BMW M3 クーペ 「E92M3はスポーツカーと言えるか? 「車重が1650Kgあるなんてスポーツカーとは言えない。」、「ノーズが重過ぎて曲がらない。」 「こりゃラグジュア」のユーザーレビュー

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BMW M3 クーペ

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乗車形式:マイカー

評価

4

走行性能
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乗り心地
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燃費
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デザイン
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積載性
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価格
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E92M3はスポーツカーと言えるか? 「車重が1650Kgあるなんてスポーツカーとは言えない。」、「ノーズが重過ぎて曲がらない。」 「こりゃラグジュア

2009.2.28

総評
E92M3はスポーツカーと言えるか?
「車重が1650Kgあるなんてスポーツカーとは言えない。」、「ノーズが重過ぎて曲がらない。」
「こりゃラグジュアリーGTクーペだ。」、「V8なんてBMWらしくない邪道だ。」などとジャーナリストからも辛辣な意見を頂いていたM3ですが、E92M3はE46M3ではありません。限界まで煮詰められたシルキーシックスS54を搭載したE46M3が持っていた魅力の全てが消えて失せてしまったかのように言われます。NA3200cc 6気筒にも係らずニュルで7分50秒を叩き出したE46M3CSLの幻影や武勇伝をファンはE92M3に求め過ぎなのです。E92M3は従来のE46M3と全く違った種であると認識すべき車です。一般道で10分試乗した程度だと加速もそれほど強烈には感じないしM-DCTの優秀さも分からないしブレーキの効きもよく分からないため、「それは車重が重いせいだろう。」と勝手に思い込んでしまう方が多いのかもしれませんが、それは無理もありません。80Km/h以下の巡航でM3の良さは20%も味わえませんから、一般道でちょこっと試乗したぐらいではむしろ失望するのが当たり前です。しかしライトウェイトスポーツカーでこんなに刺激的な速さと高揚感と快感を味わうことは出来ません。実際に高速や峠を交えてじっくり乗ってみると、まずエンジンの吹け上がりの早さに驚くはずです。全開でフル加速してみてくださいな。もう異次元の世界ですよ。決してノーズが重く感じることはありませんし、パワーが物足りないと感じる方はまず居ないはずです。また前後重量配分50:50のハンドリングは実に一体感があって爽快で気持ちイイです。ノーマルマフラーの高回転エキゾーストノートも実に気持ちよく、耳に、腹に、心に、訴えかけてきます。そして実に刺激的です。実に尖っています。実に快感です。実に素晴らしいスポーツカーです。
満足している点
V8なんですが直6同様に軽やかかつリニアに回ります。
0-100Km/h 4.6秒は眉唾ですが5.0秒なら真実かも?
1650Kgの車重を感じさせない軽い身のこなしと秀逸なハンドリングはM3らしさを感じさせます。
繰り返しになりますがダンパーの減衰不足とロールがなければ言うことないです。
モアパワーを求めたいかと言えば、もうこれ以上は要らないといった感じです。
また、大いに期待していたM-DCTですが、これは本当に素晴らしいです。切れ目のない激速の変速は感動以外の何者でもなく、シフトアップもシフトダウンも申し分ない。強いて挙げれば2段、3段飛ばしのシフトダウン時に若干もたつき、ブリッピング(煽り)も少ないのでマニュアルミッションマニアには物足りないでしょう。はっきり言って3ペダルで車を操る楽しみや悦びをM-DCTに求めるのは無理です。普通のオートマより楽しいミッションであることは間違いありませんが、マニュアル派の方は素直にマニュアルを選ぶことをお勧めします。
一般的な普通の6速MT車とM-DCTのギヤ比を比較してみるとM-DCTの1~2速はクラッチ保護のためかローギアード設定になっています。1速は一般的6速MT車の0.8速、2速は1.6速とむしろオーバーLOW設定です。しかし3~7速は非常にクロスしていて3速が一般的6速MT車よりやや高めの2速、4速が一般的6速MT車のちょうど3速ぐらい、5速が一般的6速MT車の3~4速の中間ギア、6速が一般的6速MT車のやや高めの4速、7速が一般的6速MT車の5速(1.000)に相当します。 つまりM-DCTはオーバードライブがない仕様になっていて、クロスした3~5速をドライバーがパドルでセレクトして楽しむミッションです。
車の持つ基本性能は911に叶いませんが、実用性を何1つ犠牲にせず、高いスポーツ性能を高次元で調和させたスポーツカーはM3だけと言っても過言ではないでしょう。
不満な点
EDC可変ダンパーの期待が大きかっただけに残念に思っているのがノーマルサス。ギャップで嫌な跳ね方をするのでどうも接地感や減衰力不足を感じてしまいます。コンフォートだと上下揺れが大きく、スポーツだと妙な突き上げを感じますが、ノーマル設定にしておくとさほど気にならない。でもそれじゃ意味ない気がします。
メタリックペイント、パークアシスト、シートヒーター、クルーズコントロール、コーナーリングライト、レインセンサー、防眩ミラー、電動Pシート、LSDなど、911だったらオプションで合計108万円もする装備が標準仕様になっているのは素晴らしいですが、内装は質素すぎて1000万円オーバーの車としては物足りないです。
V8 DOHC32V 4000ccに横幅1800mmの車に軽さを求めるのは酷ですが、やはり重さは感じます。
ただ重さは乗り心地のトレードオフ関係にありますので乗り心地も良いので諦めるしかありませんね。
デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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