訴訟にかかる旅費の負担についての質問 ある交通事件のため、某人物に、訴訟を起こされる可能性があります。原告は山形県在住者です。被告となる私は青森県在住者です。

Question

原告が私に対し訴訟をおこなう場合、青森県の地方裁判所でおこなうことになります。

もし原告の主張が認められ、勝訴するならば、被告は、裁判官が決める損害賠償金のほかに、原告の山形ー青森間の交通費や、青森県に滞在する際のホテル代も、支払わなければいけませんか？

Answer 1

原告：山形
被告：青森
民事訴訟法では、原告は原則として被告の住所地を管轄する裁判所に裁判を起こすべきとされているので通常は青森での裁判となります。

訴訟費用（印紙代や交通費）の負担については、訴状に原告の希望が記載され、費用負担については判決文に記載されます。
例えば「被告の負担は10分の10、原告は10分の0」とか「被告の負担は10分の8、残り10分の2は原告の負担とする」と言う具合です。
判決が出たら原告は判決文に基づき訴訟費用を被告に請求します。
宿泊費や交通費、日当については別途定めがあるので、それに従って計算されます。

https://www.kantei.go.jp/jp/sihouseido/kentoukai/access/dai4/9siryo.pdf#search=%27%E8%A3%81%E5%88%A4+%E5%AE%BF%E6%B3%8A%E8%B2%BB%27

Answer 2

訴訟費用は書記官が計算します、一般的には旅費は入りません。

Answer 3

法律の建前論ではなく、実際はどうかという話ならば、

＞原告の山形ー青森間の交通費や、青森県に滞在する際のホテル代も、支払わなければいけませんか？

通常は支払う必要は無い。

運が悪ければ、交通費は一定の範囲で支払うことになるかも。

Answer 4

損害賠償請求の場合の訴訟費用は敗訴した側に請求できます。その額については訴訟費用規則による計算と裁判所の判決で決定します。つまり交通費を請求できるということ。このほか、弁護士費用も請求できますが額については裁判所が判断します。

次に、裁判所の管轄（どこで裁判するかということ）は、①義務履行地（原告の住所）、②被告の住所、③事故の発生した場所、で決まります。

原告が決めることですから、もちろん被告である質問者の住所での提訴もあり得ますが、通常は原告の住所でしょうね。

Answer 5

山形で裁判じゃね？

Answer 6

損害賠償請求は支払われる側の裁判所となりますので、原告側の裁判所になります。なぜ青森なんでしょうか。