外車はハイオクじゃなきゃいけないんでしょうか。 ・アルファロメ「ジュリエッタ2012式 ・ワーゲンビートル2012式 ・ワーゲンゴルフ ・ワーゲンポロ ・BMW 1シリーズ118i

Question

・プジョー208 2012式
この辺りの購入を検討しているのですが、知人からは、
1、外車はハイオク必須。レギュラー入れ続けると不具合が出る
2、燃費は国産の半分くらい
3、すぐ故障する
4、部品ば高額

と言われます。
上記車種ではいかがでしょうか。

Answer 1

2、3、4はさておき、1はその通りです。

一般にヨーロッパはレギュラーのオクタン価が95です。しかし日本のレギュラーガソリンのオクタン価は90で、欧州車は日本向けと言ってもこれに合わせたセッティングにしてくれていません。

ですので、欧州車はほぼ全車がハイオク指定で、レギュラーを入れるとノッキングを起こしてエンジン不調になり最終的には故障します。

故障は当たり外れがあるのでなんとも言えませんが、パーツは一旦本国に集められて、それから各国にデリバリーされますので運賃等が上乗せされると考えれば仕方ない面あるでしょうね。

また整備には特殊工具が必要だったり特別なスキルが必要なことが多いので工賃も高いことが多いです。

ですので、特にランニングコストが国産車よりも高いことは間違いありません。

結局のところ、オーナーさんがそれ以上の価値を見出すかどうかというところではないでしょうか。

Answer 2

石油産業に従事しているものとして書きます。

日本と欧米ではガソリンの品質の基準が違います。(品質の良し悪しではない)
一つの指標として「オクタン価」という基準があります。

日本ではレギュラーガソリンが87程度、プレミアムガソリン(いわゆるハイオク)が100です。
これに対して欧米のガソリンのオクタン価は90以上になっています。

よって欧米で作られたエンジンは「オクタン価90以上で正常に動作する設計」になっています。
そのため、レギュラーガソリンが与えられると適切な燃焼にならず異常動作(ノッキング)につながります。

オクタン価が100であるプレミアムガソリンを与えれば基準を満たしており正常に動作します。


プレミアムガソリンを要求する国産車のほとんどは、センサーでガソリンの種別を判定し、レギュラーガソリンが与えられている場合は自動的に設定を変更して適切な燃焼になるように調整されますが、欧米の車種にはそういう機能がありませんので、レギュラーガソリンを使用しないでください。