ミニ MINI Countryman 「もっとも実用的なミニ」の専門家レビュー ※掲載内容は執筆日時点の情報です。

工藤 貴宏
工藤 貴宏(著者の記事一覧
自動車ジャーナリスト
評価

5

デザイン
5
走行性能
5
乗り心地
3
積載性
5
燃費
4
価格
2

もっとも実用的なミニ

2024.12.25

年式
2024年10月〜モデル
総評
ミニの世界観にどっぷりと浸れますね。このクルマの前身は(日本では諸事情により)「ミニクロスオーバー」だったのですが、フルモデルチェンジを機に海外と同じ「カントリーマン」にシフトしました。ガラリと変わった内外装のデザインは「今までとは違うな」という印象ですが、ミニらしさはしっかり感じられるから見事。とにもかくにも、そこが大事ですからね。
満足している点
ミニワールド全開なこと。エクステリアはミニ本来の「○」ではなく「□」がモチーフですが全く違和感はなく、一方で室内は円盤型の液晶としたメーターを組み合わせるなど雰囲気十分。あと、ミニとしては実用的な後席やラゲッジスペースがあるのがいいですね(そのぶん車体も大きいですが)。
不満な点
国産車に比べると車両価格が高いことでしょうかね。逆に言えば、そのくらいしか見当たらず。
デザイン

5

デザインは主観による部分が大きいので、はっきり書きますね。……めっちゃいいじゃないですか。ミニらしさをしっかりと感じさせつつ、単にレトロなだけではなく新しさもある。デザインだけで選びたくなる人の気持ち、よくわかります。
走行性能

5

パワートレインは150㎰のディーゼルエンジン、156㎰の“通常の”ガソリンエンジン、そして204㎰の高性能版ガソリンエンジン、さらにはモーター(EV)の4タイプ。選べるって素晴らしいですね。オススメは、街中と近距離専用ならモーター。滑らかでピュアな加速感はたまりません。いっぽうで長距離が主なら中間加速が力強いディーゼルがいいですね。どちらにも当てはまらない人は、好きなガソリンエンジンを選べばいいでしょう。
乗り心地

3

ミニらしい乗り心地です。といっても伝わりにくいと思うのでもう少しダイレクトに伝えると、極上の乗り心地ではなく芯があって路面とのコンタクトがしっかりと得られる感じ。言い方を変えれば「少しコツコツする」といったところ。ミニらしいでしょ?
積載性

5

ミニ兄弟の中でナンバーワンの荷室自慢。後席使用時の容量は505Lと一般的なCセグメントハッチバックよりも広いほどで、これならファミリーカーとしても十分活用できます。「普通のミニのラゲッジでは狭すぎるんだよ……」という人も、カントリーマンなら納得でしょう。
燃費

4

どのパワートレインを選ぶかによりますが、自宅充電を前提にすればもっともエネルギーコストがかからないのはEVモデル。ただしEVにはいろんな制約があるので、現実的な解はディーゼルじゃないでしょうかね。燃費がいいうえに、燃料の軽油は単価が安いからハイオクを給油するガソリン車よりもずっと財布にやさしい。個人的に選ぶなら、ディーゼルですね。それにしても、昨今のミニは全体的に燃費がいいですね。
価格

2

493万円から667万円。安くはないですが、今は為替レートが不利だし、クルマの価格はどんどん上昇しているのでこんな感じですかね。いや、やっぱり一般的な感覚でいえば高めですよね。単純に為替レートで計算したら本国価格に対して割安なのでしょうけれど。
工藤 貴宏
工藤 貴宏
自動車ジャーナリスト
1976年生まれ。クルマ好きが高じ、大学在学中に自動車雑誌の編集部でアルバイトしたことをきっかけに、そのまま就職。そして編集プロダクションを経てフリーランスの自動車ライターに。日々新車を試乗し、日夜レポートを書く日々も気がつけば10年以上。そろそろ、家族に内緒でスポーツカーを買う癖はなんとかしないと。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員日本自動車ジャーナリスト協会会員
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