REは燃費が悪いことだけで消えたんですか。アメリカ車などは燃費が5km/Lでも通用してますよね。もちろん大排気量ですけど。

Question

だからREでもV8/7L並みの馬力があれば米国ならば通用したのじゃないんですか。
結局REは「全てにおいてレシプロに劣っていた」なんじゃないんですか。
燃費V8並み、耐久性はV8の半分以下でサービス性も最悪。
だってヘッドだけ下ろして腰下だけ分解、逆にヘッドだけおろして整備などできません。
REは常に「完全バラシ」になってしまいます。
最悪のサービス性です。
それでもV8並みの馬力がREにもあれば米国ならば通用したでしょう。
コルベットなどは古いOHVのV8ですけど600馬力だすモデルもありましたね。
この600馬力モデルでも流し乗りなら6km/Lくらい走ると聞きましたよ。
燃費はV8並みで馬力は半分。これじゃどこに持って行っても商品にならないでしょう。
燃費が悪いからREはダメだったと言われてますけど、パフォーマンスで決定的に劣っていた。
そういうことじゃないんですか。
マツダが頑張れば20Bでも600馬力くらい可能でしたか市販モデルで。
燃費悪い、サービス性最悪、耐久性ナシ。パワー最小。
マシなのは「高回転では多少馬力がある」「全アルミなので軽い」くらい。
REは燃費が悪いことだけが原因で消えたんですか。
何かと言うと「REは優れたエンジンだったが燃費のせいで消えた」って言われているのでほんとかなと疑問に思いました。

Answer 1

性能が低いからです。
マツダの13Bは公称排気量が650×2になっていますが、
クランクシャフトの回転数で合わせると4ストロークの
2600ccに相当するエンジンです。
現在の2500ccなら無理なく240PS出せて、耐久性も20万キロ楽々
OKですが、ロータリーには不可能です。

質問者からのお礼コメント

納得の回答です。

Answer 2

燃費と環境問題。
だけじゃないですよね。
ルマンで優勝しているから欠陥エンジンとは言えないけど。
そもそも小型軽量で部品点数がレシプロより少ないからエンジンを降ろしちゃえ的なメンテナンス方法。
新車時からエンジンのばらつきがレシプロより多くて燃費の良い個体と悪い個体があったりした。
でもターボとの相性は良かったんですよ。
良かったけど低速を補うためにシーケンシャルにした。
結果いつもブーストがかかっているから燃費が悪い。
ＮＡで450㎰、4ローターペリで高回転仕様なんて実用性があるわけない。
Ｖ8 6.2ℓ 466ＨＰの方が実用性ありますよね。
レシプロのピストンリングにしてもロータリーはアペックスシール、コーナーシール、サイドシール。シールだらけ。
潤滑のためにオイルを燃やさなきゃいけないとか、燃料の気化の問題とオーバーラップの問題もレシプロよりも面倒な問題がたくさんあるじゃないですか。
だからＲＸ8は吸気も排気もサイドポートにオーバーラップの問題を解決しようとしたんですよね。
ポートの大きさもシールが直接ポートを通過するから大きさに制約があってブリッジポートにしてみたり、だったらレシプロ作った方がいいじゃないですか。
でもロータリーのマツダだから涙ぐましい開発をしているんですよね。
そもそもサイドポートだと回転方向に吸排気があって効率がすごくいいロータリーの長所が無くなってしまうけど低速トルクはよくなった。
長所より短所が多すぎだからレシプロを開発した方がまともだと思います。
でも私はロータリーエンジン好きなんですけどね。

Answer 3

排ガス規制です

Answer 4

ロータリーは、小型で排気量の割にはパワフル、滑らかな回転が特徴のエンジンです。
ですから、その特徴を生かし、一部を除いてスポーツカーやスポーティなグレードに載ってました。
V8エンジンは一般的に日本では高級車などに採用され、アメリカではトルクが必要なピックアップトラックなどにも採用されてます。
つまり、比較対象が全く違うわけですし、その国の道路事情などにも大きく左右されるのですから、ロータリーとV8を比べるのが？ですね。

ちなみに、ロードペーサーというバスにもロータリーは採用されたことがありますので、ピックアップトラックでも走らせられないことはありませんが、馬力よりトルクを重視するのであれば、わざわざロータリーは載せないでしょうし、そもそもエンジンルームが馬鹿でかいのですからロータリーを載せる意味がありません。

余談ですが、ロータリーエンジンはオールアルミではありませんよ。

Answer 5

ＲＥは排気量を倍にしてレシプロの排気量と同等の税制を適用されました
1200ＣＣで2400ＣＣ（レシプロ）と同じ自動車税を払わされました。
それだけ 排気量に対する馬力が大きかったと言うことでした。
燃費を比べる時は 同排気量のレシプロと比べ 悪いと判定されました
これは ロータリーを開発できなかった レシプロ大手メーカーの
政策的な圧力があったと聞きます。マツダの力不足だったと思います
もし トヨタがロータリーエンジンを開発販売していたとしたら
車市場は大きく変わっていたと思います。

以前 ＶＨＳ とベータマックスの戦いでＶＨＳが負けたように
必ずしも 優れた商品が売れるとは限らないのも人間社会です

Answer 6

燃費は、ほぼ関係ないでしょう。

環境規制です。

2ストみたいに走るエンジンだから環境に良くないので生産できなくなってきました。

環境問題がうるさすぎるのが問題でしょう。

Answer 7

燃費が悪い為に販売が不調になった、からでは有りません。

マツダの経営危機と、欧米の環境規制強化の影響です。
マツダはリーマンショック以降経営危機に陥ります。
欧州は２０２０年に企業平均ＣＯ２－９５ｇ/ｋｍ（燃費で２４．４ｋｍ/Ｌ）の環境規制を開始します。

マツダは開発原資をスカイアクティブに集中し、レシプロエンジン車の性能向上と、世界の環境規制の達成を目指しました。

ＲＥの開発を継続するだけの開発原資は無かったので、２０１２年ＲＸ－８を販売終了としました。

今後ですが、
スカイアクティブの販売は好調で、経営も安定化しています。
既にＲＥ開発は再開し、４５０ｐｓで８００万円クラスのＲＸ－９が発売されると噂されています。

私的には、２５０ｐｓで３５０万円クラスのＲＸ－８の再開を期待してますけどね。

Answer 8

低速トルクがで難いエンジン
これがロータリー
アメ車は逆でOHVで低速からの加速は面白い
ロータリーは、発進加速より高速域での追い越しが良かった感じ
燃費は飛び切り悪い訳ではないけど
気持ち良く吹かせて走ると燃費は悪くなる。
ロータリーは気持ち良く回るからね。

Answer 9

ロータリーの長所は軽量、低振動、低重心。コーナリング性能を重視するなら最強と言ってもいい。
弱点は排ガスと潤滑かな。
ロータリー衰退の一番の理由は『スポーツカーの市場規模の縮小』なのよ。あまり売れないと開発費も圧縮されるからね

Answer 10

ロータリーにはロータリーの良さがあります。
レシプロでは決して真似できない点もあります。
そして、その逆もあります。

決して「>>結局REは「全てにおいてレシプロに劣っていた」なんじゃないんですか。」
ではありません。

他の方も書かれていますが、消えた理由の一つは排ガス規制です。
厳しくなった排ガス規制をクリアするため、ロータリー以外にもバイクのエンジン、HONDAの高回転エンジンなど様々なエンジンがラインナップから消えました。
※２ストが消えたのはH10頃の規制、廃番の直接の原因となった排ガス規制はその後の規制です。もちろん、各メーカーの努力で復活したラインナップやエンジンもありますが、下手をすれば１からエンジンの設計の見直しをやり直せばならず膨大なコストがかかるため、そのまま消えたエンジンも多々あります。

マツダにとってローターリーがフラッグシップであったことは間違いありませんが、もともと利幅の少ないエンジンでしたので、RX-8が消えたのは膨大な開発費をかけて元が取れるエンジンではないと判断されたからでしょう。

自分は耐久性の点からローターリーを所有した事はありませんが、小型軽量という点ではレシプロエンジンはローターリーにはとうてい敵いません。

Answer 11

ユーザーが燃費を求めたんじゃないでしょうか！？