ランドローバー レンジローバー 「別世界が味わえる」の専門家レビュー ※掲載内容は執筆日時点の情報です。

工藤 貴宏
工藤 貴宏(著者の記事一覧
自動車ジャーナリスト
評価

5

デザイン
5
走行性能
5
乗り心地
5
積載性
5
燃費
2
価格
2

別世界が味わえる

2023.7.20

年式
2021年11月〜モデル
総評
気品あふれる存在感と、モダンアートのようなデザイン。そして空飛ぶじゅうたんのような乗り心地。エンジンのフィーリングだって魅惑的。すべてが宮殿級の存在です。まあ、金額的にも手の届かない高さですが、それは仕方ないですよね。なにもかもが普通のクルマの水準とは全く違うところにあるのですから。
満足している点
見た目と存在感とエンジンと乗り心地。加えてオフロード走破性。むしろ満足できない部分を探すのが難しい。まるで出木杉君のようなクルマです。
不満な点
値段の話は……このクルマに手が届くような人には関係ない話……ですよね?
デザイン

5

はじめて実車を見たとき、モーターショーのステージ上に飾られるコンセプトカーかと思いました。余計な飾りなどなく徹底的にシンプルなのに斬新で、モダンで、気品がある。それってすごいことですよね。デザイナーの仕事が素晴らしいです。いうなれば現代アートですよ。MoMAに永久収蔵されてもいいのでは?と思うほど。
走行性能

5

性能といえば世界最高水準のオフロード性能も自慢ですが、いっぽうで舗装路の走りだって素晴らしい。エンジンは複数ありますが、どれもパワフル。何が言いたいかといえば、レベルが高くてどれを選んでも高い満足感を得られるってことです。ディーゼルだって満足できる高品質感があるし、ガソリンはさらに繊細で滑らか。それらでも十分な性能ですが、もっと上を求めるのであれば圧巻の加速を味わえるV8ツインターボだってある。プラグインハイブリッドは、普段はエンジンを使わずEVのように乗れ、遠出の時はエンジンを変えて普通のハイブリッドカーとして使えるので自宅に充電環境がある人なら魅力的ですね。
乗り心地

5

いやもう素晴らしいです。いうなれば「魔法のじゅうたん」。まるで車体が路面から浮いているかのように、路面から入ってくる凹凸や細かい振動を乗員に伝えないのがすごいですね。とにかくフラットライド感のレベルが高いんです。一度乗れば、ほかのクルマには乗れなくなってしまうかも。もう降参。
積載性

5

バッチリです。以上!……では短すぎるのでもう少し付け加えておくと、車体が大きいのですから狭いわけがありません。後席を畳まなくたって大型スーツケースを人数分載せられるだけの広い空間がありますからね。
燃費

2

燃費はウィークポイントのひとつ。なのですが、このクルマを買うには「ガソリン代なんて気にしない」というのが条件のひとつで間違いないのだから買う人には関係ないでしょうね。どうしても……というのであれば、燃料代をガソリン車よりは抑えられるディーゼル車を選ぶといいでしょう。もちろん、ディーゼル車でも騒音や振動はしっかり抑えてあるのでご安心を。
価格

2

この価格に納得できる人のためのクルマ。高いか安いかといえば「とても高い」ですが、そもそもこのクルマのターゲット層はその値段を当然のように理解して、素直に払える人。外野が細かいことを言う世界ではないのです。
工藤 貴宏
工藤 貴宏
自動車ジャーナリスト
1976年生まれ。クルマ好きが高じ、大学在学中に自動車雑誌の編集部でアルバイトしたことをきっかけに、そのまま就職。そして編集プロダクションを経てフリーランスの自動車ライターに。日々新車を試乗し、日夜レポートを書く日々も気がつけば10年以上。そろそろ、家族に内緒でスポーツカーを買う癖はなんとかしないと。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員日本自動車ジャーナリスト協会会員
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