2025年末をもって「アルピナ」の商標権がBMWグループに譲渡されるため、創業家のボーフェンジーペン家が手がける最後のアルピナ車となるB3GT/B4GT。そのディテールを写真で紹介しよう。
アルピナが誇る最高の魅力を体現したモデル
1965年にブルカルト・ボーフェンジーペンはアルピナ(ALPINA)社を創設。同社のチューンしたBMW車はヨーロッパのツーリングカー選手権を席巻し、またBMW公認のコンプリートカー メーカーとして多くのモデルを送り出してきた。だが前述のように「アルピナ」ブランドの商標権は2026年からBMWグループに譲渡されるため、このB3GT/B4GTがボーフェンジーペン家が手がけた最後のアルピナ車となる。
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従来モデルのB3GT/B4GTをベースに、パワーユニットの3L 直6ツインターボエンジンは529psと730Nmにパワーアップ。しかも市街地でも高速道路でも扱いやすいようにエンジンマッピングが見直された。このハイパフォーマンスを8速ATを介してフルタイムで4輪を駆動する。
エクステリアではエアロパーツを小変更し、エアロダイナミクスを高めている。足元はGT専用のデザインカラーである「オロ テクニコ」と呼ばれるゴールド仕上げの20インチ鍛造ホイールが引き締めている。ラヴァリナレザーで手仕上げされたステアリングホイールなど、アルピナらしいスポーティさにラグジュアリーさも加味したインテリアにも、オロ テクニコをアクセントカラーに用いている。
なおアルピナ社は、2026年以降は「ボーフェンジーペン社」として、クラシックカー関連事業への投資や、これまでと異なる情熱的で新しいモビリティの開発に挑戦し続けるとアナウンスされているが、事業の詳細に関しては2024年の後半に発表される予定だ。
BMWアルピナ B3GTセダン<B4GTグランクーペ> 主要諸元
●全長×全幅×全高:4725×1825×1440mm<4800×1850×1440>
●ホイールベース:2850mm<2855>
●車両重量:1840kg<1910>
●エンジン:直6 DOHCツインターボ
●総排気量:2992cc
●最高出力:389kW(529ps)/6250-6500rpm
●最大トルク:730Nm(74.4kgm)/2500−4500rpm
●トランスミッション:8速AT
●駆動方式:フロント縦置き4WD
●燃料・タンク容量:プレミアム・59L
●WLTCモード燃費:未発表
●0→100km/h加速:3.4秒<3.5>
●巡航最高速度:308km/h<305>
●タイヤサイズ:前255/30ZR20、後265/30ZR20
●車両価格(税込):1650万円<1710万円>※いずれも左ハンドル
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みんなのコメント
ベースに作られるアルピナにも
影響するのが気の毒です。
重量増加してしまう四駆化する前の、
先代モデルの方が、魅力的に思えます。