sgtで５００車両は皆カーボンモノコックを採用していると聞きます。これは、モノコック構造とは違うものですか？また、モノコック構造の車には、フレームと呼ばれるものは存在しないのですか？

Answer 1

モノコック（monocoque）とは応力外皮構造を意味します。車体外板（この場合の外板は必ずしもカウルの類を指すものでないことには注意）で応力を受けるものを指します。

GT500車両はシャシー中央のキャビンを構成している部分がバスタブ構造のカーボンモノコックを使用しており、その上に鉄製のロールバーが設けられています。このロールバーはカーボンモノコックの強度如何にかかわらず、レギュレーションで定められています。
参考までにDTM車両のカーボンモノコックで、構造はGT500に類似。
http://serakota.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_b7e/serakota/A5DTM_mono1.jpg

フロントのエンジンやサスペンション、リアのトランスアクスルはカーボンモノコックまたはカーボンモノコックを貫通した、パイプフレームがそれを支持していますから、厳密に言えばF1のようにカーボンモノコックにエンジンが直付される構造とは異なります。

よって一部にパイプフレームが存在します。

質問者からのお礼コメント

ありがとうございます。