ダイハツ シャレード のみんなの質問

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軽の規格で、ディーゼルは無理なのでしょうか?

660ccで、ディーゼルは無理ですか。
ディーゼルエンジンは重くなるので、駄目なのでしょうか。
誰も考えなかったということはないはずですね。
1000ccほどになれば、小型ディーゼルとして出てくるのでしょうか?

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ベストアンサーに選ばれた回答

dywgb533さんへ

つい最近も書いたんですが。。。f(^^;)

その昔、ダイハツがシャレードに1000cc 3気筒のディーゼルを積んでいた事が在りました。その時に、技術者が取材陣に軽自動車への発展の可能性を聞かれて、「単室容積で330cc位無いと厳しい」と述べていた事が今でも思い出されます。
ディーゼルは空気のみ吸入して圧縮し、高温に成った所へ燃料を吹き込んで燃やします。
排気量が小さければ小さい程、燃焼室の表面積が全体に対して大きく見えて来てしまうので、圧縮しても冷え易く、冷間時の始動性やアイドル回転での綺麗な燃焼については温度上昇が足りなく成りがち。ですから、1シリンダー当たりの排気量が最低でも330cc位は欲しい、、、という回答に成ったのだと思います。

さて、軽自動車の現行規格だと排気量は660cc。
たった2気筒のディーゼルエンジンに、商品性は有りましょうや?? d(^^;)
唯でさえ、商品レンジを無視した品質を求めて4気筒エンジンを積んでいたりした軽自動車なので、2気筒で、しかもディーゼルと言った振動がユーザーに受け容れられるか、とってもチャレンジングな選択だと思います。d(^=^;)

じゃあ、規格が変わって、1000ccのディーゼルに成ったとする。
これを考えてみましょう。

ディーゼルエンジンの基本的性質については
で、先ずは、お手数でもこちらをご一読頂きたいのです。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13100548288
早い話が、ディーゼルは低出力なんですよ。排気量1.3倍にして、初めてガソリンと同等に成れる。
それを、Turboチャージャーとの相性が良いとの事で組み合わせて、過給の威力を大々的に借りたから、一躍脚光を浴びる存在に成れたのです。
もし今後、ディーゼルエンジンの良い所である、スロットルバルブが無いガソリンエンジンが登場する様に成ったら、ディーゼルと同じだけ過給の威力を与えられる様に進化したら、小さく軽いけど大出力で低燃費で、しかも排ガスが綺麗なガソリンの方が、重量的制約が厳しい乗用車には相応しいパワーユニットと言う事に成ります。旧技術そのままでは無い、新世代のガソリンエンジン登場が待望されているのです。

ダイハツの小排気量ディーゼルですが、シリンダーヘッドに4弁設けられ、それが全て排気弁と言う事が目新しかったですね。
でも、大型商船の超低回転型超ロングストローク型
http://www.khi.co.jp/knews/backnumber/bn_2006/pdf/news141_02.pdf
を手本にするなら、シリンダー頭頂部に大きく1弁だけ、の方が、部品点数も少なく成る上に、弁開口面積も大きく取る事が出来ます。(噴射ノズルの数を増やさねばならないので、超短時間噴射に成ってしまうので成立させられるかどうか・・・)
既存エンジンからの流用なので、4弁全てが排気弁に成った、って所でしょうか。
で、ユニフロースカベンジング等の2stにする場合、シリンダーのどてっ腹に掃気ポートを穿たねばなりません。
ポート上をピストンとピストンリングが通過する。と、潤滑油の糸を引き、それが吹き飛ばされる。ので、排ガス処理が極めて難しく成ってしまいます。
かつて全盛を極めた、軽自動車の2stが消えたのも、やはりこの潤滑油の飛散で排ガス処理が難しく成ってしまうからでした。
ので、2stが復権して来るのはちょっと難しい情勢なのです。(大型商船の様に容積も重量も許容出来るなら話は違って来るのだが)
ダイハツで十年ですか。ヤマハのYPVS付き2stディーゼルも、もう随分長い年月が経ちますねぇ。

で、実はこの問題を解決しようとした2stもショーで発表されています。トヨタから、丸っ切りDOHC4弁の4stと見まごうばかりの2stです。掃気はルーツブロワーで。
こちらは、潤滑油飛散が無く、掃気の問題は解決出来たそうですが、常に同方向に圧が掛かり続けるピストンピンの潤滑が問題に成ったので、ショー展示の上でお蔵入りに成ったのでした。
展示するって事は秘密でも何でも無くなってしまうので、実用化を諦めた段階で展示に回される、のだそうです。d(^.^;)

もう一点。
ディーゼルは力が無い、について。
これは原理の問題です。

つまり、吸い込んだ新気に含まれる酸素を100%は使い切る事が出来ない。よって、排気量当たりでは低出力に成ってしまうのが必然。
加えて、燃焼に時間を要する拡散燃焼を行う分、時間損が多く成っていしまう。。。

過給の威力を借りる事で脚光を浴びる程に成った、今のディーゼル。
技術的に公平な観点で比べたら、小型乗用車に向いたパワーユニットなのか?
という視点が必要な様に思うのでした。

中々に難しい話ですから、ご不明な点が有れば補足して頂ければと思います。

質問者からのお礼コメント

2013.8.28 22:22

みなさん、ありがとうございます。
昔は、あったのですね。
最近でもダイハツが2ストロークで試験的に出していたのですね。

その他の回答 (9件)

  • ダイハツが開発しています 54馬力
    660CC
    2ストローク ディーゼルエンジン

    http://m.response.jp/article/2003/10/27/55058.html

    排ガス規制や親会社の関係で保留になってます

  • 50年程前に360CCディーゼル車が現存しましたが
    売れないのですぐに廃盤になりました、
    現在でも仮に販売しても同じ事になります。

    現在国内乗用車のディーゼルは最低でも日産の2ℓで
    しょう、
    それ以下のディーゼル車はこれからもほぼ見込め
    ないでしょう。

    回答の画像
  • 商売になるかですよ。
    商売は売れてなんぼです。
    小型車でさえディーゼル車は数が少ないのに、軽自動車だからと売れる見込みは無いでしょう。
    軽いロータリーエンジンだって消えたでしょう。
    そもそも、何でディーゼルなの?
    ハイブリッドで出遅れた欧州側のハイブリッドたたきを真に受けてはだめですよ。
    小型トラックエンジンの流用可能な大き目の車だけでいいですよ。

  • 無理じゃないですよ。商売にならない。儲からないからやりません。欧州で販売しているトヨタの小型車なんて他社のディーゼルエンジン積んでますよ。

  • 無理なのかと言えば無理では無いでしょう。
    実際日本製のクボタのディーゼルエンジン(400cc程度だと聞きます)を積んだフランス製の小型車(クワドリシクル)なんてのもありますから…。
    ただ、これは多分農機用の汎用エンジンを流用した物なので軽用となれば新規に開発する必要があります。
    それに整備士のディーゼルに対する教育やディーラーなどの整備施設もディーゼル用の物が必要なる…このコストは半端では無いでしょう。
    それを車両価格に乗せて売れるかって問題があります。

    実際軽のハイブリッド車なんて出した事がありましたが、商用バンで価格は200万円を超えるという物で全く売れず撤退してます。

    1000ccディーゼルなら以前ダイハツがシャレードに搭載してますが、これも成功したとは言えなかったのでしょう。
    1.2、1.4クラスのディーゼルであれば欧州では主流になってます。
    日本のメーカーでもこれらのエンジン搭載車を販売してます。
    ディーゼルへの要望が増えればこれらが国内でも販売されるあるは輸入される可能性は充分にあるでしょう。
    多分次期デミオ辺りではやってくるのでは無いでしょうかねぇ。

  • メリットが無い…燃料代も変わらない今ディーゼルにして非力な振動大の軽なんて需要が無い。

    トヨタで1500ディーゼルやってたけど2世代で辞めたよ。

  • 660以下のディーゼル関連は、バイクならありました。
    http://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89%EF%BC%9D%E3%83%AD%E3%83%93%E3%83%B3%E3%83%BBD-R400D

    日本ではマニアしか買わないね。
    http://www.youtube.com/watch?v=UjfAxJ8ao6w&feature=youtube_gdata_player

    リッターカーまで広げると、シャレードのノンターボ・ディーゼルがありますが、本当に走らない車でした。
    エンジンルームも具が詰まっている感じで、夏場には熱ダレが心配…………。
    けど、街中でもリッター20kmは楽勝で、一般ウケは望めないにしても商用等で存在意義は有ったと思いたい。
    リッターカーでもギリって感じですから、ノンターボで660ccは………実用としてチョッとツラいかも。


    シャレード・ディーゼルは、漫画家はた万次郎氏の愛車で、何がどうしたのかいきなり北海道へ移転して半隠遁。
    その辺りの時期のエッセイ漫画にもチョイチョイ登場します。

  • 無理ですね。実質的に、、
    以前は1,000ccのディーゼルがあったし、更に昔は軽のディーゼルもあったようですが、今はありません。

    ディーゼルは大きいエンジンに向いています。
    小さくすると振動や騒音や耐久性での不具合が起きやすいです。
    2,000cc辺りが小ささ限界(実用での)と感じます。

    また、今の軽でも小さ過ぎて重さに負けて燃費が悪くなっているので、ディーゼルにしたら更に燃費も悪くなるでしょう。

    更に、軽でディーゼルにしたら価格が高くなってしまい、売れないでしょう。(軽のハイブリッドも売れませんでした)

  • 1000ccディーゼルは、ダイハツがやってましたね。やめたという事は、ダメだったという事でしょうね。
    マツダに期待しましょう。

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