによって左側または両側に装備される。
オーディオはオプションで、操作系にもスマートフォン感覚を取り入れたスマホ連携の8インチメモリーナビがディーラーオプションで用意されている。
グレードは自然吸気仕様エンジンの搭載車がXで、ターボ仕様エンジンの搭載車がRS。この2グレードを基本に、それぞれにスマートアシスト付きの“SA”が設定され、さらに2WDと4WDがあるため全8グレードのバリエーションとなる。
2014年5月8日には紫外線を99%カットする「スーパーUV&IRカットガラス(フロントドア)」、花粉やPM2.5に対応の「スーパークリーンエアフィルター」を標準装備して、さらに衝突回避支援システム「スマートアシスト」を装備する「“スマートセレクションSA”」、「スマートフォン連携メモリーナビゲーションシステム」を装備する「“スマートセレクションSN”」、「スマートアシスト」と「スマートフォン連携メモリーナビゲーションシステム」を装備する「“スマートセレクションSA&SN”」の3種の特別仕様車を発売した。