トヨタ・スープラは現行型の5代目で2人乗りになりましたが、だったらなぜ最初から2人乗りで作らなかったんでしょうか？

Question

他社の同クラスのスポーツカー、例えば日産・フェアレディZやマツダ・RX-7、三菱・GTO、シボレー・コルベット、メルセデス・ベンツ・SLなど、これらはもう初代の時点で2人乗りで作られていたのに（ZとSLは一部2+2のモデルもあった）、なぜスープラだけ4代目A80系まで2+2の４人乗りで作られたんだと思いますか？

Answer 1

北米ではリアシートの有無で保険料に差が出るというので、2ドアのスポーツモデルでも2+2が多かったそうです。

現行スープラはBMWのZ4と設計を共有する都合上、2シーターにせざるを得なかった感じでしょう。

Answer 2

ポルシェの911だっていまだに4人乗りですよ。
スポーツカーだとしても『エマージェンシーシート』として、後部座席のある車は多かったのですよ。

Answer 3

理由は他の回答者の通りです。


ちなみにスープラは
3代目まで5人乗り
4代目が4人乗り
5代目が2人乗りです。

Answer 4

現行の中身はBMWだから２シーターになったのかと思います。

Answer 5

Zの2+2には触れていますが、GTOも2+2だしRX-7も国内仕様は2+2ですね。

実際乗れる広さがあるかどうかは別として。

初代スープラは国内ではセリカXXで、セリカの派生になるので2シーターではなかったのでしょう。

国内では最初のA70もZ20のソアラと姉妹車のような関係だったので、そのあたりの事情があったと思うこと。

それと当時のユーザーが今ほど2シーターに寛容ではなかったこともあると思いますね。

実際A70世代だと、MR2やロードスターは売れていたけれど、やはり「狭くても後ろに乗れたらね」と言う意見も多かったです。

今の方がスポーツカーはスポーツカーで割り切るような発想になってる気がします。

だからフェアレディZも2+2をやめたり、スープラも2シーターで良いと判断されたのでしょう。

RX-7はたまにフルバケの2シーター仕様も存在しましたが、結局基本的には最終型まで狭くて乗れた物ではないリヤシートがあったのが、つまりそう言うことなのだと思います。

当時の時代的な物ですね。

Answer 6

比較する車が違うんじゃないのかな？

日本国内では、初代は「セリカＸＸ」として登場。
「スープラ」は輸出用の名前でしたが、３代目から統一されました。


初代のセリカＸＸはセリカＬＢ（リフトバック）のノーズを伸ばして、そこにクラウン用のエンジンを搭載した車でした。
ノーマルのセリカよりも「豪華な車」と立ち位置で、決してスポーツカーという車ではありませんでした。
もちろん、それなりの性能はありましたけどね。

当時、セリカはスカイラインとライバル視されることが多く、トヨタ板の「スカイラインＧＴ」という感じの車です。
プリンス時代のスカイラインＧＴも標準ボディのノーズを伸ばして、グロリアのエンジンを搭載した車でしたからね。

当時のセリカＬＢは2000cc４気筒でDOHC。
セリカＸＸは2000ccと2600ccの６気筒SOHC。
パワーもセリカＬＢの方がわずかに高かったはずです。（2000ccでの比較）

二代目のセリカＸＸ以降はソアラとの兄弟関係は続いていました。


現行のスープラは、BMW Z4と兄弟関係になったので、２シーターにせざるを得なかったんじゃないのかな？

公道で走る車であれば、実用性は必ず求められます。
GR86／BRZも、非常に狭いですけどリアシートがあります。
それを考えると、スープラだってリアシートを取り付けることは可能だったはず。
昔は、実用性の評価は切り捨てることができなかったので、４シーターにしたのでしょうけど、世の中も豊かになってきて、このジャンルの車に対しての見方も変わってきたのかも知れません。


あと、こんなことを考えてはいないと思うけど、後の上の方から、サイドウインドウを見ると、リアのサイドウインドウの形状がTOYOTA 2000GTによく似ているように感じます。
トヨタの最上位のスポーツモデルという意味も含めて２シーターにしたのかも。