ここから本文です
工藤 貴宏

工藤 貴宏

自動車ジャーナリスト
1976年生まれ。クルマ好きが高じ、大学在学中に自動車雑誌の編集部でアルバイトしたことをきっかけに、そのまま就職。そして編集プロダクションを経てフリーランスの自動車ライターに。日々新車を試乗し、日夜レポートを書く日々も気がつけば10年以上。そろそろ、家族に内緒でスポーツカーを買う癖はなんとかしないと。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員日本自動車ジャーナリスト協会会員
  • 専門家レビュー
    最新のポルシェが最良のポルシェ…?
    ポルシェ 911
    最新のポルシェが最良のポルシェなのか? 今回は992型の大規模マイナーチェンジによって、いわゆる「992.2」となり、911史上初めてとなるハイブリッドモデルについてレビューしたいと思います。結論からいえば「ハイブリッド感のないハイブリッド」ですね。モーター感は基本的にありません。それが何を意味するかといえば、従来の純エンジン車の延長線上にあり、ドライバビリティ的にはモーターの気配を感じさせず、燃費を向上させるギミックとしてハイブリッド化へ舵を切ったということ。まずはそこを理解しておかないと、このクルマのキャラクターを見誤るかもしれません。
    2025.9.25
  • 専門家レビュー
    中国車を侮るなかれ
    BYD シーライオン7
    「中国車なんて……」という人もいることでしょう。でもそんな気持ちを抑えて、冷静にクルマとしてニュートラルに接してみてください。筆者の感想は「ここまで来たか、中国車」です。
    2025.9.25
  • 専門家レビュー
    気に入ったなら買って損なし
    三菱 デリカミニ
    欲しいと思ったら買って損はなし。人生を楽しくしてくれます。まずはそれをお伝えしたいと思います。何がいいかって、デザインとキャラクターですよね。新型になっても、そこはしっかりと受け継がれているのでご安心を。
    2025.9.25
  • 専門家レビュー
    しっかり個性を身に着けましたね
    日産 ルークス
    この雰囲気が気に入ったら買い。それだけは強くお伝えしておきましょう。「キャラがなさ過ぎて存在感が薄く、指名してもらえなかった」という先代ルークスの反省を踏まえ、新型はデザインで存在感を出してきましたね。見るからに「キューブ」です。個人的にはこういうの“大いにアリ”。あとは、走りの進化も素晴らしい。ハンドリングはスーパーハイトワゴンとは思えない骨太感がありますね。
    2025.9.25
  • 専門家レビュー
    デートカーじゃなくてスポーツカー
    ホンダ プレリュード
    まず勘違いすべきでないのは、このプレリュードは「デートカーではない」ということでしょうか。デートカーは「走りはそこそこだけどカッコよくて手ごろな価格設定のクルマ」ですが、新しいプレリュードは「走りを磨いてカッコよくて高いクルマ」。よく考えてみると、大ヒットした2代目や3代目のプレリュードはデートカーだったわけですが、4代目とか5代目になるとスポーツ色を強めました(不人気だったけど)。「スポーツカーとしての車両開発が先で名前は後から決まった」という新型プレリュードですが、かつて大ヒットした頃との違いをしっかり理解しておけば、キャラクターと評価を見誤らなくて済むのではないでしょうか。「昔のプレリュードはこんなに高いクルマじゃなかった!」って。
    2025.9.25
  • 専門家レビュー
    極めて完成度の高い移動ツール
    アウディ A5 アバント (ワゴン)
    このクルマを選ぶポイントは、メルセデス・ベンツ「Cクラスワゴン」やBMW「3シリーズツーリング」に対して「選ぶべき理由はどこにあるか?」ということだと思います。結論からいえば、それは移動ツールとしての完成度ではないでしょうか。個人的な印象としては「運転する歓び」的なものは(「S5」を除けば)あまり感じられませんが、いっぽうで疲れずに目的地までたどり着ける感覚を覚えます。まるで電車のような。そこに共感できれば、このクルマを選ぶ理由は十分でしょうね。
    2025.9.1
  • 専門家レビュー
    マイナーチェンジで選択の幅が広がった
    日産 エクストレイル
    2025年8月のマイナーチェンジをひとことでいえば、商品展開の幅が広がったということ。標準タイプを軸に、スポーティ仕様を求める人のために「ニスモ」、ワイルド仕様を求める人のために「ロッククリーク」が追加されて、好みに応じて選べる選択肢が増えました。「ロッククリーク」は、従来あった「エクストリーマーX」よりもラギッドな雰囲気が増していますね。そういった「派生仕様」を望む人にとって、今回のマイナーチェンジは大きな意味を持つでしょう。
    2025.9.1
  • 専門家レビュー
    独自の使い勝手が光る
    ダイハツ アトレーデッキバン
    多くの人は求めていないけれど、一部の根強いユーザーからは絶大な支持がある。このアトレーデッキバンも、そんな1台。軽バンの荷室部分の屋根を取っ払って荷台化したモデルなわけですが、それだけで「どう使おうか」と夢が広がりますね。普通の人にはオススメしませんが、明確な目的、もしくはこのボディが「楽しそう」と思えたら(同じボディのハイゼットデッキバンを除き)唯一無二の選択肢となるでしょう。
    2025.9.1
  • 専門家レビュー
    インテリアだけで買う価値あり
    プジョー 3008
    どんな人にオススメかといえば、それなりに実用的で個性的なフランス車を求めているプジョー好きでしょうかね。それにしてもインテリアがカッコいい。このインテリアのために買ってもいいとすら思えるクルマです。そんなクルマってなかなかないですよね。
    2025.9.1
  • 専門家レビュー
    こいつ、意外に燃費がいい
    ジープ レネゲード
    エンジンを積むジープのなかではもっともボディが小さいクルマ、それがレネゲード。そんなレネゲードにハイブリッドモデルが追加されたので試乗してきました。正確にいえば追加というよりも、現在の日本向けはハイブリッドモデルの「ALTITUDE e-Hybrid(アルティテュード イーハイブリッド)」だけの展開ですね。で、注目ポイントを一言でいえば、予想以上の燃費。20km/Lに届かないまでも、高速巡航であればカタログスペック(WLTCモード)の17.7km/Lを超えるのは全く難しい事じゃない。「アメ車は燃費が良くない」なんて言っている人にぜひ伝えたいですね(正確にいえばレネゲードはアメリカンブランドですが欧州仕立てです)。
    2025.7.28
  • 専門家レビュー
    走りの気持ちよさで選ぶならPHEV一択
    トヨタ ハリアーハイブリッド
    ハリアーPHEV(プラグインハイブリッド)にゆっくり乗ることがあったので、そのレビューをしたいと思います。結論からいえば、とってもいい。個人的にはガソリン車よりもハイブリッドを選ぶべきだと思っていますが、PHEVはさらにいいですね。値段以外は。何がいいかというと……(続きは各項目へ)。
    2025.7.28
  • 専門家レビュー
    ハイブリッドはレクサスLXの頂点に立つ
    レクサス LX
    ひとことでいえば「レクサスLXの最高峰」。ハイブリッド化されたレクサスLXですが、このクルマを“燃費マシン”と捉えるとキャラクターを見間違えるでしょうね。たしかにガソリン車の「LX600」に比べると燃費はよくなっていますが、ポイントはそこじゃない。ガソリン車と同じエンジンのうえにモーターが加わることで、さらなるパワーアップを受けていることが重要なのです。つまりレクサスLXの最強モデル。システム出力は463ps。ガソリン車の415㎰よりもハイパワーで、そのうえ燃費もいいというスゴいヤツです。
    2025.7.28
  • 専門家レビュー
    待望のハイブリッドで気になる点は1つ
    フィアット 600
    そうそう、これを待っていました。「フィアット600」はいうなれば「ひとまわり大きな500」であり「500のお兄さん」。全長を50cm強伸ばし、リヤドアを追加し、後席や荷室に余裕をプラス。つまり実用性が上がっています。そのうえで注目はパワートレイン。デビュー当初はEV(電気自動車)しかありませんでしたが、遅れてエンジン搭載車(マイルドハイブリッド)が追加されたのです。これを待っていたんです。EVだとハードルが高かったけど、マイルドハイブリッドでグッと身近になりましたよね。「本当はフィアット500が欲しいけれど、実用性の面で厳しい」という人にピッタリ。
    2025.7.28
  • 専門家レビュー
    レクサスとしては相当な異端児
    レクサス GX
    触れるまではこのクルマのキャラクターを誤解していました。「レクサスLXの弟分」くらいに考えていたんですよね。実質的にGXは「ランクル250」のレクサス版だし、LXは「ランクル300」のレクサス版なので、250と300の関係をそのまま受け継いでいるのではないかと。しかし、触れてみたら全然そうじゃありませんでした。LXとは明確にキャラが違う。LXはレクサスらしいラグジュアリーな世界観のSUVで、いっぽうのGXはレクサスらしくない無骨で質実剛健なテイスト。レクサスらしい上質さを期待すると「コレジャナイ」って感じになると思います。でも、GXのラギッドな感じも決して悪くない。「ランクル250を上質な仕立てにした感じ」くらいの捉え方でいいと思います。
    2025.6.30
  • 専門家レビュー
    自宅で充電できるならおすすめ
    ランドローバー レンジローバースポーツ PHEV
    美しいSUVだなあ。まさに引き算の美学。見るたびにそう感じるレンジローバー。「レンジローバースポーツ」は通常の「レンジローバー」に対して運動性能を高めたモデルであると同時に、控えめなのが魅力。それでいてレンジローバーらしい風格、上質なインテリア、そしてラグジュアリーSUVを所有する満足感を得られるのがうれしいですね。
    2025.6.30
  • 専門家レビュー
    レンジはやっぱり納得できる
    ランドローバー レンジローバースポーツ
    美しいSUVだなあ。まさに引き算の美学。見るたびにそう感じるレンジローバー。「レンジローバースポーツ」は通常の「レンジローバー」に対して運動性能を高めたモデルであると同時に、控えめなのが魅力。それでいてレンジローバーらしい風格、上質なインテリア、そしてラグジュアリーSUVを所有する満足感を得られるのがうれしいですね。
    2025.6.30
  • 専門家レビュー
    値段がここまで高くなければ……
    キャデラック XT4
    オススメしたい人のパターンは2つ。ひとつはアメリカ車好きで、(価格ではなく車体サイズ的に)気軽に乗れるアメリカ車を求めている人。日本車でいえばトヨタ「RAV4」と同じくらいのサイズなので身構えることなく運転できます。もうひとつは欧州車ではないプレミアムSUVの選択肢として。ラグジュアリーブランドだけに、内装の仕立ても欧州プレミアムと同等もしくはそれ以上で十分満足できるもの。あえてのアメリカ車を選ぶのもオツですね。
    2025.6.30
  • 専門家レビュー
    これこそ、男性でも選びやすいムーヴ
    ダイハツ ムーヴ
    ムーヴと言っても、昨今は派生モデルといえる「ムーヴキャンバス」が大人気。現行ムーヴキャンバスには男性にも似合うコーディネートとした「セオリー」が用意されているものの、やっぱり男性にはちょっと選びにくいですよね。そんなことないですか? いっぽうで本家ムーヴは男性にもマッチするデザイン。もちろん女性が選んでもいいのですが、男性、特に筆者のようなオッサンにとってはキャンバスより落ち着きます。
    2025.6.30
  • 専門家レビュー
    “911のセダン”という期待は裏切らず
    ポルシェ パナメーラ
    4ドアセダンを買う必要があるけれど、スポーティな走りと雰囲気は外せない。そんな人にはうってつけのモデルです。もしくは「4ドアのポルシェ911が欲しい」なんていう人にもピッタリでしょう。ライバルといえばBMWの8シリーズグランクーペやメルセデスAMGの4ドアあたりですが、ポルシェはやっぱりポルシェですね。「911らしさ」というか、「ポルシェらしさ」という代えがたいアドバンテージがこのクルマにはあります。スタイルとか、インテリアとか、走りで。
    2025.5.30
  • 専門家レビュー
    ゴルフやAクラスで得られないものが手に入る
    BMW 1シリーズ ハッチバック
    定番の「ゴルフ」や「Aクラス」では何かもの足りない……なんていう人に乗って欲しいと思います。具体的にいえば、同じCセグメントでもよりスポーティな運転感覚を求める人のためのクルマですね。かつては「クラスで唯一の後輪駆動」というのが1シリーズ最大のアドバンテージでしたが、いまでは1シリーズもFF化(現行モデルの前の世代から前輪駆動化された!)。とはいえFFになっても、ドライバビリティにおけるアドバンテージはしっかりありますね。というわけで“駆け抜ける歓び”ですよ。
    2025.5.30
  • 専門家レビュー
    SUVでも“駆け抜ける歓び”
    BMW X3
    このクラスのSUVといえば、いまや世界でもっとも売れ筋になっているセグメント。そんななかでX3を選ぶ理由といえば、やっぱり“走り”でしょう。BMWの走りをするSUVが欲しい! 気持ちよく曲がるSUVが欲しい! そして駆け抜ける歓びを味わいたい! ……そんな運転好きなら、ライバルではなくX3を選ぶしかありません。逆に実用性とかコスパとかで選ぶなら、X3じゃなくてもいいかと。
    2025.5.30
  • 専門家レビュー
    地味だけど際立つ完成度の高さ
    フォルクスワーゲン ゴルフ (ハッチバック)
    ひとことでいえば、ゴルフってCセグメントハッチバックの「メートル原器」ですよね。ポルシェ911が“スポーツカーのメートル原器”であり、911を知ることでスポーツカーの世界観が理解できるように、ゴルフを知ることでCセグメントハッチバックの神髄に近づけるというわけです。マイナーチェンジして、いわゆる「ゴルフ8.5」へと進化した最新モデルに乗って思うのは、完成度の高さ。ユーザーの意識の先を行き過ぎたインフォテイメント系はひとまず置いといて、熟成が進んだパワートレインはガソリンエンジンもディーゼルエンジンも「これは凄い!」と思える出来栄え。派手さはありませんが、実用品として地道な完成度の高さがジワジワきます。
    2025.5.30
  • 専門家レビュー
    ゴルフのSUVと捉えるのがよさそう
    フォルクスワーゲン ティグアン
    トレンドはSUVだから、「ゴルフ」の感覚で乗れるSUVが欲しい。ティグアンはそんな人にお勧めできるモデルです。昨今は日本だけじゃなく、アメリカや欧州でもSUVマーケットが広がっていて、フォルクスワーゲンにおける最量販車種はゴルフじゃなくてティグアンなのだとか。ちなみに、ゴルフに対して優れている点といえば、“楽ちん”なこと。乗り降りしやすいし、高めの車高と大径タイヤでちょっとした段差を気にしなくてもいいし、荷物だって積みやすい。そんな部分に注目して欲しいですね。
    2025.4.23
  • 専門家レビュー
    問題はEVを受け入れられるかどうか
    ポルシェ マカン
    やっぱりマカンはマカン……なのですが、とはいえこれまでのマカンとは違うのもまた事実。なぜなら、新型は全部EVですからね。“イーブイ”ですよ。イーブイといっても、ポケットモンスターに登場するキャラクターではなく電気自動車のことですが。結局のところ、新しいマカンを受け入れられるか否かというのは、EVを受け入れられるかどうかということではないでしょうかね。受け入れるのであれば、素晴らしいクルマです。加速のスッキリ感がすばらしく、ハンドリングだってしっかりポルシェらしいスポーティ感がありますからね。ただ、それを受け入れられないのであれば、マッチングはあまりよくないかもです。正直なところ。
    2025.4.23
  • 専門家レビュー
    走りも乗り心地もよくなった
    テスラ モデルY
    久々に乗ったモデルYは、びっくりしましたね。走りがずいぶん良くなっているじゃないですか……。話は変わって、インテリアの作り方や操作性はさすが。インパネは生活感のないモデルルームのように超スッキリで、物理的なセレクトレバーやスイッチは無くて「D」や「R」のセレクトはタッチパネル上で操作。タッチパネルが故障したらどうするんだ……なんて心配性の人には向かなさそうです。
    2025.4.23
  • 専門家レビュー
    走りのDNAは新型でもしっかり
    スバル フォレスター
    アウトバックの国内販売が終了したことで、実質的に日本におけるスバルのフラッグシップとなったフォレスター。その新型がどんな人にオススメかといえば、ズバリ「燃費がよくて荷室と後席が広いスバルのSUVが欲しい人」。新型はストロングハイブリッドを搭載しているので、これまでのスバル車とは比較にならないレベルで燃費が良いです。燃費が良いスバル車は、ほかにも「クロストレック」のストロングハイブリッドモデルが相当しますが、それだと後席や荷室はフォレスターほど広くない。というわけで、「後席も荷室も、そして燃費も」という人に新型フォレスターがオススメです。
    2025.4.23
  • 専門家レビュー
    まさにグランドツーリングカー
    トヨタ クラウン(エステート)
    クラウンエステートとマッチングがいい人。それはなんといっても、広いラゲッジスペースが欲しい人でしょう。なんといってもステーションワゴンボディですからね。後席を倒せば、奥行き約2mにもなるフラットな床のラゲッジスペースが出現。かつてのクラウンエステートと違って、純粋なステーションワゴンではないことに異論を唱える人もいるかもしれませんが、クロスオーバーSUVスタイルも悪くないですよ。低すぎず高すぎずの着座位置が、絶妙に乗り降りしやすかったりして。
    2025.4.23
  • 専門家レビュー
    なんだかんだでしっかり進化を実感
    フォルクスワーゲン ゴルフ (ハッチバック)
    なんだかんだいって2024年夏に発表されたマイナーチェンジで完成度が高まり、通称「ゴルフ8.5」と呼ばれる後期型になって本当の「8代目ゴルフ」になったような気がしています。ナビをはじめとする室内の使い勝手にはじまり、エンジンなどパワートレインの完成度も磨かれてトータルの商品力が上がりましたね。そもそも8世代目のゴルフは日本デビュー時(本国のローンチ仕様に対して細かい改良を受けたタイプ)から実力は相当ありましたが、それが引き上げられた印象です。
    2025.3.27
  • 専門家レビュー
    乗り心地よりも走りを重視するなら
    トヨタ ヴェルファイア
    改良されたPHEVモデルに乗ることができたので、その情報を追加しましょう。結論からいえばPHEVモデルになっても「運転するならヴェルファイア」「後ろに乗るならアルファード」という関係は変わっていませんね。PHEVモデルのパワートレインはアルファードPHEVと共通ですが、それ以外のパワートレインと同様にヴェルファイアとアルファードではボディ構造やサスペンションの違いがあり、それが乗り味に効いているからです。もしどちらにしようと悩んでいるのなら、そんな違いも頭の片隅に入れておくといいでしょう。
    2025.3.27
  • 専門家レビュー
    PHEVモデルは乗り心地もよくなった!
    トヨタ アルファード
    追加されたPHEVモデルに試乗できたので、それに関してのレビューです。ハイブリッドモデルに対する美点は2つ。ひとつはエンジンを掛けずにモーターのみで走る「EV走行」の範囲が拡大していること。滑らかでスムーズなモーター走行により、より快適性が高い印象ですね。もうひとつが乗り味の向上。床下へ大型バッテリーを搭載したことにより低重心化が図られて、乗り味が良くなっています(ショックアブソーバーの減衰力もハイブリッドモデルより柔らかくなっている)。つまり、PHEVのメリットは快適性の向上だと感じました。ちなみに乗り心地は、同じPHEVモデルでもヴェルファイアより上に感じます。
    2025.3.27
  • 専門家レビュー
    気になる部分もしっかりと進化は感じられる
    マツダ CX-60
    オーナーとして2年間一緒に過ごして感じるのは、このクルマは「買う人を選ぶ」ってこと。まずそれなりに大きい(特に1890mmある全幅が!)車体を受け入れる必要があるし、パッケージングでいえば直列6気筒エンジンが収まる長いボンネットの影響で全長のサイズ感ほどキャビンが広いわけではない。それに価格だって高めだし、例の乗り心地問題も……。でも、「満足な点」に書くようにいいところもいっぱいあるんですよね。それらを自分の好みやクルマを使う環境と差し引きして考えてメリットがあれば、きっと満足できる。そんなクルマではないでしょうか。決して八方美人ではないのです。ところで2025年モデルへの年次改良ですが、進化はしっかり感じられますね。「めちゃめちゃいい乗り心地になったか」といえば、残念ながらそこまで劇的ではありませんけれど。そういう意味では、買い時が訪れたともいえるし、今後も進化に期待というところでしょう。
    2025.3.27
  • 専門家レビュー
    価格以外はすべて評価!
    スバル クロストレック
    待望の「燃費のいいスバル車」。前回はプロトタイプ試乗によるレビューをお届けしましたが、その後、S:HEVが正式発表されて価格や装備も明らかとなり、公道試乗がかなったのでその印象をお伝えしたいと思います。まずお伝えしたいのは「価格はそれなりに高い(383万3500円〜)けれど、それに見合う満足は得られる」ということ。単に「燃費のいいクロストレック」というだけではなく「燃費も動力性能も乗り心地も、そして装備も充実したクロストレックの上位グレード」と考えるとキャラをつかみやすいと思います。「車体サイズが小さめの、ストロングハイブリッドを積んだスバルの上級車」と考えるのが正解でしょうね。
    2025.3.27
  • 専門家レビュー
    乗り味も好印象の実力派
    フォルクスワーゲン パサート ワゴン
    セダンを廃止してステーションワゴンだけとなった新型パサート。個人的に注目したいポイントは3つ。荷室の実用性、爽快な運転感覚、そしてカッコいいデザインです。そのうちひとつでも気に入った部分があれば、新型パサートは“買い”ではないでしょうか。
    2025.2.27
  • 専門家レビュー
    パッケージングのバランスが良い
    フォルクスワーゲン ティグアン
    いま、世界規模で見ると世界で最も売れているフォルクスワーゲン車なのだとか。世間相場からすると「Dセグメント」のように思えるのですが、フォルクスワーゲンの日本法人によると「ゴルフのSUVに相当するモデルでCセグメント」なのだとか。それはともかく、新型は新世代フォルクスワーゲンの代表車種としてなかなか良くできているという印象。何がいいかといえば……まずは全体の雰囲気。それから運転しやすいボディサイズと使いやすいパッケージングのバランスでしょうかね。
    2025.2.27
  • 専門家レビュー
    マイナーチェンジで見た目が没個性になっちゃった……けど
    シトロエン ベルランゴ
    実用的な個性派ミニバン。これまではルノー「カングー」の独壇場だったこのジャンルですが、ベルランゴやプジョー「リフター」が仲間入りして楽しくなってきましたね。あっ、フィアット「ドブロ」もか。それぞれ良し悪しはあると思いますが、そのなかから愛車を選ぶ人に向けていえるのは“自分の感性に正直に”ってことだと思います。見た目はもちろん走りの感触も違うので、ぜひ好みの1台に出会ってほしいですね。何が言いたいかというと、ベルランゴもけっこう個性的です。
    2025.2.27
  • 専門家レビュー
    ひとまわり大きく実用的な「500e」
    フィアット 600e
    ひとことでいえばフィアット500eのお兄さん。お兄さんだけあって車体が大きくなり、ドアも増えているし、室内だってスペースが拡大。つまりは「500」に対してファミリーカーとしても使いやすいパッケージングがポイントと言っていいでしょう。従来あった「500X」の新型かつ電気自動車モデルと考えると消化しやすいかもですね。つまり、電気自動車のコンパクトなファミリーカーを求める人に最適ってことです。個人的にもっともオススメなのは、郊外の一戸建て住まいで、複数台所有の人が街乗り用のコンパクトカーとして購入することです。
    2025.2.27
  • 専門家レビュー
    速くてカッコいい!それだけで十分でしょ
    メルセデスAMG AMG GT
    “ふたつの顔を持つクルマ”と言っていいのではないでしょうかね。ひとつはメルセデス・ベンツの頂点と言っていいスポーティなクーペ。もうひとつはメルセデス・ベンツの一般的な量産車としては最速のマシーンだということ(3つのうちの最高性能モデルとなる「Mercedes-AMG GT 63 S E PERFORMANCE Coup_」)。どっちを求めてこのクルマを選んでもいいと思うんですよ。難しいことなんて言いっこなし。ただ、どちらを求めたとしてもきっと納得し、満足できるんじゃないですかね。
    2025.2.27
  • 専門家レビュー
    GRヤリスの走りが楽しめる!
    レクサス LBX
    今回は追加されたスポーツモデル「モリゾウRR」についてレビューしたいと思います。このクルマはいうなれば「強化したレクサスLBXの車体」に生粋のスポーツモデル「GRヤリス」のエンジンとドライブトレインを組み込んだ突然変異種的なスポーツモデル。いわばLBXエボです。GRヤリスの血が流れているだけに、走りは一級品。スポーツドライビング好きの人のためのクルマと言っていいでしょう。
    2025.1.29
  • 専門家レビュー
    【公道試乗版】かなり欧州車っぽい乗り味
    スズキ フロンクス
    発売前にテストコースで乗って印象が良かったフロンクスを公道で乗ってみたので追加レビュー。テストコースで乗ったときに気が付かなかった美点は、高速巡航性能の高さです。まるで欧州車のような安定感はコンパクトカーとは思えないレベルで驚きました。ACCやレーンセンタリング機能(車線の中央を走らせるハンドル操作支援機能)もかなり巧みな制御で好印象です。ただ、リアルワールドでの乗り心地はちょっとコツコツ感がある感触。
    2025.1.29
  • 専門家レビュー
    スタイルに惚れたら積極的に選ぶべし
    BMW X2
    スタイルが気に入ったら買い! X2に関しては強くそう思います。X2は実質的にX1のクーペ版であり、値段や使い勝手から考えると一般的にはX1を買うのが正統派のクルマ選び。でもそうじゃなくてあえてX2を選ぶとなったら、その理由はスタイルってことになりますよね。個人的にはちょっと攻め過ぎのデザインのような気もしなくもないですが、このくらいやったほうがいいのでしょう。きっと。
    2025.1.29
  • 専門家レビュー
    毎日の足としても魅力的
    ホンダ N-VAN e:
    商用バンであるN-VANの電気自動車バージョン。自宅(や会社などの拠点)で充電するのを前提に近距離移動用のツールと考えた場合、こんなに適した乗り物はありません。まず走りがスムーズで、軽自動車とは思えないほど加速がパワフルだから快適で乗りやすい。そのうえガソリンスタンドに行く手間が省けるし、外で充電しなければエネルギーコストもガソリンよりずっと安い。電気自動車としては値段が安いのも魅力ですね。
    2025.1.29
  • 専門家レビュー
    一番伝えたいのは、運転が楽しいってこと
    三菱 アウトランダーPHEV
    環境うんぬんっていう話を抜きにしても、メチャメチャいいクルマです。ボクが気に入っているのは走りの感触。たとえエンジンがかかったとしてもエンジン感がなくてスムーズで静かで快適な走り。乗り心地だっていい。そしてグイグイ曲がって峠道もスイスイ走れるハンドリングも運転の楽しさをもたらしてくれます。結論をいうと、クルマ好きにぜひ乗って欲しい。あと、上級グレードのインテリアの上質感は期待を超える水準!
    2025.1.29
  • 専門家レビュー
    EVモデルの野望がスゴい
    メルセデス・ベンツ Gクラス
    Gクラスである。もうそれだけで選ぶ理由は十分でしょう。先日、知り合いが人生で初めてGクラスに触れて「ドアは重いし(開閉時の)音が大きくてヤダし、乗り降りしにくいし、運転ポジションもなんか変。クセ強でちょっとやだなあ……」と素直な感想を伝えてくれたのですが、それらこそがまさに「Gクラスの個性」。Gクラスはそういったアクを求める人のためのクルマなんだと改めて実感しました。実は万人向けではないってことで、点数はそれを反映してつけました。
    2024.12.25
  • 専門家レビュー
    燃料電池じゃないパワートレインも欲しい
    ホンダ CR-V
    状況はわかりますよ。CR-Vは先代も日本ではあまり売れていなくて、そう考えると正攻法で勝負するのは得策ではない……と言う考えは。とはいえ、日本におけるパワートレインを燃料電池のハイブリッド1本にするのはなんとなく悲しいところ(海外ではガソリン車、ハイブリッド、プラグインハイブリッドがある)。燃料電池ハイブリッドの新型CR-Vに乗るとクルマとしての出来はいいし、運転も楽しいですが、なんともいえないさみしい感じがするのです。
    2024.12.25
  • 専門家レビュー
    もっとも実用的なミニ
    ミニ MINI Countryman
    ミニの世界観にどっぷりと浸れますね。このクルマの前身は(日本では諸事情により)「ミニクロスオーバー」だったのですが、フルモデルチェンジを機に海外と同じ「カントリーマン」にシフトしました。ガラリと変わった内外装のデザインは「今までとは違うな」という印象ですが、ミニらしさはしっかり感じられるから見事。とにもかくにも、そこが大事ですからね。
    2024.12.25
  • 専門家レビュー
    最新モデルは見た目が優雅に
    メルセデス・ベンツ Vクラス
    デザインが上質になり、上級グレードは見た目や機能に加えラグジュアリーなシートを組み合わせるなど、マイナーチェンジで商品性が大きく高まりましたね。個人的にはとてもいいクルマだと思っています。ただ、トヨタ「アルファード」や「ヴェルファイア」に届かない点があるのもまた事実。問題はそこだけですね。
    2024.12.25
  • 専門家レビュー
    ジープの形をしたシティコミューター
    ジープ アベンジャー
    見た目からして(フロントグリルを除いて)あまりジープっぽくないのは、ジープとしてはかなり思い切ったチャレンジと考えれば納得できるかも。近代のジープとしてはもっとも小さなボディで、パワートレインはエンジンの設定がなくモーターのみ。つまりEV(電気自動車)です。なので受け取るこちら側も、ジープらしさを求めるんじゃなくて「こういう形をした電気自動車」と捉えればスッキリ消化できるのではないでしょうか。何が言いたいかというと、オフロードを走るのではなくシティコミューター(都市内など近距離移動に使うクルマ)と考えれば悪くないです。
    2024.11.27
  • 専門家レビュー
    フツーのハイトワゴンよりもワクワクしたい人に
    スズキ スペーシアギア
    「スペーシア」をベースにした“SUV風コスプレ”なわけですが、見た目のキャラが立つだけでクルマってこんなに楽しくなるのね……というのが正直な気持ち。普通のスペーシアやスペーシアカスタムもいいですが、アウトドアテイストの「ギア」も加えて3タイプから選べるという「選択肢の広さ」がうれしいですね。見た目は主観的な話になってしまいますが、率直に言うと遊び心あふれる「ギア」が一番好きです。
    2024.11.27
  • 専門家レビュー
    ストロングハイブリッドの魅力は燃費だけじゃない?
    スバル クロストレック
    「スバル車はいいけど、燃費が悪いのが惜しいところ」。あちこちで語られるそんなフレーズへの回答としてスバルが新たに開発した「ストロングハイブリッド」です。それを搭載したクロストレックについてひとことでいえば「燃費だけじゃなく、動力性能も装備もこれまで以上!」。2.5Lエンジン(160㎰/209Nm)+力強いモーター(120ps/270Nm)による加速は運転が楽になるし、上級仕様には渋滞した高速道路での手放し運転を可能とする「アイサイトX」が搭載されるなど、クロストレックをひとクラス上のクルマとした印象です。
    2024.11.27
  • 専門家レビュー
    N-BOXシリーズのなかでいちばん好き
    ホンダ N-BOXジョイ
    「第3のN-BOX」はトレンドのクロスオーバーSUVスタイル。でも、「スペーシアギア」をはじめとするライバルが「キャンプ」だとしたら、N-BOX JOYはもっとライトで「ピクニック」くらいでしょうか。でも、その感覚がいいんですよね。個性派だけど、個性は過ぎない。そんなキャラです。
    2024.11.27
  • 専門家レビュー
    新しい感覚で楽しませてくれる
    ミニ MINI Cooper
    もはやファッションアイテム。実用性よりもオシャレさとか楽しさを求めて買うクルマといっていいでしょう。とはいえ、走りがおろそかと言えばまったくそんなことはありません。運転好きでも納得の1台。ちなみにEVとガソリンが展開される新型は、パッと見たところ車体は同じように見えますが、中身はプラットフォームからしてEVとガソリンでは別設計。Aピラーの角度なんかも違うから面白いですね。
    2024.10.28
  • 専門家レビュー
    これって昔の「ゴルフ」のポジションじゃない?
    フォルクスワーゲン Tクロス
    かつてフォルクスワーゲンを代表するするクルマといえば2ボックスハッチバックの「ゴルフ」でした。しかし昨今は車体が大きくなり、価格も上がり、ちょっと昔とは違う感じ。いっぽうでT-CROSSはコンパクトボディだし、値段もゴルフに比べれば手ごろだし、そしてボディタイプは昨今のトレンドであるSUV。つまりこれって、T-CROSSがかつてのゴルフに相当する「気軽なフォルクスワーゲン」のポジションなのではないでしょうかね。
    2024.10.28
  • 専門家レビュー
    こんな割り切りも悪くない
    ホンダ N-VAN e:
    まずお伝えしたいのは、快適な装備を求める人には向いていないってこと。あくまで商用バンであり、できるだけ安い値段で実用的なツールを提供するというのが目的なのです。そこに共感できるユーザー自身の“割り切り”があればマッチングはいいでしょう。あくまで近距離走行用のEVに徹しているので、ロングドライブは想定外ですね。そこも理解が必要です。
    2024.10.28
  • 専門家レビュー
    ライバルよりも2列目が快適
    マツダ CX-80
    3列シートのSUVを必要としている、もしくは4人乗車時でもラゲッジスペースを広く使いたいなら検討すべき1台。注目ポイントは上記のほか、上質感の高いインテリア、ゆったり座れる2列目、運転する楽しさ、トルクフルで滑らかなディーゼルエンジン、そして高速道路なら実燃費20km/Lに迫る燃費の良さなど多岐にわたります。プラグインハイブリッド(PHEV)の加速感もいいですね。ただし、価格レンジは高めですが。
    2024.10.28
  • 専門家レビュー
    デザインだけで”買い”じゃないか?
    トヨタ ランドクルーザー250
    まず言わせてください。メカとか悪路走破性とかの前に、デザインにハートを撃ち抜かれました。見た目が気に入ったら、それだけで買っていいんじゃないかと。“うんちく”はその後かな……と思えるほど、ルックスで選びたくなるクルマですよね。ちなみに250の読み方は「ニーゴーマル」(ランクル300だと「サンビャク」)。トヨタは公式には「プラドの後継ではなく原点回帰」と言いますが、流れ的には「後継」であり、海外マーケットの一部ではそのまま「プラド」を名乗っています。
    2024.9.25
  • 専門家レビュー
    こんなに優雅なクルマはそうそうお目にかかれない
    メルセデス・ベンツ CLEクラス カブリオレ
    “ゆったり感”というか“まったり感”というか、伸び伸びとした大人の雰囲気がたまりません。そもそもベースのCLEクーペ自体が伸びやかな大人のクーペなのですが、オープンにすると優雅さが倍増どころかそれ以上。こういうクルマで、屋根を開けて、近所をさらりと乗ったり海沿いを走ると幸せな気持ちになれますね。人生にゆとりがないと乗りこなせないかもしれません。
    2024.9.25
  • 専門家レビュー
    ボクスターを超えるピュアな味わい
    アルピーヌ A110
    運転好きなら一度は乗るべし!2シーターのミッドシップスポーツということで「ポルシェ918ボクスター」とか「ロータス・エミーラ」がライバルになってくると思いますが、ピュア度ではA110がもっとも上。とにかく軽快で、操作に対する反応が素直。クルマとの一体感をひしひしと感じられるスポーツドライビングを楽しみたい人に超オススメの1台です。本当に本当にオススメです。
    2024.9.25
  • 専門家レビュー
    速さと実用性、一粒で二度おいしい
    メルセデスAMG AMG GT 4ドアクーペ
    乗って感じたのは「ポルシェ・パナメーラ」の“速いヤツ”がライバルだってこと。流麗な4ドアクーペで、速さもハンドリングも超高性能スポーツカーのレベルです。どんな人とのマッチングがいいかといえば、“過激なまでの走行性能”と“ある程度の実用性”を1台で済ませたい人。たとえば、東京のような都市暮らしで「駐車スペースは1台分しかないけれど、サーキットもバリバリ走れる過激かつ実用的なクルマが欲しい。見た目も美しく」なんていう人には最高のマッチングかも。ちなみに2ドアクーペボディの「AMG GT」とはプラットフォームや車体骨格まで含めてボディは全くの別設計です。
    2024.9.25
  • 専門家レビュー
    EVでは珍しい3列シート
    メルセデス・ベンツ EQB
    ひとことでいえば「GLB」の電気自動車バージョン。ボディ自体は共用で、パワートレインをモーター化したほかスタイリングは前後デザインなどで差別化しています。全長4.7mほどで3列シーターのSUVの電気自動車が欲しいとなったら、日本ではこのクルマしか選択肢がありませんね。そういう意味では、独自の魅力を持つモデルと言えるでしょう。
    2024.8.26
  • 専門家レビュー
    航続距離が長い実用モデル
    メルセデス・ベンツ EQA
    メルセデス・ベンツで小さめの電気自動車が欲しい!……となったら、選ぶべき1台ですね。メルセデス・ベンツ最小の電気自動車です。ひとことでいえば「GLA」の電気自動車モデル。フロントやリヤのデザインは異なりますが、ボディ自体は共通ですね。車体が小さいから都市内移動をメインとしたシティコミューターかと思いきや、最新仕様のWLTCモードでの航続距離は591kmとかなりロング。電気自動車狙いで「車体は小さいほうがいいけれど、クルマとしての移動距離は長いほうがいい」という人におススメです。
    2024.8.26
  • 専門家レビュー
    毎日の運転が気持ちいい
    ホンダ シビック (ハッチバック)
    ボクのなかでシビックに対する評価はとても高いです。ガソリン車もいいし、ハイブリッドもいい。どこがいいかといえば、走りのレベルの高さですね。そして2024年のマイナーチェンジでは、ガソリンエンジン(1.5Lターボ)のMT車にスポーツグレード「RS」を追加。通常のシビックに関してはすでにレビューを書いているので、今回は「RS」中心のレビューをお届けしたいと思います。結論から言えば「普通のシビックはいい。運転好きならRSはもっといい」。まずポジションとして「タイプRほどサーキット寄りではなく、日常から峠道や高速道路までを楽しむためのスポーツタイプ」と覚えておくといいでしょう。
    2024.8.26
  • 専門家レビュー
    実はパッケージングが秀逸で後席も広い
    スズキ フロンクス
    結論からいえば、印象のいいクルマですね。まだ実車チェックに加えてテストコースでの試乗しかできていない段階ですが、室内の上質感もあるし、トヨタ「ヤリスクロス」あたりよりも後席が広くてファミリーでも安心。乗り心地も走りもいい。そのうえ背が低めだからSUVやミニバン対応ではない機械式立体駐車場にだって駐車可能。スズキの底力を感じさせる1台です。
    2024.7.29
  • 専門家レビュー
    完成度は高いけど「駆け抜ける歓び」の濃度は薄め?
    BMW 5シリーズ セダン
    「3シリーズ以上、7シリーズ未満」というポジションの大型セダン。つまり「3シリーズでは物足りないし、7シリーズだと上位過ぎる」という人のためのクルマですよね。そういう考えで選ぶなら大いにアリだと思います。クルマとしての完成度は高いですね。
    2024.7.29
  • 専門家レビュー
    500馬力オーバーのクルマがこの価格で手に入るなんて
    BYD シール
    ドローンもジンバルも中国製が世界最良となった今、「中国車なんて……」と言っているようではすっかり時代に取り残されるでしょう。侮ってはいけません。しっかり直視しないと。
    2024.7.29
  • 専門家レビュー
    このパフォーマンスを考えれば割安なのでは?
    トヨタ GRヤリス
    えぇぇぇ……マイナーチェンジ(GRはマイナーチェンジとは言ってませんが)でここまでやるの?というのが素直な印象。パワーアップは想定内としても、新開発ATの追加に、実戦&市場の声を反映したエクステリアの進化(フロントバンパーの分割&ハイマウントストップランプの位置変更)、そして新設計ダッシュボードの採用に、着座位置の変更と内容が濃すぎます。それにしてもマイナーチェンジで着座位置を変更するクルマなんて極めて珍しいし、逆にいえばどれだけ気合が入っているかの証ですよね。というわけで、惚れたら買って間違いなしな1台です。
    2024.7.29
  • 専門家レビュー
    孤高の存在だけど、気軽に手を出すのはおすすめできない
    トヨタ ランドクルーザー70
    欲しいなら買う価値あり。引き留めはしない。でも、気安く触るとヤケドする。そんな感じでしょうか。独特の雰囲気や孤高のオフロード性能は見事で、所有したくなる気持ちはよーくわかります。でも、以前よりも大幅に進化しているとはいえ、快適性や舗装路での操縦安定性はいまどきのSUVのようにはいきません。そこをしっかり理解したうえで、「それでも欲しい」というならぜひどうぞ! きっとランクル70でしか味わえない楽しい世界が待っていますよ。
    2024.7.29
  • 専門家レビュー
    先進性の評価は好み次第
    テスラ モデルY
    2023年に「世界で最も売れているクルマ」となったわけですが、正直なところまさかテスラのクルマにそんな称号が付く日が来るなんて思っていませんでした。というわけでクルマのデキですが、個人的には「思ったよりもかなりいい」という印象。クルマとして重要な「走る」「曲がる」「止まる」の能力は想像以上にしっかりできていますね。なので先進性やテスラの方向性に賛同できるなら、買って後悔しないクルマだと思います。ちなみに冒頭の「世界で最も売れたクルマ」の話ですが、実は車名別として世界で最も売れたのはトヨタ「カローラ」。いっぽうモデルYは「同一ボディの車両としてカウントすると最も売れた」ということになります。カローラは「セダン」「ツーリング」「スポーツ」「クロス」そして「GR」といろんなボディタイプを含めてのカウントなので。
    2024.6.25
  • 専門家レビュー
    2024年4月のMCでハイブリッドが進化し燃費もハイレベルに!
    ホンダ ヴェゼルハイブリッド
    これまでも十分に”いいクルマ”だったのですが、マイナーチェンジでもっとよくなりましたね。注目はハイブリッドの進化。バッテリー使用領域を拡大したことでエンジンがかかることが少なくなり滑らかさと快適性がアップ。そのうえ、制御の変更でパワーの立ち上がりも鋭くなりました。居住性も積載性も燃費もいいし、とってもバランスのいいコンパクトSUVで自信をもってオススメできます。
    2024.6.25
  • 専門家レビュー
    2024年4月のマイチェンでハイブリッドがよくなった!
    ホンダ ヴェゼル
    これまでも十分に”いいクルマ”だったのですが、マイナーチェンジでもっとよくなりましたね。注目はハイブリッドの進化。バッテリー使用領域を拡大したことでエンジンがかかることが少なくなり滑らかさと快適性がアップ。そのうえ、制御の変更でパワーの立ち上がりも鋭くなりました。居住性も積載性も燃費もいいし、とってもバランスのいいコンパクトSUVで自信をもってオススメできます。
    2024.6.25
  • 専門家レビュー
    小さな本格派!
    スズキ ジムニーシエラ
    唯一無二の本格小型SUV。車体は小さいけれど強固なラダーシャシーと直結や副変速機によるローギヤも組み合わせた純粋な機械式の4WDシステムによる悪路走行性能は筋金入りで、道なき道をガシガシ入って行けます。いっぽうで舗装路でしか乗らない人にとっては完全なる力不足ですが、ファッション的感覚で乗るのもそれはそれでアリではないでしょうか。快適性などは都会派SUVにかないませんが、見た目の武骨でクラシカルな感じも魅力的ですしね。
    2024.6.25
  • 専門家レビュー
    美しくて何が悪い?
    メルセデス・ベンツ CLEクラス クーペ
    美しいクーペ。もうそれだけでこのクルマを選ぶ理由は十分ではないでしょうかね。実用性とかコストパフォーマンスを考えるクルマ選びとは無縁ですが、せっかくなら美しいクルマに乗って人生に彩りを添えたくないですか? そういう人のための存在です。美しいというだけで存在価値あり。
    2024.6.25
  • 専門家レビュー
    ”ちょうどいい”が進化
    ホンダ フリード
    まさに“ちょうどいい”ですね。小さな車体で運転しやすく、3列シートで最大7人が乗車可能。効率という話をすれば、ライバルのトヨタ「シエンタ」と並んでこんなに実用的なクルマはないのではと思います。3列目を畳んで(もしくは2列仕様を買って)ミニワゴン的な使い方をするのもいいですね。効率重視の人には最善の選択肢です。
    2024.6.25
  • 専門家レビュー
    まるで新興EVメーカーのような操作系は好み次第
    ボルボ EX30
    オシャレでコンパクトなEVが欲しいという人にオススメの1台。車体サイズも含めて気軽に乗れるEVです。ボルボはそう遠くない将来にEVメーカーになることを宣言していますが、そのすそ野をどれだけ広げられるかはEX30のようなモデルにかかっているのでしょうね。
    2024.5.29
  • 専門家レビュー
    運転が妙に楽しい軽トラック
    スズキ スーパーキャリイ
    軽トラックは基本的に「軽トラックが必要」というユーザーが選ぶクルマだとは思います。が、そんなこと関係なく運転すると妙に楽しいのはどうしてなんでしょうね。後輪駆動(とそれベースのパートタイム4WD)で、MTも選べるし、エンジン搭載位置もミッドシップだし……そして車両重量が790〜850kgと軽いのも素晴らしい。
    2024.5.29
  • 専門家レビュー
    まるでエンジンを積み忘れたのかと思った
    レクサス UXハイブリッド
    2024年1月にデビューした最新のUXハイブリッドに試乗して驚きました。走りのフィーリングが従来モデルと全く違う。まるでEVに乗っているのかと錯覚させるほど、エンジンの感覚がないのです。理由はマイナーチェンジ時の変更点にありました。ハイブリッドシステムをすべて入れ替えたのです。従来は「第4世代」と呼ばれるタイプでしたが、最新のシステムは「第5世代」。新型プリウスなどに搭載されている、モーターやインバーターなど電気系ユニットがすべて刷新されたタイプに進化したのです。その結果として乗り味が大きく変化。エンジンの存在を感じさせない滑らかさが手に入り、同時にアクセル操作に対する反応もよくなりました。凄い進化です。メカニズムの基本は最新のカローラクロスのハイブリッドモデルと同じですが、カローラクロスよりエンジンが静かなだけでなく、エンジンがかかる頻度も少ないように感じます。UXはエンジンの存在感がより少ないですね。
    2024.5.29
  • 専門家レビュー
    独自の後席座面アイデアが面白い
    スズキ スペーシア
    車体サイズに制約のある軽自動車とは思えないほど室内(特に後席)が広いパッケージングはさすが。日常使いに最適なクルマを探している人にとっては、ホンダ「N-BOX」やダイハツ「タント」などと並んで最適なパートナーになり得ると思います。それら競合ライバルに対して「スペーシアでなければならない理由」がどこにあるかと問われると正直言って難しいところですが、間違いなくいえるのは燃費がライバルをリードしていること。あと、リヤシート座面に組み込んだ「マルチユースフラップ」というアイデアはライバルにない便利なものですね。
    2024.5.29
  • 専門家レビュー
    ターボエンジンがマストならカスタム一択
    スズキ スペーシアカスタム
    車体サイズに制約のある軽自動車とは思えないほど室内(特に後席)が広いパッケージングはさすが。日常使いに最適なクルマを探している人にとっては、ホンダ「N-BOX」やダイハツ「タント」などと並んで最適なパートナーになり得ると思います。それら競合ライバルに対して「スペーシアでなければならない理由」がどこにあるかと問われると正直言って難しいところですが、間違いなくいえるのは燃費がライバルをリードしていること。あと、リヤシート座面に組み込んだ「マルチユースフラップ」というアイデアはライバルにない便利なものですね。
    2024.5.29
  • 専門家レビュー
    デザインに惚れたら買ってよし!
    ヒョンデ アイオニック5
    日本ではまだ身近とは言えないヒョンデですが、グローバルで見るとトヨタグループ、そしてフォルクスワーゲングループに続く世界第3位の規模を持つ自動車メーカー(レビュー執筆時点)。欧州やアメリカなどではホンダや日産よりもたくさん走っていると聞けば驚く人も多いことでしょう。「アイオニック」はそんなヒョンデのEV専用サブブランドで、どれも個性的なデザインが特徴。アイオニック5も徹底したシンプルなデザインでひときわ目を惹きます。そんな見た目で選んでもいいですが、走りもよく、乗り心地も、そして室内の広さなども美点。EVということと、それなりに高い価格が気にならなければ大いにアリだと思います。
    2024.5.29
  • 専門家レビュー
    出来はいい、あとは価格だけか
    ホンダ アコード
    室内とトランクは広いし、走りは気持ちいいし、乗り心地もいいし、移動が快適。とてもよくできた大型セダンです。でも、価格が544万9400円と言われると「その値段を出すならば他にも選択肢は……」という気分になってしまうのはどうしてでしょう。いいクルマなんですけれどね。逆にいえば、スタイルや乗り味に惚れた人には超おススメです。欠点と言える部分も特に見当たらない、いいセダンですよ。
    2024.4.30
  • 専門家レビュー
    自動車界のファーストクラス(後席は)
    レクサス LM
    これぞ究極のショーファードリブン(運転は他人に任せて主人が後席へ座るクルマ)ではないでしょうか。後席は広くて、快適装備が満載で、乗り心地も極上。誰かに運転を任せ、後席へ座ってゆったり移動するならこんなクルマがいいですね。これまでショーファードリブンといえばセダンが主流でしたが、「どうせ都市部は渋滞だし、高速道路もそんなに速度を上げるわけでもないし、だったら室内が広いクルマのほうがいいんじゃない?」というのがLMの考え方です。
    2024.4.30
  • 専門家レビュー
    欲張らないベーシックSUV
    ホンダ WR-V
    後席や荷室が広いから使い勝手が良くてリーズナブルなコンパクトSUV。「車体は小さいほうがいいけれどヴェゼルやヤリスクロスよりも実用的なSUVが欲しい」とか「ヴェゼルよりも安く小さなSUVが欲しい」と考えているのなら最適な1台です。
    2024.4.30
  • 専門家レビュー
    ライバルよりも乗り味がいい
    三菱 トライトン
    オトコなら(もちろん女性でも!)人生で一度は所有してみたいピックアップトラック。たしかに車体は大きいから取り回しは大変。でも、それを上回る満足感を得られるんじゃなかと思います。何歳になっても冒険心を忘れない大人にオススメ。普通の車じゃ味わえない世界が待っていますよ。
    2024.3.25
  • 専門家レビュー
    運転好きも満足できるコンパクト
    スズキ スイフト
    よくできたコンパクトカー。使い勝手は「ソリオ」などハイトワゴンにかないませんが、新型になってもスイフトの伝統芸ともいえる走りの良さはさすがです。運転好きの人が選ぶコンパクトカーとして超オススメ。
    2024.2.26
  • 専門家レビュー
    一流スポーツカーの最高峰
    ポルシェ 911
    スポーツカーのお手本のような存在。ポルシェ911のすごさがどこにあるかといえば、絶対にドライバーやファンを裏切らないことではないでしょうかね。ドライバー目線でいえば、つねに期待する走行の上をいき、運転操作に対する反応としての挙動が素直。ファンとしては、新型が出るたびに性能が上がり、スタイリングやインテリアの雰囲気も洗練されていくことの安心感。そういう部分で、911は送り手側と受け手側のマッチングがしっかりとできているクルマだと常々思っています。
    2024.2.26
  • 専門家レビュー
    荷室は広いが後席はいまひとつ?
    トヨタ カローラクロス
    手ごろなサイズで実用的なSUVが欲しい。しかもできるだけリーズナブルな価格で。そんな人にはぴったりのモデル。日本でも運転しやすいサイズだし、車体サイズの割には荷室も広く、価格も控えめです。
    2024.2.26
  • 専門家レビュー
    狙うならガソリンもハイブリッドも2023年11月以降のモデル
    トヨタ カローラクロスハイブリッド
    手ごろなサイズで実用的なSUVが欲しい。しかもできるだけリーズナブルな価格で。そんな人にはぴったりのモデル。日本でも運転しやすいサイズだし、車体サイズの割には荷室も広く、価格も控えめです。
    2024.2.26
  • 専門家レビュー
    機械式立体駐車場にも対応
    マツダ CX-30
    4.4mの全長かつ機械式立体駐車場にも入庫できる背の高さとし、車体サイズのわりに荷室を広く用意したという都市型クロスオーバーSUV。そのコンセプトはしっかりと実現しているので、そんな狙いが「愛車に求める要素」と合致するなら積極的に選ぶべき1台と思います。
    2024.2.26
  • 専門家レビュー
    ディーゼルより価格が安く全体的にスポーティ
    マツダ CX-30 ハイブリッド
    4.4mの全長かつ機械式立体駐車場にも入庫できる背の高さとし、車体サイズのわりに荷室を広く用意したという都市型クロスオーバーSUV。そのコンセプトはしっかりと実現しているので、そんな狙いが「愛車に求める要素」と合致するなら積極的に選ぶべき1台と思います。
    2024.2.26
  • 専門家レビュー
    雰囲気重視の都会派SUV
    トヨタ ハリアー
    「『マークⅡ』の現代版」。ボクはハリアーをそう考えています。マークⅡはまわりのクルマよりもちょっと高級感があって、お洒落で、自慢できるクルマでした。ハリアーもそんな存在だと思いませんか。マークⅡが大ヒットしていた時代はセダン中心でしたが、今ではSUVが乗用車の真ん中。そう考えればハリアーってあの頃のマークⅡなのです。
    2024.2.26
  • 専門家レビュー
    「走る楽しさ」を求めるならPHEV一択
    トヨタ ハリアーハイブリッド
    「『マークⅡ』の現代版」。ボクはハリアーをそう考えています。マークⅡはまわりのクルマよりもちょっと高級感があって、お洒落で、自慢できるクルマでした。ハリアーもそんな存在だと思いませんか。マークⅡが大ヒットしていた時代はセダン中心でしたが、今ではSUVが乗用車の真ん中。そう考えればハリアーってあの頃のマークⅡなのです。
    2024.2.26
  • 専門家レビュー
    小さいけどしっかりレクサス
    レクサス LBX
    「日常域で運転しやすいレクサスが欲しい」とか「セカンドカーとして小さなレクサスが欲しい」という人にはちょうどいい選択肢ではないでしょうか。「車体は小さく、でも上質なクルマが欲しい」という人向けのクルマであり、逆に「コスパがいいクルマが欲しい」という人には勧めません。買う人を選ぶクルマと言っていいでしょう。
    2024.1.29
  • 専門家レビュー
    走りと燃費のハイバランス
    BMW 3シリーズ セダン
    乗ると「やっぱりいいよね」と思える3シリーズ。クルマに何を求めるかは人それぞれですが「カッコよさ」「キビキビとした走り」あたりを求めるのなら、後悔のない選択肢ですね。
    2024.1.29
  • 専門家レビュー
    現時点で燃費性能は宇宙一かも
    トヨタ ヤリス
    コンパクトカーとして完成度は高いですね。ただ、コンパクトの原点に立ち返って後席や荷室はあまり広くないので、それをどう捉えるかが判断の分かれ目となるかも。
    2024.1.29
  • 専門家レビュー
    特にハイブリッドの燃費性能は現時点で宇宙一かも
    トヨタ ヤリスハイブリッド
    コンパクトカーとして完成度は高いですね。ただ、コンパクトの原点に立ち返って後席や荷室はあまり広くないので、それをどう捉えるかが判断の分かれ目となるかも。
    2024.1.29
  • 専門家レビュー
    ただただ、運転が気持ちいい
    マツダ ロードスター
    興味があるのなら、絶対に買うことをオススメします。屋根をあけてオープンにしてゆっくり走るだけで、クルマってどうしてこんなに楽しんだろうか?そんな気持ちと幸せをもたらしてくれるスポーツカーです。
    2024.1.29
  • 専門家レビュー
    実用ワゴンとしての性能が高い
    スバル レガシィ アウトバック
    国産車としては唯一無二の存在ですね。大きなワゴンボディでそれなりの悪路走破性も備えたSUVというキャラクターは「こういうのが欲しい」という人には刺さることでしょう。もちろん、SUVというのは忘れて「大きなワゴン」として買ってもいいと思いますよ。
    2024.1.29
  • 専門家レビュー
    新しいクラウンを象徴する存在
    トヨタ クラウン(スポーツ)
    クラウンの新しい一手。「スポーツを名乗る軽快なデザインのSUV」がクラウンとして登場するなんて、ひと昔前なら絶対考えられませんでしたね。従来からのクラウンオーナーやファンは「こんなのクラウンじゃない」というかもしれませんが、このクラウンスポーツのターゲットはそういう人たちではなく新しいものを受け入れる層と考えればいいでしょう。最大のライバルは身内の「ハリアー」であり、ポルシェ「マカン」でしょうかね。価格帯は違いますが。
    2023.12.17
  • 専門家レビュー
    これぞクラウンのど真ん中!?
    トヨタ クラウン(セダン)
    「こういうのを待っていた!」という人も多いのではないでしょうかね。現行クラウンシリーズは4タイプで構成しますが、多くはSUV。しかしこのセダンだけはSUVではないのです。まさにクラウンど真ん中!ただ、印象をひとことでいえば「ずいぶん大きくなったなあ」と「結構高いね!」。あくまで個人の感想です。
    2023.12.17
  • 専門家レビュー
    コンパクトなのに実用的
    トヨタ ヤリスクロス
    世界的なコンパクトSUVブームを背景に生まれた、小さなクロスオーバーSUV。これが使ってみると非常に便利なクルマで、まずコンパクトカーとしては後席や荷室が広いパッケージングだからファミリーユーザーにもぴったり。ハッチバックのヤリスより実用性が高く、コンパクトステーションワゴンのような感覚と言っていいでしょう。そのうえクロスオーバーSUVだから地面に対する着座位置が「高すぎず低すぎず」の絶妙さで乗り降りがしやすく、道から駐車場に入るときの段差なんかも背の低いクルマより気にならないから運転が楽。驚くほど使い勝手がいいです。
    2023.12.17
  • 専門家レビュー
    貴重な純ガソリンの後輪駆動スポーツカー
    トヨタ GR86
    この時代にこういったFRスポーツカーを用意してくれているだけでもありがたい。そう思います。もちろん走りだって楽しくて、ノーマルで不満なくサーキット走行できる実力。いいじゃないですか。
    2023.12.17
  • 専門家レビュー
    実用性も走りもハイレベル
    日産 セレナ
    日産の国内販売における“ど真ん中”の商品として、完成度が高いですね。実用的だし、e-POWERも最新エンジンを組み合わせた仕様で一段と燃費もよくなりました。そして、地味にハンドリング性能が大幅アップしているのも見逃せないところ。買って間違いなしのMクラスミニバンです。
    2023.12.17
  • 専門家レビュー
    トータルでの完成度が高い
    ホンダ N-BOX
    毎日使う道具としてよくできています。新型は「従来型に対して新しくなった気がしない」なんて言われたりもしていますが、運転感覚や乗り心地、静粛性などは明らかにレベルが引き上げられています。ライバルに対して「どこかが飛びぬけて優れている」ということはありませんが、あらゆる方向で少しずつライバルに勝っているので「トータル能力が高い」というクルマですね。
    2023.11.28
  • 専門家レビュー
    アバンギャルドなデザインだけで買い!
    トヨタ プリウス
    大胆な新型のスタイルは好みが分かれるところでしょう。でも、それもプリウスがこれからも存続するための策のひとつ。かつては「ハイブリッドカーが欲しいからプリウスを買う」だったのが、いまではプリウス以外にもハイブリッドカーがたくさん選べる状況に。そんな中、プリウスが生き残るための道として個性的なスタイルで再出発したというわけです。5代目プリウスはこれまでのプリウスとは役割が変わったと考えればいいでしょう。「プリウスが魅力的だから買う」になったのです。
    2023.11.28
  • 専門家レビュー
    アルファードをさらに極める
    トヨタ アルファード
    気に入ったら買っちゃいな!……アルファードを目の前にすると、まさにそんな気分です。値段が高いので誰にでもオススメできるクルマではありませんが、一度この世界を知ってしまうと抜け出せなくなるという気持ちはよくわかりますよ。お世辞抜きにトヨタの誇る最高傑作の1台だと思います。
    2023.11.28
  • 専門家レビュー
    実用性も走りもレベルが高い
    スバル フォレスター
    パッケージング、走り、運転のしやすさ、そしてコストパフォーマンス。トータルで判断するとかなりバランスのいいSUVだと思います。雪道など滑りやすい路面での信頼性も高いですしね。そういう意味では、誰にでもオススメできるクルマだと思います。燃費があんまりよくないことを気にしなければ。
    2023.11.28
  • 専門家レビュー
    アルファードとは走りが違う
    トヨタ ヴェルファイア
    買ってヨシ!の1台ではないでしょうか。確かに高いです。でも、それに見合う価値を得られるのだからしっかりバランスは取れていると思います。個人的には、快適性の向上とともに先代に比べるとドライバビリティが飛躍的に高まったことが注目する部分かなと思っています。
    2023.11.28
  • 専門家レビュー
    燃費と乗り心地が魅力
    トヨタ アクア
    燃費の良さを求めるなら、こんなにふさわしいクルマはありません。でも新型はそれだけじゃなく、加速感や運動性能、そして乗り心地などクルマとして大切なことをしっかり伸ばしてきたのは高く評価するべきポイントだと思います。
    2023.11.28
  • 専門家レビュー
    ハイブリッド専用の小さな高級車
    日産 オーラ e-POWER
    判断が分かれるところですね。コンパクトカーとして考えると「高い」。しかし「小さな高級車」と考えれば、車体の大きなモデルほど高価ではなく納得の価格。というわけで普通のコンパクトカーではなく、小さいけど上質なクルマを求める人のための1台です。
    2023.11.28
  • 専門家レビュー
    乗り心地がいい都会派SUV
    スバル レイバック
    いうなれば「スバル車オーナーがハリアーに乗り換えてしまうのを阻止するクルマ」。だから都会的なSUVっていうことですね。ハリアーに比べて優れているのは、パワートレインとハンドリング面で運転する楽しさが勝っていることと、荷室の実用性が高いこと、そして高速道路の渋滞中に手放し運転ができることですね。
    2023.11.28
  • 専門家レビュー
    地味ながら実力は高い
    スバル インプレッサ(ハッチバック)
    これといって目立つ部分はなく地味だけど、完成度が高くていいクルマ。そんな印象です。「普通にコスパが高いクルマに乗りたい」という人にうってつけ。
    2023.11.28
  • 専門家レビュー
    加速感が気持ちいい
    日産 ノート e-POWER
    完成度は高いです。走りも気持ちいいし、実用性も高いです。だけど、ハイブリッドだけの選択となり価格帯が高いのは否めませんね。そこをどう判断するか。トヨタ「アクア」だってハイブリッドしかないだろう?という声もあるかもしれませんが、トヨタには「ヤリス」があるけれど、「マーチ」なき今、日産にはこのノートしか選択肢がないので……。
    2023.11.28
  • 専門家レビュー
    標準車より充実する装備もトピック
    スズキ ワゴンRカスタムZ
    「ワゴンR」は利便性が高く、日常の足として優れたモデル。そこに個性的なスタイルと充実した装備を加えたのが「ワゴンRカスタムZ」と言えます。もっともオススメできるのは、普通のワゴンRでは物足りない人。
    2023.9.16
  • 専門家レビュー
    普通のSUVでは満足できない人に
    メルセデス・ベンツ GLCクラス クーペ
    個性派のためのSUV。選ぶ基準はこのスタイリングに惚れたかどうかではないでしょうかね。「どうしてもクーペでなければ…」という人以外は、荷室の広い“クーペではないGLC”のほうが実用的でトータルバランスは上です。つまり、「そんなの関係ねぇ! デザインで選ぶ」という人向けのクルマということです。
    2023.9.13
  • 専門家レビュー
    普通のSUVでは満足できない&加速の快感に浸りたい人へ
    メルセデスAMG GLCクラス クーペ
    個性派のためのSUV。選ぶ基準はこのスタイリングに惚れたかどうかではないでしょうかね。「どうしてもクーペでなければ…」という人以外は、荷室の広い“クーペではないGLC”のほうが実用的でトータルバランスは上です。つまり、「そんなの関係ねぇ! デザインで選ぶ」という人向けのクルマということです。
    2023.9.13
  • 専門家レビュー
    いわばSUVの3シリーズ
    BMW X3
    いうなれば「SUVの3シリーズ」。かつては異端児的なモデルでしたが、今ではすっかり定番になった感じですね。楽しく走れて、後席や荷室の広さも実用的。パワートレインのバリエーションの広さも魅力です。
    2023.9.13
  • 専門家レビュー
    自宅に充電設備を設置できるのならば
    BMW X3プラグインハイブリッド
    いうなれば「SUVの3シリーズ」。かつては異端児的なモデルでしたが、今ではすっかり定番になった感じですね。楽しく走れて、後席や荷室の広さも実用的。パワートレインのバリエーションの広さも魅力です。
    2023.9.13
  • 専門家レビュー
    このキャラクターだけで買い
    三菱 デリカミニ
    このスタイルやキャラクターが気に入ったのなら「買い!」です。カッコつけたり高級感を醸すのではなく、アクティブでちょっとコミカルな雰囲気に惚れてしまいそう。
    2023.9.13
  • 専門家レビュー
    911より軽快に走る
    ポルシェ 718 ボクスター
    口の悪い人は「プアマンズポルシェ」なんていうかもしれませんが、そんな人には言わせておけばいいのです。この軽快感や運動性能の素直さを知ると、「ドライブを楽しむならこれぞポルシェの神髄」と思わずにはいられませんから。
    2023.9.13
  • 専門家レビュー
    ファミリーカーにもなるスポーツカー
    フォルクスワーゲン ゴルフ R ヴァリアント
    ハイパフォーマンスなドライバーズカーでありながら、実用的で快適なクルマ。まるで良妻賢母とでも言うべき、2つの良さをハイレベルに兼ね備えた出来過ぎなクルマです。これ1台あれば、日常の買い物、旅行、冠婚葬祭、そしてサーキット走行まですべて対応してくれるんだからとんでもない1台。
    2023.9.13
  • 専門家レビュー
    走りも実用性も完成度の高いワゴンです
    メルセデス・ベンツ Eクラス ステーションワゴン
    「Cクラス以上、Sクラス未満」というのがEクラスのポジションですが、ステーションワゴンとなると話は別。Sクラスにはステーションワゴンがないので、事実上、メルセデスベンツにとって最上級のステーションワゴンとなります。もちろん中身は、そんな立ち位置に見合うもの。内外装は上質だし、荷室も広いし、なにより快適。そしてなにより、「SUVではなく、あえてステーションワゴン」というモノ選びがいいですね。
    2023.9.13
  • 専門家レビュー
    お金に余裕があるならAMGのV8を堪能したい
    メルセデスAMG Eクラス ステーションワゴン
    「Cクラス以上、Sクラス未満」というのがEクラスのポジションですが、ステーションワゴンとなると話は別。Sクラスにはステーションワゴンがないので、事実上、メルセデスベンツにとって最上級のステーションワゴンとなります。もちろん中身は、そんな立ち位置に見合うもの。内外装は上質だし、荷室も広いし、なにより快適。そしてなにより、「SUVではなく、あえてステーションワゴン」というモノ選びがいいですね。
    2023.9.13
  • 専門家レビュー
    本音を言えばディーゼルが欲しいが
    トヨタ ハイエースワゴン
    たくさんの人を乗せたい人のためのクルマ。ミニバンに比べるとたくさんの人が乗れます。いっぽうで快適性などはミニバン未満。そのバランスをどう考えるかです。
    2023.9.13
  • 専門家レビュー
    今では十分コンパクトなサイズ
    BMW 2シリーズ クーペ
    後輪駆動で、コンパクトで、それなりにパワーのあるクーペが欲しいのであれば、ベストな選択肢の1台といっていいのではないでしょうか。ボディサイズからして、乗っているとひと昔前の「3シリーズクーペ」くらいの感覚ですね。でも、3シリーズクーペ時代に比べるとパワートレインもサスペンションも装備も洗練されて、驚くほど完成度が高いです。
    2023.9.13
  • 専門家レビュー
    意外に実用性が高い
    アウディ TT クーペ
    ついにファイナルモデルが登場し、その歴史に幕が閉じるカウントダウンが始まりましたね。デザインがまず売りのクルマなので、スタイルに惚れたら買っていいのではないでしょうか。運転する歓びを求めるのなら「TTSクーペ」以上がおすすめです。エンジンが気持ちよくなるので。
    2023.9.13
  • 専門家レビュー
    運転する歓びなら「TTSクーペ」以上がおすすめ
    アウディ TTS
    ついにファイナルモデルが登場し、その歴史に幕が閉じるカウントダウンが始まりましたね。デザインがまず売りのクルマなので、スタイルに惚れたら買っていいのではないでしょうか。運転する歓びを求めるのなら「TTSクーペ」以上がおすすめです。エンジンが気持ちよくなるので。
    2023.9.13
  • 専門家レビュー
    5気筒のターボエンジンが刺激的に気持ちいい!
    アウディ TT RS
    ついにファイナルモデルが登場し、その歴史に幕が閉じるカウントダウンが始まりましたね。デザインがまず売りのクルマなので、スタイルに惚れたら買っていいのではないでしょうか。運転する歓びを求めるのなら「TTSクーペ」以上がおすすめです。エンジンが気持ちよくなるので。
    2023.9.13
  • 専門家レビュー
    とんでもないコーナリングマシン
    ルノー メガーヌ ルノー・スポール
    興味を持ったら買っておくべき1台。ルノーのスポーツモデルとして、最高傑作といっていいでしょう。ルノー・スポールの組織変更に伴って今後は「R.S.」の新型は出てこない見込み。つまり最後の「R.S.」なのです。とはいえ今後もメガーヌにスポーツモデルが登場する可能性はありますが、このクルマのようにパワフルな純ガソリン車で……というと難しい。残念なのは、ルノー・スポール社(現アルピーヌ)の本拠地であるディエップ工場製ではないということくらいでしょうか。
    2023.9.13
  • 専門家レビュー
    マセラティの新しい流れ
    マセラティ グレカーレ
    スポーティなSUVが欲しいけれどポルシェ・マカンじゃあ普通過ぎるし……なんていう人にオススメしたい1台。特に「トロフェオ」は、過激な走りとSUVの実用性を楽しめる「1粒で2度おいしい」モデルですね。
    2023.9.13
  • 専門家レビュー
    実用性重視ならいい選択
    日産 キャラバン
    荷物を運ぶためのバンであり、プロユースがメイン。だから快適性や走行性能といった一般的な乗用車の基準で語るのはちょっと違いますよね。まず大事なのは荷物をしっかり積めることであり、そういう意味ではミニバンには負けない性能を誇ります。ハイエースとどっちがいいのか? そう問われれば、「好み次第で」じゃないでしょうか。
    2023.9.13
  • 専門家レビュー
    優等生で意外にスポーティ
    ボルボ XC60
    室内は快適で居心地がいい、そして優しく包まれる感じがあってロングドライブで疲れない。デザインもシンプルで洗練されていて乗っている人がスマートに見える。いいクルマじゃないですか、ボルボって。実際に乗ってみないと魅力がわかりにくいかもしれませんが、親しむとどんどん引き込まれるんですよね。
    2023.7.20
  • 専門家レビュー
    燃費性能だけでなく動力性能重視の人にも魅力
    ボルボ XC60 プラグインハイブリッド
    室内は快適で居心地がいい、そして優しく包まれる感じがあってロングドライブで疲れない。デザインもシンプルで洗練されていて乗っている人がスマートに見える。いいクルマじゃないですか、ボルボって。実際に乗ってみないと魅力がわかりにくいかもしれませんが、親しむとどんどん引き込まれるんですよね。
    2023.7.20
  • 専門家レビュー
    ひとまわり大きな軽自動車
    トヨタ パッソ
    ひとことでいえば「シンプル・イズ・ベスト・カー」ですね。装備も走りも、そしてエンジンやボディサイズにも過剰なものはなにもありません。そして安い。しかし、日常移動はこれで十分だし、後席が広めだからファミリーだって対応できる。そういうベーシックなクルマを求めている人のための商品ですね。
    2023.7.20
  • 専門家レビュー
    別世界が味わえる
    ランドローバー レンジローバー
    気品あふれる存在感と、モダンアートのようなデザイン。そして空飛ぶじゅうたんのような乗り心地。エンジンのフィーリングだって魅惑的。すべてが宮殿級の存在です。まあ、金額的にも手の届かない高さですが、それは仕方ないですよね。なにもかもが普通のクルマの水準とは全く違うところにあるのですから。
    2023.7.20
  • 専門家レビュー
    シンプルでリーズナブル
    三菱 RVR
    “新しさ”とか“いかにも”な性能はいらないけど、コスパの高い堅実なコンパクトSUVが欲しい……。そんな人にとってはジャストな選択肢ではないでしょうか。
    2023.7.20
  • 専門家レビュー
    「SUVのSクラス」……ですからね
    メルセデス・ベンツ GLSクラス
    メルセデス・ベンツのSUVシリーズの中でもっとも大きく、もっとも上級のモデル。さすがに車体が大きいので、このクルマを買うにはそれ相応の理由が必要ではないでしょうかね。大きくて存在感のあるクルマが欲しいとか、ゆとりの室内が魅力とか、広い荷室が欲しいとか。そういった目的があれば、きっと満足できると思います。
    2023.7.20
  • 専門家レビュー
    スポーティさを含め乗り味の全体的な洗練度はAMGモデルに軍配
    メルセデスAMG GLSクラス
    メルセデス・ベンツのSUVシリーズの中でもっとも大きく、もっとも上級のモデル。さすがに車体が大きいので、このクルマを買うにはそれ相応の理由が必要ではないでしょうかね。大きくて存在感のあるクルマが欲しいとか、ゆとりの室内が魅力とか、広い荷室が欲しいとか。そういった目的があれば、きっと満足できると思います。
    2023.7.20
  • 専門家レビュー
    意外と楽しい走りにも注目
    フォルクスワーゲン ID.4
    日本でフォルクスワーゲンの電気自動車を買おうと思ったら、現時点(2023年夏)ではこのクルマしか選択肢がありません。「ゴルフ」からの買い替えだとサイズも含めてちょっと違和感あるかもしれませんが、同じセグメントであるガソリン車のSUV「ティグアン」からの買い替えだったらアリかもしれません。
    2023.7.20
  • 専門家レビュー
    あえてセダンじゃなくてワゴン
    メルセデス・ベンツ Cクラス ステーションワゴン
    ステーションワゴンに対して、かつては「セダンではなくワゴンを買う理由」で語ることが多かったのですが、昨今は「SUVではなくワゴンを買う理由」という切り口のほうが参考になるかもしれませんね。その理由は一般的に走りで、メインは重心の低さからくる超高速域の安定性の高さ。しかしそれだけでなく、実用上のメリットもあり、それは同じセグメントで比べるとSUVよりワゴンのほうが荷室の床面積が広い(奥行がある)こと。それはCクラスステーションワゴンにもあてはまり、荷室の床の広さを求めて「GLC」ではなくCクラスステーションワゴンを買うのも大いにアリだと思います。
    2023.7.20
  • 専門家レビュー
    SUVの形をしたスポーツカー
    ポルシェ カイエン
    今やポルシェの屋台骨を支える重要な1台ですね。印象をひとことでいえば「とにかくデカイ!(そのぶん日常の取り回しはけっこう大変!)」。いっぽうで実際に乗ってみると「さすがスポーツカーメーカーの作るSUVは一味違うな」というのをひしひしと感じる、キレッキレの操縦性が楽しめます。それが他銘柄との最大の違いではないでしょうか。
    2023.6.22
  • 専門家レビュー
    燃料代が気になる人はハイブリッドでもキレのあるPHVを
    ポルシェ カイエン PHV
    今やポルシェの屋台骨を支える重要な1台ですね。印象をひとことでいえば「とにかくデカイ!(そのぶん日常の取り回しはけっこう大変!)」。いっぽうで実際に乗ってみると「さすがスポーツカーメーカーの作るSUVは一味違うな」というのをひしひしと感じる、キレッキレの操縦性が楽しめます。それが他銘柄との最大の違いではないでしょうか。
    2023.6.22
  • 専門家レビュー
    ファッションで乗るレトロスタイル
    メルセデス・ベンツ Gクラス
    Gクラスか、それ以外か? 世の中は「石を投げればSUVに当たる」というほどのSUVブームで多種多様なSUVがありますが、Gクラスはやっぱり特別な存在。強靭な設計による高い悪路走破性はもちろんですが、それ以上にクラシカルな世界観が特徴。それに魅力を感じたら、Gクラス以外に選択肢はないでしょう。
    2023.6.22
  • 専門家レビュー
    スバルじゃなきゃいけない人向け
    スバル レックス
    スバルらしいクルマが欲しい…という人には向かないことは先にお伝えしておきましょう。ダイハツからのOEMモデルであり、スバルらしい仕立てはまったく(正確に言うとエンブレム以外には)ありません。とはいえ、実用性とかコスパは高いので、商品としての実力は間違いないですね。
    2023.6.22
  • 専門家レビュー
    この美しいスタイルだけで買う価値あり
    ランドローバー レンジローバーヴェラール
    デザインに惚れたら買うしかない。もうそれですよ。とにもかくにもデザイン。そのうえで、質感が高くてクールなインテリアや上質な乗り味までついてくるのだから素晴らしいですよね。さらに、上質で洗練されたインテリアやレンジローバーの走りまで付いてきます。
    2023.6.22
  • 専門家レビュー
    このサイズ感がハマる人向け
    メルセデス・ベンツ Eクラス セダン
    Cクラス以上、Sクラス未満。Eクラスじゃなければならない理由はあまりないような気もしますが、Eクラスがちょうどいいという人もいることでしょう。
    2023.6.22
  • 専門家レビュー
    Eクラスの、より広い荷室を好む人向け
    メルセデス・ベンツ Eクラス ステーションワゴン
    Cクラス以上、Sクラス未満。Eクラスじゃなければならない理由はあまりないような気もしますが、Eクラスがちょうどいいという人もいることでしょう。
    2023.6.22
  • 専門家レビュー
    燃費なんて気にしない族なら、よりハイスペックなこちら
    メルセデスAMG Eクラス セダン
    Cクラス以上、Sクラス未満。Eクラスじゃなければならない理由はあまりないような気もしますが、Eクラスがちょうどいいという人もいることでしょう。
    2023.6.22
  • 専門家レビュー
    ファミリーカーのふりをしたスポーツカー
    フォルクスワーゲン ゴルフ R
    見た目、そして(DCC装着車で)コンフォートモード時の乗り心地の優しさも尖った印象はないのですが、本気で走ったらバリバリの武闘派というギャップが面白いですね。普通に乗れば実用的で快適なファミリーカーなので、家族を丸め込んで買える本格スポーツモデルということにものすごい価値を感じます。
    2023.6.22
  • 専門家レビュー
    クルマ好きなら黙ってクーペ
    レクサス RC
    サイズが大きすぎず、適度な大きさのスポーティクーペ。気が付けば、世の中からはそんなクルマがどんどん消えてしまいました。そんな中、レクサスが用意してくれているRCのポイントは2つ。美しいスタイルとRC350の爽快な運転感覚です。それらに興味がないのならRCを選ぶ理由はあまりないかもしれませんが、それらをクルマに求めるなら超おススメです。
    2023.6.22
  • 専門家レビュー
    燃費&見た目や雰囲気でRCに乗りたい人向け
    レクサス RCハイブリッド
    サイズが大きすぎず、適度な大きさのスポーティクーペ。気が付けば、世の中からはそんなクルマがどんどん消えてしまいました。そんな中、レクサスが用意してくれているRCのポイントは2つ。美しいスタイルとRC350の爽快な運転感覚です。それらに興味がないのならRCを選ぶ理由はあまりないかもしれませんが、それらをクルマに求めるなら超おススメです。
    2023.6.22
  • 専門家レビュー
    後世に語り継がれる1台
    トヨタ スープラ
    欲しいなら買え! 以上です。おそらくピュアエンジンを搭載した高性能スポーツカーとしては最後の世代でしょう。気になるなら買わないと後悔すると思います。迷っている暇はありません。ボクだって欲しいです(宝くじさえ当たれば……!)。
    2023.6.22

記事をもっと見る