ダイハツ ムーヴコンテ 「総合力がある ダイハツの軽自動車はハード面では非常に快活で好感が持てるものです。プラットホームを1代限りで更新。驚くようなロングホイールベースによる広」のユーザーレビュー

総合力がある ダイハツの軽自動車はハード面では非常に快活で好感が持てるものです。プラットホームを1代限りで更新。驚くようなロングホイールベースによる広

2008.9.25

総評

総合力がある
ダイハツの軽自動車はハード面では非常に快活で好感が持てるものです。プラットホームを1代限りで更新。驚くようなロングホイールベースによる広く快適な室内。低速トルクがあり、活発な走りをする直列3気筒エンジン。CVTの採用によるドライバビリティの良さ、燃費の良さ。こういった総合的な商品力の高さに、インテリアの質感の高さも加わり（他車との共通部分はかなり多いにししろ）価格はライバルよりも少し高めであり、販売も強気ながら高い評価を得て売れています。
この「コンテ」もこのような総合力は非常に高く、買って損をしない軽自動車だと思います。ただ、外観が背が高いとはいえ、ヒット車種であるスズキラパンのオマージュのようなスタイルは賛否が分かれるところでしょう。しかし、スズキとダイハツはお互いにコンセプトの似たクルマを市場に出し、切磋琢磨しているという意味ではお互い様でしょう。スズキも今年タントと同じコンセプトの「パレット」を発売しています。
背の高さはありますが、アイポイントが高めなので頭上に無駄に空間があるという雰囲気ではありません。セールスポイントであるプレミアムソファシートは確かにゆったりとしたかけ心地ですが、男性には小ぶりに感じられます。シートの厚みにこだわり、リヤシートスライドもないそうです。実用性一点張りではありません。
動力性能はミラカスタム、ムーヴカスタムなどと同じコンポーネンツを使っているので、似ているのは当然で、一般的な感覚では特に独自性があるとは感じられません。タントよりも運転感覚は常用車的ですが、ミラカスタムよりはワゴン風。ムーヴカスタムよりは乗用車的。NAエンジンでも街中では不満なく、CVTは3,000回転以下で十分。速度が乗れば1,400回転前後の低い回転を保ちます。乗り比べてもそんなに大きな違いはないような気がします。あとは、スタイリングの好き好きということになります。

満足している点

・　プレーンでシンプルなデザイン
・　カジュアルで質感の高いインテリア
・　軽としては珍しいパワーエントリーシート
・　CVTの採用による高い動力性能と低燃費
・　他の軽よりもシートはゆったり（ただし、少し小さい気がした）
・　装備が充実しており価格設定も納得がいくもの

不満な点

・　パワーシートを付けたいならリクライニングも電動であって欲しい
・　良くも悪くもラパンに雰囲気が似ている
・　ターボがカスタムの最上級グレードのみにしかない（ノーマルの廉価ターボが欲しい）

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験